閣議後記者会見概要

H16.06.15(火)9:37~9:45 厚生労働省内会見場

広報室

会見の詳細

閣議について

大臣:
閣議におきましては、平成15年度観光の状況に関する年次報告及び平成16年度において講じようとする観光政策につきまして、国土交通大臣から発言がございました。それから東アジア経済サミット出席等につきまして、竹中内閣府特命担当大臣から発言がございました。それから小泉内閣総理大臣の主要国首脳会議出席等について、外務大臣から報告がございました。それから韓国への出張の結果につきまして、環境大臣から発言がございました。以上でございます。

その他

大臣:
閣議後の懇談会で総理からサミットに行った時の状況等について、若干報告がございました。もう既に皆さん方のところに出ているものばかりでございます。
私の方からは以上でございますが、社会保険庁の改革の問題につきましては、出来たら今日というふうに思っていたのですが、少し与党の皆さんともご相談申し上げた方が良いということでございますので、私の考え方をお示しをしまして少し議論をしていただきたいというふうに思っております。少なくとも明日には出させていただきたいというふうに思っております。私の方からは以上でございます。

質疑

記者:
今おっしゃられて、今日とおっしゃられていたのが、明日にというお話はどの辺の調整が必要なんでしょうか。
大臣:
調整といいますよりも、私個人の意見というだけではやっぱり少し具合が悪いと思いますので、与党の方の一応ご了解を得ておきたいというふうに思っております。今すぐ全てのことが出来るわけではありませんから、これからどの範囲のことをどういう手順でやって行くかということになるんだろうというふうに思います。大きい話は、社会保険庁全体をどうしていくかという問題、それから現在の社会保険庁の内部をどう改革をしていくかと、2つの課題が。その両方をどういうふうに進めていくかということだというふうに思っております。そんなに詳しいことを、長官が決まります前に私からあまり言ってしまうのもいかがなものかというふうに思いますから、お願いをしたい骨格部分だけを示したいというふうに思っております。
記者:
そうすると大臣は、今日、与党の協議会にいらっしゃるということですか。
大臣:
私は行くか、行かないかちょっと決まっておりませんけれども、そこで私の書きましたものはお示しをしてご覧を頂くということでございます。
記者:
長官の人事はまだしばらく。
大臣:
そうですね、申し訳ありません。もう少しお待ちいただきたいと思います。
記者:
進めていらっしゃる年金に係る情報の漏れなのですけれども、その調査結果の発表なり処分なりというのはどのタイミングでお考えですか。
大臣:
これも段々といろいろな分野から、いろいろな話が出てまいりまして、非常に初めは限定的なことを考えておりましたけれども、そうもいかない、いろいろの話も出てくるものですから、それらを総合してどうするのかということだと思います。
記者:
出生率なのですけれども、例の1.29に関して野党側が何故隠していたのだという反発を強めていますけれども、それに関してコメントいただけますか。
大臣:
これは隠したと言うよりも、計算が遅れたということでしょう。その一語に尽きる。
記者:
事務方は1.29という数字自体はいつ頃把握したというふうに。
大臣:
私はわからない。私は皆さんから教えてもらったのだから。だから怒っていますけれども、これはうちうちの話で、皆さんに言う話ではありません。
記者:
先日、介護保険制度の改革につきまして、7月中にも省案をお示しになりたいというご発言がありましたけれども、介護保険の改革については障害者福祉と介護保険を一緒にするだとか、そういう議論が今、行われていますが、その点についても7月中には省としてのお考えを示したいということでよろしいですか。
大臣:
8月には概算でございますので、ある程度のことはまとめないと、全てを年末へというわけにはいかないというふうに思っております。したがいまして、7月末くらいの程度のところでは、骨格は固めないといけないというふうに思っております。そういう意味で申し上げたわけでございます。ですから、今おっしゃったことも骨格の大きな部分でございますから、どうするかという省としての考え方というのは、やはりまとめなければいけないというふうに思います。
記者:
冒頭おっしゃったことの確認なのですけれども、社会保険庁の改革なのですが、明日にも出すというのは与党に出すということでよろしいのでしょうか。
大臣:
いえいえ皆さんに申し上げて結構だということだと思います。
記者:
この場で大臣自ら。
大臣:
私がわざわざこうやってしゃべるほどのこともなければ、一枚きりのペーパーでございますから、お渡しさせていただいてご覧いただければすぐわかるという内容になっております。

(了)