閣議後記者会見概要

H19.12.04(火)09:14~09:17 ぶら下がり

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
委員会があるので。

質疑

記者:
今週6日か7日に大阪高裁の和解骨子案が示される予定ですけども、今協議の状況は。
大臣:
今、原告、被告がそれぞれ呼ばれて大阪高裁の方で精力的に和解を目指して話し合いを進めているというところです。そのプロセスは公表しないということですが、それぞれが歩み寄りながらやっているということなので、後は大阪高裁の裁判長のリーダーシップに期待するということです。先般の国会での委員会で申し上げましたように、薬害ですから、薬事行政が問われているので、それは反省すべきは反省し、謝罪すべきは謝罪し、償うべきは償う。そして、できる限り広く救済したいという方針は、ずっと私は一貫しており、そういう方針は大臣の方針であるということは、ちゃんと広くお伝えしてあります。それからまた、原告の皆さん方のお考えもあるでしょうから、なんとか接点を見出して良い形での和解のリーダーシップが大阪高裁においてとられることを今期待しているということで、まだ2、3日ありますから精力的に大阪高裁の方で頑張ってくれているものと思っております。そしてまたそれが出た上できちんと対応したいというのが今の状況です。
記者:
今日原告の方々と会われるということですけども、国側の何らかの態度を示す予定はあるのでしょうか。
大臣:
これは、衆議院、参議院の厚生労働委員会の与野党の理事の皆さん方から申し入れがあるということなので、それをお受けして、国会の委員会の方々のご意見を賜って、その上で原告の方々が今どういう思いでどういうことをやっていたいかということを直接お伝えしたいというので、それはしっかりと受け止めてお受けした上で今後の交渉、それからまた和解勧告出てもそれですぐ片付くというのが出るのか出ないのか分かりませんから、なんとか年内解決を目指して原告の方々と直接対話をしてその解決に役立てたいと思っています。
記者:
コンタクトレンズ診療所の診療報酬の不正請求というのが横行していますけど、これについてはどのように。
大臣:
個々の診療所がどうってことよりも、やはり一般的に診療報酬についてはきちんとこれは法律に定められたことをやっていただかないといけないので、まず現状把握をしっかりして問題があればきちんとこれは対応し、指導し、監督するということで指示を出して今全国一斉に調査をしている状況です。
記者:
アスベストの被害があった事業所の名前を民間の市民団体が情報公開請求を使って公表しましたけれども、厚生労働省として改めて公表するという考えは。
大臣:
これはもの凄い数だそうです。いろんな事業所がありますから、今一所懸命集計をさせて、できるだけ早く出したいということで、その指示で今作業をさせております。

(了)