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2015年11月30日 第5回化学物質による労働者の健康障害防止措置に係る検討会

労働基準局安全衛生部化学物質対策課

○日時

平成27年11月30日(月)15:00〜17:03


○場所

経済産業省別館 114号室(1階)


○議事

○北村化学物質情報管理官 本日は、大変お忙しい中御参集いただきまして、まことにありがとうございます。

 定刻になりましたので、ただいまより、第5回「健康障害防止措置検討会」を開催いたします。

 以下の進行は座長の菅野先生にお願いいたします。

○菅野座長 本日もよろしくお願いいたします。

 議事に入る前に、事務局から資料の確認をお願いします。

○北村化学物質情報管理官 それでは、資料の確認です。

まず、議事につきましてですが、本日の議題は2つございます。まず1つ目が「三酸化二アンチモンの健康障害防止措置の検討について」ですが、「措置内容の検討について」は公開で行います。2つ目の「三酸化二アンチモンの製造工程について」は、企業の機密情報を扱いますので、非公開とさせていただきます。事務局のほうから案内をいたしますので、その際は、傍聴の方は御退席をお願いいたします。

議事次第をめくっていただきまして、資料一覧です。

 本日の資料ですが、非公開のものと公開のものを分けてとじております。議事次第がついております資料が公開の資料となります。

まず、資料1−1「健康障害防止措置の検討シート」、こちらが1ページから、資料1−2「関係事業者・団体への意見照会結果」、こちらが17ページから、資料1−3、「三酸化二アンチモンに係る措置検討等の経過」、こちらはA3サイズのもので31ページとなっております。最後に、資料5「今後の予定」について33ページとなっております。

次に、先生方のほうにお配りしております机上配付の資料でございます。まず、1ページ目、資料2、日本化学繊維協会からの追加資料となっております。資料3「三酸化二アンチモン取扱い作業における作業環境測定データについて」、こちらが3ページから、資料4「三酸化二アンチモンの製造工程に係る資料」、こちらが7ページからとなっております。

それから、先生方のお手元に紙ファイルでとじておりますが、特化則の抜粋のものとリスク評価報告書、それから、リスク評価報告書に加えて三酸化二アンチモンのプロファイルのほうをとじております。

資料につきましては以上です。

○菅野座長 よろしいでしょうか。

 それでは、本日の議題に移ります。まず、健康障害防止措置の検討シートの更新状況につきまして、事務局から御説明をお願いします。

○北村化学物質情報管理官 まず、資料1−3について御説明いたします。公開の資料の31ページ、A3の資料となります。

 真ん中の列の「措置検討会での意見等」ということで、更新している部分について説明いたします。真ん中から下の第4回(H27.11.2)の実施の状況についてです。

 第4回は事業者団体からのヒアリングということで、日本化学繊維協会様にお越しいただきまして御説明いただいたところです。先生方からの御意見としましては、まず、精錬工程について、「発散源・作業工程等の密閉化」が技術的に不可能ということであるが、さらに具体的な工程を精査して、どの工程で技術的に不可能であるのか確認するという御意見をいただきました。

これを受けまして、本日の検討会で事業者団体の方に御説明いただくということを予定しております。

 次に、三酸化二アンチモンそのものを触媒として使用する例があるが、コバルト及びその無機化合物のように、「触媒として取り扱う業務」を今回の措置から外すのは、使用量等を考慮すると、範囲が広過ぎるため、適当でない」という御意見をいただきました。

 次に、「樹脂に含まれた三酸化二アンチモンが切断等の工程で三酸化二アンチモン独自で単離する可能性はないのか」という御意見をいただきました。こちらについては、現在、確認しております。

次に、事業者団体のアンケートで、「少量取扱い等リスクが低いと考えられる作業」が記載されているが、リスクが低いことを示すデータ等を確認することという御意見をいただきました。こちらについても、今、データを事業者団体様に確認させていただいているところです。

 現在、報告をいただいているところも何社かございますが、作業環境測定を実施していらっしゃるところもありますけれども、例えば液体に分散させたり樹脂に練り込んでいるというところで、そもそもリスクが低いという前提のもとに作業されているというところがございまして、データがないという例も多数あるということでございます。

 次に、樹脂ペレットを取り扱う作業に係るばく露実態調査のA測定結果で、特に高いばく露のデータがあるが、生データを確認し、理由を確認することという御意見をいただきました。こちらについては、ばく露実態調査の生データを確認しまして、A測定の結果を再集計しております。こちらは後ほど説明いたします。

