閣議後記者会見概要

H16.03.19(金)9:19~9:23 ぶら下がり

広報室

会見の詳細

閣議について

大臣:
今日は環境の会議がございまして、その後、閣議におきましては規制改革民間開放推進三か年計画につきまして担当大臣からお話があり、緊急無償資金協力につきまして外務大臣からお話があり、私の方から春闘の情勢につきましての報告を行いました。

閣議後懇談会について

大臣:
その後、閣僚懇談会におきまして外務省のタウンミーティングについての報告があったと、以上でございます。

質疑

記者:
昨日、医道審の方の答申を受けて、大臣の方も決裁をされたと思うのですが、青戸病院の二人の医師、まだ刑が確定してない前に処分が決まったのですが、この処分について軽いのではないかという声があるのですが、大臣は決裁者としてどのようにお感じになられていますでしょうか。
大臣:
今までの中では一番厳しいわけでありまして、相当の処分であったというふうに思っております。今後も、こうしたケースが出る可能性がございますが、裁判等の問題もございますので、それらとの関係をよく見極めて、やはり判断をしなければならないというふうに思っております。
記者:
刑が確定した段階で、かなり新たな事実認定ですとか、重い罪が課せられた場合にですね、厚生労働省の方でこれをさらに行政処分の対象にするような、おっかぶせて処分対象とするようなことということも含めてあるというふうに考えていてよろしいのでしょうか。
大臣:
新しいことが出てまいりました時に、そのことについてどうするかということはやはり検討しなければならないというふうに思っております。
記者:
いくつか医道審議会の中で権限がないので、なかなか事実関係が確認出来ないという議論もあって、大臣の権限において報告させるといったようなことも今後検討するということになっていますけれども、こういったことについて今の権限において医師を処分していくということに関しては不備があるのかどうなのかというのはどういったご意見をお持ちでしょうか。
大臣:
刑事責任とか民事責任というのは、これは裁判の方でおやりをいただくことでございますから、行政上どうであったかということについて、我々はやっているわけでありますので、その範囲の中で我々も出来るだけ考えていきたいと思っております。
記者:
鳥ウイルスの問題で、動物衛生研究所の方で韓国の渡り鳥のウイルスと日本のウイルスが塩基配列がほとんど一致しているというような検査結果がでたというような情報があるのですが、大臣の方にはそういう問題について農林水産大臣の方から何か情報が入っていますでしょうか。
大臣:
省の方にはお話を頂戴しているようでございますけれども、まだ私詳しくは聞いておりません。
記者:
これについてはどのようにお感じになられていますでしょうか。
大臣:
やはりもうこういう病気には国境がないわけでありますから、これからもお隣の国で発生したものは、即自分のところの国にもそれは入ってくるものだという考え方のもとに防疫体制を強化しないといけない、そういうふうに私は思っております。

(了)