尾辻大臣記者会見概要

H17.08.18(木)11:55~12:00 省内会見場

広報室

会見の詳細

厚生労働省人事異動案について

大臣:
今般幹部職員の人事異動を行う予定としておりますので、局長以上についてその内容を申し上げます。なおこれらの人事につきましては、内閣の承認を得る必要がありますので8月26日予定の閣議にお諮りをして、承認が得られれば同日付で発令することといたしております。
異動の内容でありますが、岩尾總一郎医政局長の勇退を認め、その後任に松谷有希雄大臣官房技術総括審議官を。田中慶司健康局長の勇退を認め、その後任に中島正治大臣官房審議官を。青木功職業安定局長の勇退を認め、その後任に鈴木直和大臣官房長を、大臣官房長には阿曽沼慎司医薬食品局長を、医薬食品局長には福井和夫大臣官房総括審議官を。伍藤忠春雇用均等・児童家庭局長の勇退を認め、その後任に北井久美子大臣官房審議官を。小島比登志社会・援護局長の勇退を認め、その後任に中村秀一老健局長を、老健局長には磯部文雄内閣官房内閣審議官を。また井口直樹政策統括官の勇退を認め、その後任に塩田幸雄社会・援護局障害保健福祉部長をそれぞれ任命するものでございます。今回お伝えする人事異動の内容は以上でございます。

質疑

記者:
全体の人事の狙いというのが1点と、それと次官級のお二人を続投という形になろうかと思うんですが、そのお二人が続投ということになった理由、この2点お願いします。
大臣:
まず基本的に人事でありますから「適材適所に人事を行った」ということでございます。
次官と厚労審の留任のことでございますけれども、基本的には適材適所の人事を行った結果ということになりますけれども、同時に私がかねて言っておりましたことは「出来るだけ長く」と言いますか「年齢をもう少し引き上げて」という方がいい表現になるかも知れません、そのように努めてもらおうとは方針として考えておりました。民間の皆さんに65歳定年をお願いしながら、役所の実質の定年がもっと早い。これはいかがなものかと思っておりまして、段々役所の実質定年・やめる時期をそうした年齢まで引き上げる必要があると私は考えております。従いまして、トップを1年留任させるということはそういう意味で1年長くなると思っておりまして、かねてからこのことは言っておったところであります。そうした方針に基づいての人事とお考えいただきたいと存じます。

(了)