第69回WHO西太平洋地域委員会について
日時・場所
- 平成30年10月8日(月)~12日(金)(於:マニラ(フィリピン))
出張者
- 根本匠厚生労働大臣他
主な議論概要
- (1)地域事務局長選挙:葛西健氏が地域事務局長に選出された。
- (2)事業予算2016-2017年の実績:多くの国が予算実績を好意的に評価し、業務の透明性と説明責任の強化の継続を要望した。他方、任意拠出金の低下や事業の慢性的な資金不足の懸念に言及する国もあった。
- (3)リハビリテーション:「西太平洋地域におけるリハビリテーションに関する枠組」が採択された
- (4)E-ヘルス:「西太平洋地域における保健サービス提供改善のためのE-ヘルス活用にかかる地域行動指針」が採択された。
- (5)顧みられない熱帯病(NTD):「NTDの制圧と排除のための地域行動枠組」が採択された。
- (6)来年の議題:1) タバコのない世界構想、2) 高齢化と健康の地域実行計画、3) 薬剤耐性(AMR)行動計画レビュー、4) 食品マーケティングによる悪影響からの子どもを守る、の議題が提示された。
- (7)次回、第70回地域委員会: 2019年10月7日~11日にマニラで開催されることが決定された。
※参考 第69回WHO太平洋地域委員会HP(英語)