閣議後記者会見概要

H17.08.15(月)10:11~10:18 省内会見場

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
閣議の大臣発言からご報告申し上げます。一般職の職員の給与についての人事院の報告及び勧告について総務大臣から発言がございました。本日の閣議・閣僚懇談会における大臣発言は1件でございます。

質疑

記者:
先日の会見で、今日靖国神社に参拝なさる予告をなさっておりましたが、時間は決まりましたでしょうか。
大臣:
たぶん夕方に近い午後になるだろうと思います。と言いますのは、今日この後戦没者追悼式がございます。その後所用がございますので、それが終わってお参りをするつもりでありますから、申し上げたような時間になるだろうと思います。
記者:
省内の幹部人事なんですが、どのタイミングでどういうねらいでなさるお考えでしょうか。
大臣:
シーリングが日程的には予定どおり一段落した段階で、と考えております。
記者:
8月末ということになりますでしょうか。
大臣:
そういうことになろうかと思います。
記者:
終戦記念日ということで、今日閣議・閣僚懇の中で、終戦記念日に関わる、関係するような発言というのは特にありませんでしたでしょうか。
大臣:
総理が談話を出されるということで、その談話について今朝お話がございました。総理の談話でございますから後ほど発表されると思います。
記者:
以前、遺骨収集事業について何らかの形を、とおっしゃっていたかと思うんですが、改めて今どのようにお考えなんでしょうか。
大臣:
個人的な意見としてでありますけれども、何回も遺骨収集にも出かけておりますから、特に「南方」と私どもが呼んでおります方のご遺骨の状況というのもよく承知をいたしております。いろいろ考えますとどこかで幕を引くべきことだと考えております。どうした形でそれをすべきかということを考える時期に来ていると思います。
これを概算要求にあたりどういうふうに見込んで盛り込むのか。具体的に言いますと集中的に調査をして、残されたご遺骨をしっかりと収骨する作業をどうやるのか。まさに概算要求の中でそうした作業を見込んでどう盛り込むのかといったようなことを検討いたしておりまして、そうした形で遺骨収集のあり方を今検討いたしておるところでございます。戦後60年、区切りの年でもありますから、何か考えてみたいと思っておるところであります。
記者:
今の話にも関連しますが、戦後60年ということで省内においてもこのような形でまだ戦後の処理が終わっていない部分があって、また外交の面でも相変わらず先の大戦を巡ってはいろいろな議論が未だに続いているという、まだ戦後が終わっていないという状況についてはどのようにお考えになってますでしょうか。
大臣:
今おっしゃったような、戦後処理が終わっていない幾つかの問題があります。このことは早く、まさに戦後処理でありますから処理をすべきだと思います。ただそうしたこととはちょっと違う話でありますけれども、一方から言うと戦争を風化させてもいけない。この両面をどうするかというのが今私たちが考えるべきことであろうと思います。
記者:
総理の談話についてはどのようなお考えでしょうか。
大臣:
一言で言うと「不戦の誓い」とでも言うのでしょうか、そうした思いを述べておられるものでありました。日頃総理が言っておられるお気持ちを率直に述べておられるものだと感じました。

(了)