閣議後記者会見概要

H17.08.02(火)08:46~08:52 参議院議員食堂

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
閣議における大臣発言からご紹介申し上げます。「平成十七年版日本の防衛」について防衛庁長官から、町村外務大臣の英国及び米国訪問について外務大臣から、さらに島村農林水産大臣のジュネーブ出張について農林水産大臣から、中川経済産業大臣のジュネーブ及びバンコクへの出張について経済産業大臣からそれぞれ発言がございました。 閣僚懇談会においては格別発言はございませんでしたけれども、先日私も出ました「若者応援タウンミーティング イン八王子」、八王子におけるタウンミーティングが話題になりまして私から簡単なご説明を申し上げたところでございます。

C型肝炎対策等に関する専門家会議について

大臣:
今朝は私から1点、C型肝炎対策等に関する専門家会議の報告書がまとまりましたので、これを受けてのご報告を申し上げます。 C型肝炎対策につきましては、本年3月より専門家の方々に検討いただいておりましたけれども、報告書が最終的に取りまとめられ、本日の午後公表の運びとなったところでございます。一人でも多くの感染されておられる患者さんを治し、治っていただく、多くの方々が持っておられる不安を少しでも解消して差し上げることが大変重要な課題だと考えております。この報告書の指摘を踏まえ、平成14年度から取り組んでまいりました「C型肝炎等緊急総合対策」のさらなる充実強化を図りまして、平成18年度概算要求にも反映をさせていきたいと考えておるところでございます。 また改めてこの場をお借りをして、国民の皆様に是非お伝えをしたいと思います。 C型肝炎は今日では新たな感染はほとんど発生をしておりません。しかしながら、感染をしておられる場合には、ご本人が気がつかないうちに、ゆっくりと慢性肝炎から肝硬変や肝がんへと進行していくことが多い病気であります。しかし、今や適切な治療を受けることでウイルスが体内から消え、肝硬変や肝がんの発生する危険性を低下させることができるものでありますから、感染の可能性が心配されている方については、是非早期に検査を受診していただいて感染の有無を確認していただき、もし感染しておられる場合には、適切な医療機関で受診していただくことが大変重要であります。この際そのことをお願いを申し上げておきたいと存じます。 特に、過去に大きな手術を受けたことがある方、また過去に健康診断等で肝機能の異常を指摘されたにも関わらず、その後肝炎の検査を受けていない方などにおかれましては、できるだけ早い機会に検診を受けていただくよう、お願い申し上げるところでございます。 今朝私から申し上げたいことは以上でございます。

質疑

記者:
郵政法案のあおりでシーリングが遅れているようなんですが、社会保障費を巡る議論にどのような影響が出るというふうにお考えでしょうか。
大臣:
遅れが額そのものに特別な影響を受けるとは思っておりません。ただ全体的な作業が例年より遅れておることは事実でありますから、今後私どもも是非遅れを取り戻すべく努力をしたいと考えております。
記者:
同じく郵政法案のあおりで自立支援法案が成立ができるかどうかというところなんですが、大臣はどのように見てらっしゃいますか。
大臣:
最後まで努力を続けて、是非今国会で成立をさせていただきたい。そのための努力は私どもは全て行いたい、努力をしたいと考えています。

(了)