閣議後記者会見概要

H17.01.25(火)9:48~9:52 参議院議員食堂

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
今日の閣議ですが、国家公安委員会委員長の訪中結果について国家公安委員会委員長から発言がありました。

閣僚懇談会について

大臣:
国連防災世界会議の結果報告について防災担当大臣から発言がございました。以上です。

質疑

記者:
昨日の国会で首相が社会保障財源に消費税を充てることを検討とお話されましたけれども、それについてのご意見と具体的に年金・介護・医療どういったものが想定されるかお考えがあればお聞かせ下さい。
大臣:
厚生労働大臣としてまず申し上げられることは、社会保障費は毎年1兆円近く伸びていきますから、財源確保というのは大変大事なことであります。その財源がどういう形にしろ確保されるということは大変ありがたいことであります。あとこれを社会保障費の中で年金だとか医療だとか介護だとか福祉だとかいろいろありますけれども、それをどういうふうにバランスをとっていくかというのはまさに今具体的に見直しをという議論が行われているところでありますから、そうしたご議論を見守らせていただきたいというふうに思います。
記者:
在外被爆者を巡る訴訟で広島高裁が国の責任を指摘する判決が前にされましたけれども、控訴期限はまだ先なんですが控訴するかどうかも含めて今後どのように対応されるかを教えていただきたいんですか。
大臣:
結論から言いますと、関係省庁とも協議の上で決定していきたいと思います。
大変厳しい内容でもございますけれども、一方大阪高裁が同じことに対して全く違う判断を示している。同じ高裁で2つの違った判断が出ているということなども見ながら判断をするということになろうかと思います。
記者:
今日の閣議、閣僚懇で昨日の国会の状況についての発言というのは特になかったでしょうか。
大臣:
特にはありませんでした、短い時間でしたから。
記者:
先ほどの消費税の関係で、昨日の代表質問で武部幹事長が社会保障の給付水準は切り下げて負担は減らそうじゃないか、その残りの部分は消費税でというようなお話をされていましたが、その給付の水準の考え方、切り下げるという考え方を与党の幹事長から出されたということについてはどのようにお考えですか。
大臣:
昨日の質問の中で、そういう表現をされたわけでありまして、具体的な中身といいますか、どういうことを具体的に意味しておられるのかよく承知もしておりません。今後党がどういう議論をなさるかよく見ておかなければならないなと思っております。

(了)