閣議後記者会見概要

H16.09.24(金)10:42~10:48 省内会見場

広報室

会見の詳細

閣議について

大臣:
閣議におきましては、環境保全の意欲の増進及び環境教育の推進に関する基本的な方針につきまして、環境大臣から発言がございました。もう一つ環境大臣から、ヨルダン・ハシェミット王国及び英国への出張の結果についての報告がございました。それから2005年日本国際博覧会名誉会長に総理大臣に就任していただくという報告が中川経済産業大臣から発言がありました。それから公営企業金融公庫総裁人事につきまして、総務大臣から発言がありました。それから万国郵便連合大会議出席及び外国青年招致事業の参加者との意見交換について、総務大臣から発言がありました。私の方からは、独立行政法人医薬基盤研究所の人事につきまして、現在大阪大学大学院医学系研究科長で医学部長の山西弘一氏を本日24日付で指名したいので、御了解願いたいという発言をいたしました。それから第48回国際原子力機関(IAEA)総会出席等につきまして、茂木大臣から報告がございました。それから外務大臣臨時代理の官房長官から、小泉内閣総理大臣の中南米訪問及び国連総会出席についての報告がございました。以上でございます。

質疑

記者:
養子縁組の斡旋事業で、無届けの業者などがトラブルを起こしているケースが多いようで、これに対して厚生労働省としてどのように対応する方針か。また大臣の考えについてお聞かせください。
大臣:
具体的なことなことは私聞いておりませんが、先般来皆さん方の紙面を通じて、そういう事実がどうもありそうだということは私も見ているところでございます。いずれにしても子供の人権に関わることでございますから、やはりきちんとした手続きを踏まずにやっているということが現実ならばこれは大変大きな問題だと思いますし、またそういうことを業としてやるというような人が存在するということになれば特に問題でございます。我が省だけに関わる話ではございませんので、法務省、あるいはまた外務省等々とも連携をしなければいけない話でございますので、よく検討するように言っておきたいと思います。
記者:
党人事のことで恐縮なのですが、政調会長就任を固辞されているというお話ですけれども、党との話し合いの方はもう決着がついたのでしょうか、その辺りはいかがでしょうか。
大臣:
まだ決着がついたというところまでは至っておりません。しかし私の意見としましては、人事というのは常に新鮮さと重厚さというものが求められるわけでありまして、したがいまして我が党、小なりと言えどもやはり人事につきましては新鮮さもそこに出す必要がある。また優秀な人材が若手の中で非常に育ってきているわけでありますから、そういう皆さん方の出番をつくってあげるということが大事ではないかということを私は実は党幹部に言っているわけでございます。したがいまして、そうした立場から政策につきましては私が全面的にバックアップをさせていただきますから、若い優秀な人材を一つ政調会長には起用していただいてはどうですかということを今申し上げているという段階。私に、という話があったことは事実でございますが、「わかった、もう一遍検討しよう」ということになっているというのが現状でございます。
記者:
若い人というのは、坂口大臣の中ではどのようなイメージを、具体的なイメージがあるのでしょうか。
大臣:
若い人はいろいろおりますし、優秀な人材がいることも事実でありまして、人事のことでありますから私がどの人と言うわけにはまいりませんのでお許しをいただきたいと思います。
記者:
仮に政調会長に就任されないということになった場合には、今後は党の中ではどのようなお立場を。
大臣:
副代表に今もなっておりますから、政策担当の副代表ということで、今までもまいりましたし、多分そうなるのではないかというふうに思っている次第です。

(了)