ホーム > 政策について > 分野別の政策一覧 > 健康・医療 > 健康 > 水道対策 > 厚生労働大臣認可事業者への指導監督に関する情報 > 平成14年度 水道法第39条第1項の規定に基づく立入検査結果報告について− 指摘事項に対する改善報告 − > 平成14年度臨時立入検査結果報告について

平成14年度臨時立入検査結果報告について

平成14年度臨時立入検査結果報告について

1. 臨時立入検査実施状況
 平成14年度における臨時立入検査については、平成15年1月に、2事業者に対して実施した。
 臨時の立入検査では、その事故原因等の究明はもとより事故現場の状況やその対応状況、事故以前の管理体制などの確認と再発防止に向けた取組方法、水道技術管理者の関与、危機管理体制の整備、広報活動の重要性などについて助言を行った。
2. 事故の概要
1) 岡山県津山市・衛生上の措置の不適切
事故の概要:
 原水水質の悪化及び浄水過程における職員の過失により、給水管での残留塩素が基準値を下回る水道水が供給された。水道水を利用する給食センターの担当者による水質検査の結果発覚(平成14年12月3日8:40)。水道局は事実確認(同9:50)後、水道水を飲用に供しないよう、該当配水ブロックに広報(同10:40)。塩素濃度の高い浄水の製造及び配水管内の浄水入替作業により、同日22:25復旧。体調の変化を訴える者はいなかった。
2) 佐賀県鳥栖市・浄水汚泥の河川流出事故
事故の概要:
 浄水場における沈殿池清掃に際して、河川放流弁の誤操作により活性炭を多量に含む浄水汚泥が河川に流出(平成14年12月10日16:20)。放流管から下流300mに渡り河川を汚染。住民からの通報により発覚(同13日16:30)。技術管理者に事故の情報が入らず、対応が著しく遅れた。

ホーム > 政策について > 分野別の政策一覧 > 健康・医療 > 健康 > 水道対策 > 厚生労働大臣認可事業者への指導監督に関する情報 > 平成14年度 水道法第39条第1項の規定に基づく立入検査結果報告について− 指摘事項に対する改善報告 − > 平成14年度臨時立入検査結果報告について

ページの先頭へ戻る