ホーム > 政策について > 分野別の政策一覧 > 健康・医療 > 医薬品・医療機器 > 薬物乱用防止に関する情報 > 大麻を巡る現状

大麻を巡る現状

<大麻事犯の推移>

区   分  H20   H21   H22   H23   H24   H25   H26   H27   H28 
 検挙人員   2,867人  3,087人   2,367人   1,759人   1,692人   1,616人  1,813人   2,167人   2,722人 
 うち20歳代   1,542人  1,666人   1,232人    844人    741人    651人    665人    905人  1,026人 
 うち未成年者     234人    214人     164人       82人       67人       61人       80人      144人     211人 
 20歳代・未成年者
の比率
    61.9%      61.0%      59.0%      52.6%      47.8%      44.1%      41.1%      48.4%      45.4% 
 うち中学生       2人        5人       11人        1人        0人        0人        3人        3人        2人 
 うち高校生     48人      34人       18人       15人       18人       10人       19人       24人       32人 
 うち大学生     90人      82人       52人       27人       25人       23人       27人       32人       45人 
 うち栽培事犯    215人     254人     171人     118人     128人       98人     118人      111人     147人 
 押収量
 乾燥大麻
(大麻たばこ含む)
 382.3kg   207.4kg   181.7kg   141.1kg   332.8kg   198.0kg   166.6kg   104.6kg   159.7kg 
 大麻樹脂    33.4kg     17.4kg     13.9kg     28.4kg     42.6kg      1.2kg     36.7kg       3.9kg       1.0kg 
 大麻草   4,055本  10,880本   7,432本   5,541本   7,650本   4,192本   5,196本   3,739本  19,944本

  厚生労働省・警察庁・財務省・海上保安庁の統計資料による。

若年層の検挙者が約半数を占める!

大麻事犯の検挙人員に占める10代・20代の割合は4割強を占め、覚醒剤等の他の薬物に比べて、若年層の比率が高いことが特徴です。
【原因1】インターネット上の誤った情報
  若年層で大麻の乱用が拡大している背景として、大麻に関する誤った情報、特に、「大麻はタバコよりも害が少ない。」「タバコやアルコールよりも依存性が低い。」といった誤った情報がインターネット上に溢れており、若年層がこれらの誤った情報を鵜呑みにして、安易に大麻使用へ走っていることが挙げられます。

【原因2】 危険ドラッグからの回帰
  ここ最近、危険ドラッグの検挙人員は減少傾向を見せ始めていますが、これと相関関係にあるのが大麻事犯の増加です。
  元々大麻を使っていた人間が、一時的に危険ドラッグへ移行しましたが、取締りの強化により、大麻へ回帰していると言われています。

30代・40代の検挙者数も増えています

■ これまで若年層を中心に乱用が拡大していると見られていた大麻事犯ですが、最近、30代や40代においても乱用が拡大している状況が確認されました。



■ 検挙者に占める再犯者の割合も、平成28年は22.4%となっており、10年前の平成18年に比べて2倍近い割合になっています。



   これらのことから、実は若年層だけでなく、30代以上の年齢層でも大麻の乱用が拡大している現状がうかがえるのです。

大規模栽培化と潜在化

■ 最近の傾向として、栽培事案においては、倉庫やマンションの一室を借り切って、大規模に大麻栽培を敢行している事例が頻発しています。覚醒剤等と違い、密輸を介さずに入手することができ、増殖させることも可能な大麻については、今後もますます大規模栽培化が進んでいくと思われます。

■ また、自家栽培・自己使用の大麻事犯については、外部から発見されにくく、摘発が困難であるため、潜在的な大麻事犯が増加しているおそれもあり、警戒する必要があります。

大麻事犯に関する最近のニュース

■ 京都市において、小学生の男児が、兄が隠し持っていた大麻草をみつけ吸引するという事件が起きた。兄は、大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕。
   (平成27年11月)
■ 鳥取県で町おこしのため、大麻の栽培許可をとり大麻関連商品販売会社の代表をしていた男が、自宅に大麻を隠し持っていたとして、中国四国厚生局
   麻薬取締部に大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕。(平成28年10月)

  • ■ 沖縄県石垣島で、大麻を隠し持っていたとして、大麻取締法違反(所持)の疑いで、元女優を逮捕。(平成28年10月)
  • ■ 長野県の山村集落において、大麻愛好家集団22名が、大麻の栽培及び所持事実にて関東信越厚生局麻薬取締部らによって逮捕された。
  •    (平成28年11月)
  • <大規模栽培事件>
    ■ 大麻草204株を栽培した罪により、30代男性らを逮捕。(平成28年10月)
  • ■ 自宅やマンションの一室で大麻草47本を栽培したほか、乾燥大麻など約3.3kgを所持していた疑いで、中国四国厚生局麻薬取締部は30代男性を逮捕した。(平成29年12月)

    大麻に関する世界の状況

     世界保健機関(WHO)は大麻を精神毒性、依存症がある有害なものとして評価しており、国際条約上も大麻はヘロインと同様の最も厳しい規制がかけられています。
      欧州の一部の国やカナダ、アメリカの一部の州では、医療用途(疼痛緩和等)での大麻の使用が認められていますが、アメリカの連邦法では、大麻を禁止薬物にしており、食品医薬品局(FDA)も医療用に用いる大麻を医薬品として認可していません。
     また、WHOは、大麻の医療用途の可能性については、科学的な根拠に基づいた報告を行っていません。

     

    PDFファイルを見るためには、Adobe Readerというソフトが必要です。Adobe Readerは無料で配布されていますので、左記のアイコンをクリックしてダウンロードしてください。

    ホーム > 政策について > 分野別の政策一覧 > 健康・医療 > 医薬品・医療機器 > 薬物乱用防止に関する情報 > 大麻を巡る現状

    ページの先頭へ戻る