海外で活躍する医系技官
医系技官は、国内のみならず、海外で国際保健のために働く機会もあります。また、海外の大学院等で学ぶ機会もあります。
日本のためだけでなく、人類全体の公衆衛生のため、幅広い視点で活躍することが期待されています。

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WHO - Manila
海外勤務
フィリピンの人々を健康危機から守るために
フィリピンは日本に似ていて、台風や地震等の多くの自然災害に見舞われ、加えて、デング熱やコレラ等の感染症も発生するので、健康危機への備えと対応の強化は重要な課題です。私はWHO健康危機担当のチームリーダーとして、サーベイランスやラボの強化のために人材育成や助言をし、実際に健康危機が起きた時には、リスクを評価して保健省とともに迅速に対応します。また、管理職として人事や予算の業務にも従事しており、厚労省で培った経験を活用しています。
- 世界保健機関(WHO)
フィリピンカントリーオフィス
健康危機担当 テクニカルオフィサー - 関谷 悠以SEKITANI Yui
- 世界保健機関(WHO)
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Harvard University - Boston
留学
ハーバード大学公衆衛生大学院への
社会人留学社会に出てから様々な課題に直面し、学び直したいと思う方は多いのではないでしょうか。私はパンデミックにおける保健所長として、厚労省の新型コロナワクチンの企画担当者として必要性を痛感した、溢れ出るエビデンスを迅速的確に把握するスキル、疫学研究の企画立案のスキルを身につけるために、政府の留学制度を活用して米国留学の機会を得ました。各国から集ったパワフルな留学生との熱い議論に刺激を受けながら日々学んでいます。
- 人事院長期在外研究員
(ハーバード大学公衆衛生大学院) - 九十九 悠太TSUKUMO Yuta
- 人事院長期在外研究員