 次に、一番右側の欄になりますが、3の「追加調査が必要な事項等」というところを更新しております。まず、「(1)精錬工程のうち、特に発散抑制措置等の導入が困難な工程について」。「(2)三酸化二アンチモンを含有する樹脂ペレットの製造工程で、粉体を投入する作業以外で、三酸化二アンチモンにばく露する可能性のある作業の有無」。「(3)樹脂ペレットを射出成型等の際の、三酸化二アンチモンが単離する可能性」について。「(4)樹脂ペレットの粉じんが体内に取り込まれた際の状態等」、こういった点について追加の調査が必要というような御意見をいただいたところです。

 資料1−3につきましては以上です。

 続きまして、資料1−1と1−2のほうですが、特に主立った更新はしておりませんので、前回の資料から変更はないというところだけ御報告させていただきます。

 資料1につきましては以上です。

○菅野座長 ありがとうございます。

ただいまの御説明につきまして、御意見、御質問があればお願いいたします。

○北村化学物質情報管理官 事務局から補足ですが、本日、マイクの本数が3本しかなくて、申し訳ありません。御迷惑をおかけしますが、御発言いただく際には、事務局のほうでマイクをお手元までお持ちしますので、どうぞよろしくお願いいたします。

○菅野座長 では、そのようにお願いいたします。

ただいまの御説明につきまして、よろしいでしょうか。

 それでは、引き続きお願いいたします。

○北村化学物質情報管理官 では、続きまして、資料2以降について御説明させていただきます。

 申し訳ありません。こちら、机上配付資料となっておりますので、傍聴の方にはお配りしておりませんが、御了承ください。

 机上配付資料の1ページ目をご覧ください。こちらは日本化学繊維協会様よりいただいた資料となっております。第4回の検討会でヒアリングした際に先生方からいただいた質問事項についての回答ということでまとめていただきました。

まず1つ目ですが、「事業者の自主的な取組み」の「作業管理」で、「呼吸用保護具(防毒マスク)の使用」のところについて、記載していることについての確認ですが、「呼吸用保護具(防毒マスク)の使用」と回答した4社については、アンケートの回答項目に「防じんマスク」がなかったために、防じんも含めた防毒と解釈して回答されたというところでございます。再確認した結果、下の3つのとおりになっておりまして、まず、防毒マスクについては、使用されている会社はゼロ。送気マスクについては2社ございまして、1社は防じんマスクと併用されているということです。防じんマスクについては7社のうち6社が使用されているという結果でございました。

 2つ目です。「三酸化二アンチモンを起源とする触媒残渣をポリマー中に含むペレットの取扱い」についてというところで、「触媒残渣」というものはどのようなものか、ポリマー中のアンチモンは三酸化二アンチモンかという御質問をいただいたところです。

こちらについては、触媒残渣というのは、重合時にポリマー中に包埋されるアンチモンのことでございます。ただし、このアンチモンについて化学変化の詳細というのは特定されていないところでございますが、アンチモンは樹脂の末端に配位しているものが多いと考えられるということでございます。また、三酸化二アンチモンかどうかという御質問ですが、三酸化二アンチモンも含まれているという可能性はありそうですが、複数のアンチモン化合物ではないかと考えられるということでございました。

 次に3つ目です。「プッシュプル換気装置」の回答で、「取扱い場所から投入部全体を覆う形となり、技術的に困難」とあるが、具体的な説明をお願いしたいという質問に対しての回答です。三酸化二アンチモンを保管しているところから、タンクの三酸化二アンチモン投入口までは約3mあるということで、アンチモンの保管庫と触媒調製タンクの周辺のところには、ほかの調製タンクや配管が配置されているということなので、全体を覆う形のプッシュプル型換気装置を設置することが困難というところがありまして、回答はこういう形になっているということでございました。

 続きまして4つ目です。「当該物質を微量含有する製剤の投入、溶液調整」について、「製剤」は「粉体」か。「三酸化二アンチモンとして1〜3kg/回程度」とあるが、ここで取り扱われるもの及び調製後の溶液量はどの程度か、溶媒はどのようなものかということでございます。

こちらにつきまして、製剤は、三酸化二アンチモンだけでなくて、ほかの化合物と含有された粉体ということでございます。お手元の資料の数字を見ながら御確認いただければと思います。

