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田村大臣閣議後記者会見概要

(H26.4.18(金)8:39 〜 8:51 ぶら下がり)

【広報室】

会見の詳細

《閣議等について》

(大臣)

 おはようございます。今日は私からは御報告ございませんので、御質問を頂きます。

《質疑》

(記者)

 昨日、臨床研究に関する検討会がスタートしましたが、これに対する期待するところを改めてお願いいたします。

(大臣)

 第1回目ということでございまして、これを開催させていただいたわけでありますけれども、昨日は今までの事案ですね、例えば例のディオバンの案件ですとか、タシグナでありますとか、J−ADNIもそうなんですけれども、そのようなものの事案について御説明をさせていただいて、これから議論を深めていただきたいということでございます。いずれにいたしましても、今後の検討の課題の整理でありますとか、スケジュール、そういうものを含めて昨日御議論をいただいて、秋を一つの目途に御結論を頂きたいということでございます。これからいろいろとヒアリングや論点整理もしていただきながら、進めていただけるというふうに思って期待をいたしております。

(記者)

 認知症の高齢者の徘徊問題なんですけれども、年間行方不明者が1万人近いということがありまして、取材を進める中で一人暮らしの見守りが追いついていない現状と、あと家族が住んでいても気がつかないということがある、行方不明になってから認知症だということに気がつくケースが多いということがわかりまして、これについてどういうふうに考えていらっしゃるのかということと、何か対策がありましたらお願いします。

(大臣)

 認知症の方々のですね、早いうちからこれをちゃんと認識するということが大事なので、現在初期集中の支援チーム、こういうものを全国展開するということで進めております。初期集中支援チーム等々で対応するんですが、まずは早期診断ということなので、認知症疾患医療センター、これも今全国で250ぐらいだと思いますけれど、これを500ぐらいまでに平成29年度までに拡げていく中で、ここで主に診断をしていただきますので、早期診断をして早期の治療と対応をですね。こういうような体制を整えていくということで、認知症対策推進5か年計画というような形で今進めさせていただいております。併せて、やはりそれだけではなくて、認知症に対する理解ということで、私も昨年ですけれども1時間半の講習を受けて認知症サポーターになりましたけれども、認知症サポーターの方々を今400万人超えていると思いますけれども、これを600万人まで増やしていくということで、やはり周りの方々が気づいていただく。それからもう一つは徘徊SOSネットワークと。これはまだそれほど大きく拡がってきてないんですが、各自治体でそれぞれ関連するようなところがネットワークを取りながら、例えば携帯電話のメールなんかに、どこどこのなになにさんが今行方不明になっているということになれば、ネットワークの中でしっかりと対応をしていただくというようなこともこれから拡げていかなければならんと思っております。いずれにいたしましても、非常に大きな社会問題といいますか、これだけの方々がNHKの報道の中でございましたので、普通にいつ起こってもおかしくないということもありますから、そのような体制を地域ぐるみでお作りいただくということも一つだというふうに思いますので、そんなことにもしっかり力を入れていきたいというふうに思います。

(記者)

 混合診療についてお伺いしますが、16日に安倍総理から制度を大きく見直すように御指示があったかと思いますが、昨日、日本医師会から反対する声明も出ていたかと思います。今後大臣としてどういうふうにこの議論を進めていかれるのでしょうか。

(大臣)

 保険外併用療養ということでいけば、その中でその範囲内で必要な治療や薬を求めておられる患者の方々、まだ薬の開発等々に日本の中で取り組んでいなくて、いうなれば今の精神医療でありますとか、そういうような範囲ですね、医師主導治験でありますとか、そういうものに入ってこれないという薬に関してはなるべく早く、例えば海外で承認されていて広く使われている抗がん剤、例えばでありますけれど、こういうものを今よりも早く患者さんが保険と併用しながら使っていただこうというのは我々も最大限努力をしていきたいと思います。ただ、一方で安全性は絶対に外せないところであります。もし、安全性で疑義が生じて、例えば使われた患者の方々がそれによって命を危険にさらされるというようなことになれば、それはそもそもこのようなものに対しての信頼性に関わってくる。その後進んでいかないということもございますので、その安全性というものをしっかり確保しながら、一方で有効性も一定程度確保しなければなりません。そして何よりもこの保険収載というものに向かっていくということが保険と併用する意味で、保険は皆さんに保険料を払っていただくことになりますから、保険者の方々、また被保険者の方々の納得感といいますか、そういうところにくるわけなので、そういうところを踏まえながら、これは規制改革会議としっかり話し合って、なるべく患者の方々の利益にそぐうような対応をしてまいりたいというふうに考えています。

