閣議後記者会見概要
H16.03.16(火)8:55~8:58 ぶら下がり
広報室
会見の詳細
鳥インフルエンザ緊急総合対策について
- 大臣:
- 今日は鳥インフルエンザの対策会議がございまして、対策が決定されたところでございます。
閣議について
- 大臣:
- その後、閣議におきましては鳥インフルエンザの話が中心でございました。特段のものはございません、どうぞ皆さんの方から。
質疑
- 記者:
- 鳥インフルエンザ対策、政府としてまとめたわけですけれども、厚生労働省としては今後さらに注意しておくべき点、やるべき対策というのがあれば教えてください。
- 大臣:
- そうですね、二つありまして、一つはやはり人への感染をどう防ぐかということでありまして、ここは鳥の養鶏をしてお見えになる皆さん方を中心にしまして、そこはしっかりとしていかなければいけないというので、徹底したいと思っております。もう一つは食品の方でありまして、食品の安全であります。こちらの方は卵や肉は影響はないわけでございますけれども、しかし、インフルエンザに罹った鶏が出ました時に、それが中心になって周辺にまたそれが感染するということがございますので、その時には十分な注意をしたいと、その意味で、食鳥検査場というのがございますが、その検査場でしっかりと検査をしたいというふうに思っております。
- 記者:
- 食鳥処理場の検査は、人の簡易キットを使ってやるという。
- 大臣:
- そうなんですね、鳥のは無いものですから、人のを使ってやるということですね。とりわけ、よく死んでいるとか、危険性があるとかといったようなことを中心にしまして出来るだけやりたいというふうに思っております。
- 記者:
- タミフルの備蓄が、まだ自治体で準備出来ていないところもあるようなのですけれども。
- 大臣:
- タミフルの方は全国の医療関係にかなり備蓄されているというふうに思っております。約1300万人分、地域に行っておりまして、少なくともその半分以上はもうすでに各医療機関に出回っている。幸いにしまして、今年はインフルエンザに罹る人が、スタートも遅かったですし、治りかけたのも早かったものですから、去年に比べまして非常に少なかったということもあります。かなり残っているはずでございますので、もし万が一の時がありましたら、直ちにそれに対応出来るように出来るというふうに思っております。
- 記者:
- 雇用情勢なのですけれども、トヨタですとか新日鉄ですとかの採用計画で、かなり採用を増やすという話もちらほら出ているようなのですが、これへの受け止め方と雇用情勢全体への効果、あるいは影響についてはどういうふうにお考えなのか、教えてください。
- 大臣:
- 30歳代、40歳代、50歳代のところは、昨年に比べまして非常に良くなってきている。ところが悪いのは20歳代、ここはいわゆる有効求人倍率、求人の方は1.45ですから、1を遙かに上回っておりまして、非常に求人は多いのですけれども、なかなか就職がうまくいっていない。一言でいえばミスマッチなのでしょうけれども、そういうことがございまして、その辺のところをどうしていくかということを今後中心にやりたいと思っております。
(了)