閣議後記者会見概要

H15.05.09(金)8:57~9:00 ぶら下がり

広報室

会見の詳細

閣議について

大臣:
今日はいろいろな問題も抜きにさせていただきますが、SARSの問題だけに絞ってお答えをさせていただきたいと。

その他

大臣:
それでは中国に対するSARSの支援の問題につきまして申し上げたいと思いますが、一つは一両日中に2人の医師を中国に派遣をしたいと思っております。これは感染症の専門家でございますので、この皆さん方が中国に行っていただいて、どういう人材がさらに必要なのか、そういうことをよく見ていただいて、そしてさらに必要な人材があれば派遣をしたいと考えております。多分日曜日にはスタートするものと思います。それからもう一つは物資の支援の問題でございますが、今まで2億円規模の支援をすることがすでに決まっておりますけれども、追加いたしまして15億円の支援をしたいというふうに考えております。財務大臣、あるいは総理の方にもその旨申し上げているところでございます。関係者の了解を得ているところでございます。そうした財源と人材によりまして、中国におきますSARSの猛威が一日も早く終わるように、私たちもお手伝いをしたいというふうに思っております。この中国におきます猛威がおさまることが日本に対します感染の危険性を少なくする、そういう最も大事なことだというふうに思っている次第でございます。以上、お伝えをいたしました。

質疑

記者:
派遣される2人の医師は、国際医療センターの医師というふうに考えればよろしいでしょうか。
大臣:
それで結構でございます。
記者:
15億円の中身というのはどのように考えていらっしゃいますか。
大臣:
中身は様々でございますから、向こうの要望を十分に聞いて決定をしたいと思っております。
記者:
医師の派遣等というのは今日、閣議で報告されたんですか。
大臣:
閣議では報告いたしておりません。昨日、官房長官には報告いたしております。

(了)