(記者)

 関連して、今の規制改革会議の提案について、前より有識者会議のチェックであるとか範囲を絞ったりとか、大臣がおっしゃる安全性や有効性、保険収載についても否定していないので、一定の歩み寄りというのが見られるかなと思うんですが、率直な御所感はいかかでしょうか。

(大臣)

 それはもちろん方向性は一緒ですから、そこはお互いの知恵の出し合いということになると思います。対立するのではなくて協力しながら、患者さんの利益となるように我々は努力していきたいというふうに思ってますので、もちろん言われるとおり、一定の方向性としては一緒でございますから、そこは対立点というわけではないので。ただ、先ほど来言っておりますように、安全性と有効性というものを一定程度ちゃんと担保できないと、それは逆に使う方々の利益に反するわけでございますから、その点はしっかりと担保してまいりたいというふうに思います。

(記者)

 ヤンセンファーマの統合失調症治療薬でブルーレターが出ましたが、改めて厚労省の対応と、またその注意喚起等をお願いしたいと思います。

(大臣)

 これに関しては4月4日に注意喚起をさせていただきました。その後、17日に安全対策調査会でいろいろと御議論をいただいたわけでありますけれども、一つはこれに関しては添付文書、これの使用上の注意という形でここを改訂をいただくということ。それからもう一つは今言われたとおりブルーレターを発出をしていただいて、その中にやはりすぐにはこの全体としての添付文書自体を書き換えるということはできないので、添付文書としてあるわけなので、ブルーレターの中でその使用上の注意の部分を盛り込んでいただきながら、医療機関に注意喚起をしっかりしていただくということをお願いをさせていただいたわけでありますが、実際問題、まだこれ21例あるという話ですけれども、因果関係が十分にまだ我々としても解明できていない部分もあります。ただ、数としては多いので、これに対してはしっかり医療機関の皆様方には御認識をいただきながら、薬を使っていただきたいということであります。

(記者)

 ちょっと話が変わるんですが、本会議場での携帯電話の使用を許可するかどうかといった議論がありますけれども、使用の賛否について大臣の御意見をお願いできますか。

(大臣)

 すみません、私も報道ベースでしか聞いていないものですから、詳しい御議論はよく、正式にはそれぞれの役所の方にはまだきていないということであります。これは国会で御議論をいただくことなので、今までは駄目だということで使用を禁止してきたわけでありますけれども、時代の流れということもあるんだと思います。与野党でよく御議論をいただいて、適切な結論を得ていただければいいというふうに思います。

(記者)

 ちょっと話が戻るんですけれども、混合診療の話なんですけれども、今後拡大されていく時に今の評価療養と選定療養の、あの枠組の中で拡大をしていくということなのか、あるいは規制改革会議が提案するような第三の選択療養みたいな形のものを検討していかれるのか、どういう方向で考えていかれるんでしょうか。

(大臣)

 名前がどうなのかちょっとよくわかりません。選定療養ではないんだと思います。評価療養の範疇(はんちゅう)に入るんだと思います。先進医療であるとか、治験、医師主導治験、いろんなものがありますけども、そこはどうするのか、一番に適当な形での範囲、新しく作るということもあるかもわかりませんし、そこはこだわってはいないわけでありますが、とにかく先ほど言ったような論点をしっかり整理していくということが一番大事なので、どこに入れるかだとか、どういうカテゴリーを作るかだとかというのはあまりそんなには気にしておりません。

(記者)

 ノバルティスファーマ社の座薬で相次いで針が見つかった事件で、なかなか薬に針が混入するというのは今までなかったと思うんですが、厚労省の対応の方はいかがでしょうか。

(大臣)

 非常にこれ、私も話をお聞きして驚いておるわけですが、まだこれは捜査の過程なので捜査状況を我々としては見守るということになろうと思いますけれども、ただ、やっぱり注意喚起はしっかりはしていかなきゃなりませんので、そういう意味では周知を行っておるということであります。お気をつけをいただきたいなと。もちろん、薬局においてまず出す時にしっかりチェックをしていただきたいですし、御利用になられる方ももう一度使う前にはよく見ていただきたいと。非常に何といいますか、遺憾な話でありまして、このような薬にそのようなものを混入をしておるというような方がおるとすれば、これはもう止めていただきたいというふうに思いますし、とにかく早く捜査の中で原因究明して、こういうことが起こらないようにしっかり我々としても注視していきたいと思いますし、いずれにいたしましても、しっかりこれは周知をしながら被害が出ないように我々も努力してまいりたいというふうに思います。

(了)


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