閣議後記者会見概要

H17.05.17(火)09:16~09:20 参議院議員食堂

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
閣議での大臣発言はございませんでした。閣僚懇で二人の大臣から発言がございました。一つは裁判員制度広報ビデオの完成について法務大臣から、もう一件、人事交流の推薦について内閣官房長官から発言がございました。閣僚懇談会における大臣発言は以上でございます。その他私からご報告申し上げることはございません。

質疑

記者:
法務省と協力して刑務所を出所された方達の再就職支援が、再犯防止の点で重要な課題と言われているんですけれども、厚生労働省と法務省で協力してこの支援を行うということですが、どのような対策を考えておられますでしょうか。
大臣:
今まだ具体的な協議に入っておりません。この問題は大事な問題だと認識を致しておりますし、最近また、今の協議をするというようなことを求めるという意味で、そうしたことに絡む、そうしたことを求めるような事件も発生を致しております。協議が必要だと考えておりますので早急に取り組みたいと思います。まだ具体的な内容を申し上げる段階ではありません。
記者:
現在失業率が依然としてまだ高い水準となっている中で、こうした支援を行うというのは非常に難しい面もあると思うんですが、そういった点についてはどのようにお考えでしょうか。
大臣:
確かに今の雇用情勢、これはいつも申し上げておるわけでありますが、改善の傾向にありますけれども、いまだ厳しい状況でございます。特に若者対策や地域間格差が大きいといった、私どもがまだ取り組まなくてはならない大きな課題もございます。そうした中での話でありますから、どういうことができるのかよく協議をしながら、申し上げたように今協議しようとしていることもまた大変重要な課題だという認識は持っておりますから、努力をしたいと思っております。
記者:
昨日特殊法人等改革推進本部の参与会議の飯田座長が会見しまして、雇用・能力開発機構の効率化について現在の理事長の下では効率化は進まないのではないかといういった趣旨の発言をされました。大臣としてどのように受け止めてらっしゃいますか。
大臣:
今お話の雇用・能力開発機構の理事長でございますけれども、平成16年6月
に就任していただきました。民間から来ていただいたわけでございまして、その民間の経営感覚を生かしながら、事務事業の効率化など法人の改革を推進していただいておるところであります。私が聞いております話では大変よくがんばっていただいている方でございます。
今話題になりました参与会議についてでございますけれども、まだここからの報告を受けておりませんから詳しくは私も承知いたしておりませんけれども、「がんばっていただいている」「日頃よくやっていただいている」ということは聞いておりますので、何かその辺の思いが十分伝わらなかった面もあるのかなと思っておるところでございます。申し上げておりますように、わざわざ民間から来ていただいてがんばっていただいているわけでございますから、さらに積極的なリーダーシップを発揮していただいてがんばっていただきたいと考えております。

(了)