閣議後記者会見概要

H14.06.14(金)8:45~8:50 参議院議員食堂

広報室

会見の詳細

閣議について

大臣:
今日は閣議におきましては、天皇皇后両陛下のポーランド国及びハンガリー国御訪問の御日程につきまして、内閣官房長官から発言がございました。それから高齢社会対策に関する年次報告書につきまして、これも内閣官房長官から発言がございました。今日は以上でございます。

その他

大臣:
私の方から報告という程ではありませんけれども、来週また具体的なお話は申し上げたいというふうに思いますが、ハンセン療養所におきますC型肝炎の罹患率を調査をいたしておりまして、集計中でございますが、やはり一般社会におきます罹患率よりもかなり高いようでございます。したがいまして、なぜそうなったのかということも含めてでございますが、今後の対応につきまして至急取りまとめを行いたいというふうに思っております。対応につきましては、来年度予算にも反映させるように努力をしたいと思っているところでございます。その他、C型肝炎の取り組みに、全体の取り組みにつきましてもさらに検討を進めていきたいというふうに思っております。以上中間報告でございます。

質疑

記者:
14日の今日、衆議院厚生労働委員会で健康保険法等の一部改正案が採決されることになっております。それで野党側は欠席する方向になっているのですが、大臣ご自身のそういう国会運営についての見方と、それから今回採決に至るまでの審議を振り返って、何かご見解があれば。
大臣:
国会運営のことにつきましては、国会、そして委員会にお任せをする以外にないわけでございますが、この医療保険制度全体につきまして振り返ってみました時に、今日で10回目でございますか、そして50時間と、非常に長時間にわたってご審議をいただいた。これは与野党共に議論をかなりつくしていただきましたし、中には非常に建設的なご意見をいただいたものもございました。大変、そういう意味では現場におきますご議論に対しましては感謝をいたしております。いつかは終わりにしなければならないわけでございますから、どういう形で終わるかにつきましてもいろいろ議論をしていただいてきたところでありまして、現場ではいろいろお話し合いもいただいたようでございますし、感謝を申し上げていたわけでございますが、やはり現場以外のところから様々な要求があって、最終的にうまくいくかどうか分からないという状況になっているという話を発表いたしております。最後までスムーズに議論が終結することを期待をいたしております。
記者:
野党が欠席のまま採決されるということについてはどうですか。
大臣:
どうなりますか、行ってみないと分かりません。おいでいただいて、ご審議をいただくこともあり得るのではないかというふうに思っております。
記者:
国会でそのような重要な案件がある一方でですね、今日ワールドカップで日本にとって決勝リーグに出られるかどうかという重要な一戦があるわけなのですけれども、大臣のご感想をひとつ。
大臣:
なかなか頭の中はワールドカップまで回っておりませんけれども、こちらはその間様々な仕事をこなしていかなければならない時間帯になっておりますので、テレビで観戦することも多分出来ないというふうに思いますが、勝って欲しいと、そう思っております。
記者:
ハンセン病の調査は全員にそれがですね、1,500人ぐらい。
大臣:
そうですね。
記者:
それは何故されたんですか。ハンセン病の入所者だけされたんですか。
大臣:
中でやはりC型肝炎の発生率が高いという報告がございましたので、一部の療養所から、そのために行った、全体を。
記者:
全体、13。
大臣:
ええ、全体行いました。まあ、中にはご希望でない方もありましたから、一部もれた、全員というわけではございません。
記者:
入所者だけですか、それとも。
大臣:
入所者。
記者:
入所者だけ。
大臣:
はい。
記者:
発表はいつになるんですか、調査結果の。
大臣:
月曜日には発表できるんではないかというふうに思っておりますけれども、ちょっとそこは詰めておりません。

(了)