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健康・医療ヒトパピローマウイルス感染症とは
病気について
病気の概要
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性経験のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。子宮頸がんをはじめ、肛門がん、膣がんなどのがんや、尖圭コンジローマ等、多くの病気の発生に関わっています。特に、近年若い女性の子宮頸がん罹患が増えています。
【詳しい情報はこちらをご覧ください】
子宮頸がんと尖圭コンジローマの発生状況
2019年は、約1.1万人が子宮頸がんに罹患したと推計されています。
その他、尖圭コンジローマは、全国の1,000弱の医療機関で発生数を調査しており、2020年は合計で約5,700人が尖圭コンジローマに罹患したと報告されています。
- ※より詳しい情報についてはhttp://ganjoho.jp/public/cancer/cervix_uteri/index.html、https://www.niid.go.jp/niid/ja/ydata/10408-report-jb2020.htmlをご参照ください。
ヒトパピローマウイルス感染症にかかった場合
ヒトパピローマウイルスに感染すると、ウイルスが自然に排除されることが多いですが、そのままとどまることもあります。長い間排除されずに感染したままでいると子宮頸がんが発生すると考えられています。
子宮頸がんは、早期に発見されれば比較的治療しやすいがんですが、進行した場合には治療は難しいとされています。