閣議後記者会見概要

H13.4.20(金)9:37~9:43 参議院議員食堂

広報室

会見の詳細

閣議について

大臣:
閣議案件の中で、厚生労働省に特に関係のありますものは、政令の中に児童手当施行令の一部を改正する政令が出ましたのと、それから食品循環資源の再生利用等の促進に関する法律の施行期日を定める政令、食品循環資源の再生利用等の促進に関する法律施行令、循環関係のものにつきましての政令が出ております。それから大臣発言といたしましては、経済産業大臣から、平成12年度中小企業の動向に関する年次報告、いわゆる白書のことにつきましての御発言がございました。それから官房長官から踏切事故防止総合対策についての御発言がございました。それから農林水産大臣からは緑の募金運動に対する協力依頼がございました。厚木海軍飛行場内の米軍家族住宅地域の大気汚染の保全に関する措置についてというのが、防衛庁長官、それから外務大臣、環境大臣代理の谷津大臣、それから財務大臣からも出ました。これは厚木基地の中にあります基地ができる前から存在いたしましたいろいろなものを燃焼させる施設からダイオキシンが出るということでございまして、これをアメリカとの間ですでにいろいろ問題になっていた、これを撤去するということでございます。財務大臣からは、「この為に60億6,340万4,000円の予備費の使用の決定をお願いしたい」という話がございました。それから副大臣会議の報告が簡単にございました。だいたい今日の内容はそういうことでございます。特に私の方からそれ以外にはございませんが、皆さんの方から何かございましたら。

質疑

記者:
李登輝前総統の訪日について何か閣僚懇で。
大臣:
それはございませんでした。
記者:
例の協議会の大綱を実行に移すためのワーキングチームが発足しましたけれど、どんなことを期待されていますか。
大臣:
政府・与党の協議会ですか。第1回が持たれたという話だけ伺っておりますが、まだ議論の中にまでは入っていないということでございます。それで、ここにおきましては年金も医療も介護もこの中でやっていくということでございますから大変な作業だろうというふうに思いますが、とりわけ1番緊急を要しますのが医療問題だろうというふうに思います。やはり内容を詰めていただきます為には、かなり精力的にお願いを申し上げなければならないのではないかというふうに思っております。いずれにいたしましてもより具体的な年金、医療、介護をこれからどうするかというその個々の大枠と申しますか、そうしたものをやはり決定をしていただかなければならないわけでありますから、ここで決定と言うことではないというふうに思いますが、ここで議論していただき一つのたたき台と申しますか、ここで作っていただかなければならないと思っております。そうした意味でこのワーキングチームの責任は非常に大きいというふうに思っております。是非精力的にお願いを申し上げたいと思っているところでございます。

(了)