水安全計画について
今日、我が国における水道水は、水質基準を満足するよう、原水の水質に応じた水道システムを整備・管理することにより安全牲が確保されています。しかしながら、今なお、水道水へのさまざまなリスクが存在し、水質汚染事故や異臭味被害の発生も見られています。さらに、水道施設の老朽化や担当職員の減少・高齢化も進んできています。
水道をとりまくこのような状況の中で、水道水の安全性を一層高め、今後とも国民が安心しておいしく飲める水道水を安定的に供給していくためには、水源から給水栓に至る統合的な水質管理を実現することが重要であり、水道ビジョン(平成20年7月改訂)においても、統合的アプローチにより水道水質管理水準の向上を図るものとされているところです。
一方、WHO(世界保健機関)では、食品製造分野で確立されているHACCP (Hazard Analysis and Critical Control Point)の考え方を導入し、水源から給水栓に至る各段階で危害評価と危害管理を行い、安全な水の供給を確実にする水道システムを構築する「水安全計画」(Water Safety Plan;WSP)を提唱しています。
厚生労働省においては、この水安全計画の策定を推奨することとし、水安全計画策定のためのガイドラインを作成しました。
○関連の通知・事務連絡
・通知:「水安全計画策定ガイドライン」の送付について(平成20年5月30日健水発第0530001 号
厚生労働大臣認可水道事業者・用水供給事業者宛て(PDF:99KB)、 都道府県・保健所設置市・特別区水道行政担当部(局)担当者宛て(PDF:102KB)
・事務連絡:「水安全計画ケーススタディ」の送付について(平成20年9月19日)
厚生労働大臣認可水道事業者・用水供給事業者宛て(PDF:74KB)、 都道府県・保健所設置市・特別区水道行政担当部(局)担当者宛て(PDF:78KB)
・事務連絡:「水安全計画作成支援ツール」のウェブページ掲載について(平成20年12月26日)
厚生労働大臣認可水道事業者・用水供給事業者宛て(PDF:75KB)、 都道府県・保健所設置市・特別区水道行政担当部(局)担当者宛て(PDF:79KB)
◇ 水安全計画策定のためのガイドライン(PDF:3,044KB)(平成20年5月)
◇ 水安全計画ケーススタディ(PDF:1,486KB)(日本水道協会)
※社団法人日本水道協会において、水安全計画策定ガイドラインに基づき、我が国の代表的な浄水処理プロセスである急速ろ過方式、緩速ろ過方式及び塩素消毒のみの場合についての水安全計画ケーススタディがとりまとめられました。
◇ 水安全計画作成支援ツール (日本水道協会)
●「水安全計画作成支援ツール」について(PDF:27KB)(はじめにお読み下さい)
●水安全計画−解説編−(PDF:1,179KB)
●水安全計画−作成編−(word:157KB)
●水安全計画−危害分析用ファイル−(excel:4,600KB)
※社団法人日本水道協会において、水安全計画策定ガイドラインに基づき、中小規模の水道事業体においても比較的容易に計画を策定できるよう、水安全計画の作成を支援する「水安全計画作成支援ツール」がとりまとめられました。
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