閣議後記者会見概要

H17.07.19(火)09:08~09:14 参議院議員食堂

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
今朝は閣議における大臣発言はございませんでした。閣僚懇談会においては、知床の世界遺産登録決定について環境大臣から発言がございました。他にご報告申し上げることはございません。

質疑

記者:
今日参議院厚生労働委員会の方で自殺防止の対策を求める決議を行う予定ですけれども、これを受けて政府としてはどのような対策を行う予定なのでしょうか。
大臣:
本日参議院厚生労働委員会におきまして、自殺に関する総合対策の緊急かつ効果的な推進を求める決議が行われる予定であるというふうに承っております。かねてから自殺問題への対応は、社会全体の問題でありますし、政府全体で取り組む必要があると考えてまいりました。このことは何回か申し上げたところでもございます。そこで今回ご決議いただきますので、これを機に自殺問題の対策が総合的に一層推進されるよう、関係府省とも十分連携を図って必要な取組みを検討し、その実施に努めてまいりたいと考えております。
記者:
今の自殺の予防に関してなんですが、目標とか何らかの成果を定めて政府で取り組むという形を考えていらっしゃるんでしょうか。
大臣:
まずは、政府全体でスキームを作ってよく検討をしていただくことにしたいと考えておりますので、そこでの検討ということになります。
記者:
健康診断のあり方を見直すというのが一部の報道でありますが、これはどのようにお考えですか。
大臣:
今のお話というのは、生活習慣病対策を充実させなくてはいけないということでいろいろ考えております。そうした中の1つの話として出てきたのだと考えます。健診や保健指導をはじめとする生活習慣病対策を充実させるということは国民の健康の増進、生活の質の向上等の観点から極めて重要な課題だと考えております。特に健診は生活習慣病等の病気を持っておる方、病気までには至っていないけれどもその前の状態にある方、いろいろおられます方々を早期に発見いたして適切な保健指導や既に病気になっておられる方でいうと治療につなげるということを目的としており、健診後の適切な保健指導等により個人の生活習慣の改善、発症予防の効果が期待されております。こうしたことから今申し上げた生活習慣病健診、あるいはその後に続く保健指導をより効果的・効率的な内容とするため、これらを巡る今後の方向につきましては、有識者によってご議論をいただくことにしておりまして、今その有識者の方々のご議論の場を作るべく準備を進めておるということでございます。

(了)