野兎病
野兎病とは
主な症状
潜伏期間は3日間を中心に7日間程度で、突然の悪寒、発熱、頭痛、筋肉痛、菌の侵入部位に近いリンパ節の腫れと疼痛などの症状を示します。また、重症化すると肺炎や敗血症を起こします。
感染経路
野兎の剥皮作業や調理に従事した際に感染することが多く 、また、感染動物との接触や野兎病菌を持ったダニ等に刺されることで感染することがあります。
通常、人から人へ感染することはありません。
通常、人から人へ感染することはありません。
検査・治療方法
病巣部拭い液、摘出リンパ節、リンパ節穿刺液、咽頭拭い液からの病原体の検出、PCR法による病原体の遺伝子検出、血清学的検査により診断されます。治療方法として、抗生物質のストレプトマイシンなどのアミノグリコシド系抗生物質の筋肉内投与が有効です。
予防と対策
流行地では、死体を含めた野生動物との接触を避け、マダニや昆虫の刺咬を防ぎ、生水を飲まない、野生動物を喫食する際には十分加熱する等の対策が推奨されます。
発生状況
野兎病は、北半球で確認されており、米国では、毎年200名程度が感染しています。我が国では、1999年の千葉県での発生を最後に報告がありませんでしたが、2008年から2024年にかけて合計8例の感染が報告されています。(2026年3月現在)
Q&A
野兎病について理解を深めてもらえるよう、よくある質問について、Q&Aをまとめていますので、詳しくはこちらをご参照ください。
感染症法に基づく医師の届出のお願い
全ての医師の方は、対象の感染症の診断を行った際に、届出様式により最寄りの保健所に届け出てください。
都道府県により届出様式が異なる場合がありますので、最寄りの保健所にご確認ください。
都道府県により届出様式が異なる場合がありますので、最寄りの保健所にご確認ください。

