細川大臣閣議後記者会見概要

H23.06.07(火) 9:50 ~ 9:57 ぶら下がり

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
今、閣議、閣僚懇が終了しましたが、特に厚生労働省関係でご報告はございません。 私の方から、厚生労働省の節電計画についてお話をしておきたいと思います。政府でももちろん節電で進んでおりますけれども、厚生労働省としては15%のところを大口で25%削減、小口については20%から25%ということで進めてまいります。これは、厚生労働省の本体、それから出先機関、あるいは関係機関そういうところにもこの節電の趣旨を説明してこの計画に協力をしてもらうように要請をしたいと思っております。ただ、この夏も相当暑くなるのではないかと思いますが、熱中症が心配でございます。昨年も熱中症でお年寄りの方が亡くなられたいうことも発生しましたので、そういうことがないように、いろんな広報などでの啓発を進めてまいりたいと思っております。 私の方からは以上です。

質疑

記者:
与野党内から菅総理の退陣を訴える声とともに、大連立を模索する動きが広がっていますが、大臣はどのように見てらっしゃいますでしょうか。
大臣:
総理自身は、震災についての件、やはり全体を含めて一定のメドがついたらお辞めになるということを言われたわけで、いつどのような形で辞められるのかまだ未定でありますので、総理が辞められた後どうしていくのかということについては、閣内にいる私の方があまり言わない方がいいのではないかというふうに思っております。
記者:
大連立についてはいかがでしょうか。
大臣:
したがって、総理が辞められるということがはっきりして、いつの段階で辞められるのか分かってないところで、私がそういうポスト菅の内閣についていろいろコメントするのは、閣内の一員ですから避けたいと思っております。
記者:
ポスト菅ですが、具体名が挙げられないということは、どのような人物が望ましいかということをお伺いしたいのですが。
大臣:
菅さんがいつやめるとかはっきりしていなくて、ある一定のメドがついたということについては、それは総理自身が然るべきときにしっかりと話されると思いますので、その後のことについては私が今、閣内の一員として話すべきことではないと思っています。
記者:
昨日、義援金配分委員会がありましたが、未だに被災地には15%程度しか義援金が配られていないという事実について大臣はどのように受け止めていらっしゃるか、解決策はいかがでしょうか。
大臣:
これは国会でも議論となりまして、被災地の皆さんにまだ届いていないことが多いということで、こういうことではよくないと思っております。義援金を拠出してくれた人の気持ちも、それから被災をされた方の気持ちを考えれば、とにかく早くお手元に届くことが大事だと思っております。したがって、昨日、義援金配分割合決定委員会が開かれて、とにかく早く被災者の皆さんに届けるということでは一致をしたようでありますから、各都道府県の配分決定委員会の方でいろいろと議論をして被災者の皆さんにお配りをしていくということになろうかと思います。厚生労働省も被災県、特に被災三県の代表の方と協議もいたしまして、早く配るためにはどうしたらいいのかということで、近く現地もいろいろな事情を調べに入るということになっております。そこで職員が足りないということであれば、総務省とも相談をいたしまして職員をそこに派遣しましてお手伝いをしていただくとか、そういうことも含めて早急に対応してまいりたいと思っています。
記者:
ヨーロッパで流行しているO-104ですが、O-157とかと同様に港や空港での検疫所で追加の検査を始めたりする、そういった対策はどのようにとられますか。
大臣:
確かもやしで発生をしたとかいうような、まだ明確ではないようですが、これまで過去1年間で輸入をしたというような実績はないようですが、しかし大変なヨーロッパでの状況ですから、これについては日本でもO-104について検査ができるように早急に対応をしていきたいと考えています。

(了)