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医療分野の情報化の推進について

 住み慣れた地域で安心して質の高い医療サービスを受けながら生活していけるような社会を目指し、地域における医療機関等の間で必要な情報連携を進めていくことは重要です。 ICT を活用したネットワークを構築することで、こうした情報連携を効果的に進め、地域における質の高い医療の提供に寄与する取組を進めています。
具体的には、医療情報システムの安全管理に関するガイドラインの整備や、情報システム間で情報連携を円滑に行うための医療情報の標準化、広域な医療情報連携を行うための実証事業等を実施しています。

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医療分野の情報化の現状

医療機関等において情報化を進めることにより、これまで紙でやりとりしていた院内業務や医療機関間における情報連携が効率的に行えることが期待されます。

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医療分野の情報化に関するガイドライン、通知、会議報告

医療機関等において医療情報システムを安全に取り扱うためのガイドライン等を策定しています。

医療情報システムの安全管理に関するガイドライン(平成17年3月)

個人情報保護に資する情報システムの運用管理とe-文書法への適切な対応を行うためのガイドラインです。


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医療情報の標準化

医療機関の内部や異なる医療機関の間において、医療情報を電子的に活用する場合、必要な情報がいつでも利用可能となるよう、医療情報システムを標準的な形式のメッセージや標準とされるコード(以下、標準規格)を用いて設計することが必要となります。
そのため、厚生労働省では、保健医療分野において必要な標準規格を厚生労働標準規格として認め、普及を図っています。
 厚生労働省標準規格は、厚生労働省のみで決定するのではなく、標準化活動を行う学会や民間の規格制定団体が参画する「協議会」において選定された規格を、厚生労働省の「保健医療情報標準化会議」にて議論し採択しており、産官学協力しつつ決定しています。

厚生労働省標準規格

HS001 医薬品HOTコードマスター
HS005 ICD10対応標準病名マスター
HS007 患者診療情報提供書及び電子診療データ提供書(患者への情報提供)
HS008 診療情報提供書(電子紹介状)
HS009 IHE統合プロファイル「可搬型医用画像」およびその運用指針
HS010 保健医療情報-医療波形フォーマット−第92001部:符号化規則
HS011 医療におけるデジタル画像と通信(DICOM)
HS012 JAHIS臨床検査データ交換規約
HS013 標準歯科病名マスター
HS014 臨床検査マスター
HS016 JAHIS 放射線データ交換規約
HS017 HIS, RIS, PACS, モダリティ間予約, 会計, 照射録情報連携 指針(JJ1017指針)
HS022 JAHIS処方データ交換規約
HS024 看護実践用語標準マスター
HS025 地域医療連携における情報連携基盤技術仕様
HS026 SS-MIX2ストレージ仕様書および構築ガイドライン

高度医療情報普及推進事業

各臨床領域で必要となる標準的なコードマスターについては、厚生労働省委託事業において管理、メンテナンスしています。

レセプトコンピューターを活用した医療情報連携

電子カルテを導入していない施設が地域医療連携に参画するため、レセプトコンピューターから地域医療連携用データを出力するインターフェース仕様の規格化及び標準化を図るため、レセプトコンピューターを活用し、医療情報連携ネットワークに参加するための規格を制定しています。

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保健医療福祉分野PKI(HPKI)認証局

HPKI とは、保健医療福祉分野の公開鍵基盤( Healthcare Public Key Infrastructure )の略称で、医療現場において、公的資格の確認機能を有する電子署名や電子認証を行う基盤です。厚生労働省において基盤の設置要件等を策定しており、現在は日本医師会、医療情報システム開発センターにおいて、医師の資格確認を行うための HPKI カードを発行しています。

保健医療福祉分野の公開鍵基盤(HPKI)普及・啓発等事業

保健医療福祉分野の公開鍵基盤(HPKI)普及・啓発等事業について、当該事業の実施を希望する事業者を募集します。

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医療情報連携に関する実証事業

厚生労働省、総務省で連携しつつ、異なる地域医療連携システム間の相互運用性検証や、在宅医療介護連携にかかる実証事業を実施しています。

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遠隔医療

遠隔医療については、医療の質の向上・患者の利便性の向上・離島やへき地などにおける医療の地域差の是正等、地域医療の充実の観点から重要と位置付け、
   ・ 厚生労働科学研究費補助金による研究に対する助成
   ・ 遠隔病理診断(術中迅速病理診断 )・遠隔画像診断等に対する診療報酬上の評価
   ・ 遠隔医療のための情報通信機器への補助事業
      ・ 医師等医療従事者に対する、遠隔医療に関する正しい知識や技術の取得を目的とした研修事業
    などの施策に取り組んでいます。

遠隔医療システムの導入状況
     ・ 遠隔画像診断 :  病院(1,157か所)、一般診療所(1,246か所)
     ・ 遠隔病理診断 :  病院(190か所)、一般診療所(229か所)
     ・ 遠隔在宅医療 : 病院(8か所)、一般診療所(552か所)
                      (厚生労働省  平成23年医療施設調査)

報告書等

遠隔医療に関する検討会及び、総務省における遠隔医療モデルプロジェクトを基に作成された参考書です。

遠隔医療従事者研修事業

遠隔医療に携わる医療従事者等を対象に、
 1 制度(医師法、診療報酬等)に関する講義
 2 技術(遠隔医療機器等)に関する講義
 3 実習
 4 ワークショップ
等による研修を実施し、遠隔医療に関する広範な知識と実践的手法を習得させることを目的としています。 

医療施設等設備整備費補助金(遠隔医療設備整備事業)

遠隔医療のための情報通信機器の整備に対する補助事業を実施しています。

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事例集

医療情報連携や遠隔医療に関する各地の事例です。

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