第2回G20保健大臣会合(2018年、アルゼンチン・マルデルプラタ)

第2回G20保健大臣会合(2018年、アルゼンチン・マルデルプラタ)

2018年10月4日、アルゼンチン・マルデルプラタにおいて第2回G20保健大臣会合が開催され、池田総括審議官(国際担当)が出席しました。
 
会合では、「薬剤耐性(AMR)」、「低栄養及び小児の肥満」、「保健システム強化」、「災害、危機、パンデミックへのヘルスケアシステム」の4つのテーマについて議論が行われ、G20保健大臣宣言が採択されました。また、各国代表団が、多剤耐性大腸菌が架空の内陸国で大流行(パンデミック)を引き起こす、というシナリオを基にシミュレーションを行い、AMR対策におけるワン・ヘルスアプローチに関する議論等を通じて理解を深めました。
 
池田総括審議官は、AMRに関する日本国内の取り組みや国際協力について発言した他、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)達成に向けた我が国の国際的な貢献等について発言を行い、日本の保健分野の取り組みと成果を世界に発信しつつ、大臣宣言採択に向けた議論に積極的に貢献しました。また、来年は日本がG20議長国として、2019年10月19日~20日に、G20岡山保健大臣会合を開催することを世界に発信しました。

これらの大臣宣言については、次回のG20サミット(2018年11月30日~12月1日にアルゼンチン(ブエノスアイレス)にて開催予定)にて提出される予定です。

G20保健大臣合同宣言(英文)[178KB]