調合作業で使用されている量は、その表にあるとおりでして、三酸化二アンチモンの量についても記載されているとおりでございます。一回の仕込みで有機溶剤を使用しているということでございます。最終的な、ポリマー中に残留する三酸化二アンチモンにつきましても記載しているとおりということでございます。

最後に、「重合以降の三酸化二アンチモンからの化学変化も考慮し」とあるが、どのような化学変化か同定できているか。製品(レジン)中のアンチモン濃度はどの程度かという御質問です。

 こちらにつきましては、2番目の質問に対する回答とよく似ておりますが、化学変化の詳細は解明できていないけれども、アンチモンはポリエステルポリマーの末端に配位しているものが多いと考えられるということでございます。一般的な製品中のアンチモン濃度は150ppm程度ということでございます。

資料2につきましては以上です。

○菅野座長 資料2の御説明につきまして、御質問、御意見がありましたらお願いいたします。

○大前委員 3つ目の、保管庫から触媒調製タンクというお話でございますけれども、約3mあるということですが、これは保管庫のアンチモンが入った袋を手なり、あるいは台車で持って触媒調製タンクのところまで行って、それで封をあけて入れるということでよろしいですか。凝集といいますか、機械的にエアーかなんかでいくわけでなくて、単に手で持って手で入れるということでよろしゅうございますか。

○北村化学物質情報管理官 そうですね。そこまではお聞きしてないので、繊維協会様のほうに確認はさせていただきます。

○大前委員 もしそうだとすると、実際にアンチモンが出ているのは開封した後ということになるので、触媒調製タンクのところになるのではないかとこれだと読めるのですが、そうすると、プッシュプルというのは全体を覆う必要もないのかなと思いますね。ちょっと確認をよろしくお願いします。

○北村化学物質情報管理官 先生の御指摘は、投入する部分だけをきちんと確認すればよいというところですね。

○大前委員 はい。

○北村化学物質情報管理官 承知いたしました。

○菅野座長 ほかにはいかがでしょうか。

 1つ疑問に思っているのですが、三酸化二アンチモンの固体を触媒として使われるわけですね。それで、有機溶媒に懸濁させていると思うのですけれども、そうすると、三酸化二アンチモンの分子があって、それが溶解して触媒作用を示すのではなくて、固体の表面そのものを示すのだと思うのですが、その場合に三酸化二アンチモンの結晶でなければいけないのか、あるいは不定形の結晶であってもいいのかというようなことは、実際につくっておられるところにお聞きしないといけないかと思うのですけれども、それがはっきりしないと。

 それから、PETのポリマーの末端に配位しているということですが、ここにアンチモンと書かれているのですけれども、これは三酸化二アンチモンなのか。

○北村化学物質情報管理官 そうですね。そこは※印に書いておりますけれども、三酸化二アンチモンの場合もゼロではないということではありますが、なってない可能性も当然ながらある、ほかのアンチモン化合物になっていることも考えられるということです。

○菅野座長 有機溶媒に溶解しなくても、アンチモンの、例えば1μmの粒子が中まで変化するということはあり得ないと思うのですけれども、その辺を明確にしていただければなと思います。

ほかにはいかがでしょうか。

 それでは、続きまして資料3をお願いいたします。

○北村化学物質情報管理官 続きまして、資料3のほうの説明をいたします。

こちらについても机上配付となっておりまして、資料2を1枚めくっていただきまして3ページでございます。こちらは前回の検討会でA測定を実施した事業場のデータのうち、ほかのデータよりもかなり飛び抜けて高いデータがあるということを先生方に御指摘いただいたところでして、生データを確認して、実際どういったデータだったのかということを確認しまして、さらに異常値と思われる値を除外した場合はどういった結果になるのかということをあわせて検討した表となっております。

まず、前回御報告したデータについてですが、表はA測定の全部のデータを使用した計算というものになっております。2列に分かれておりまして、両方ともモールド工場となっていまして、申し訳ありません。ちょっとわかりづらいのですが、まず左側の列、真ん中から下に測定時間とありまして、その下、1番目が0.26とありまして、4番目に0.16。こちら2点について、ほかのデータと比較すると100倍から1,000倍というような値になっているところです。

そのもう一つ隣のデータですが、こちらも、5番目のデータにつきましては0.23ということで、ほかの測定値に比較するとかなり高いというような状況となっております。

この3つのデータを除いたものが右側の2列ということになりまして、最大値0.26となっていたものは0.0027となりまして、0.23が最大値となっていたものは0.00130というような結果となっております。

めくっていただきまして、5ページでございます。A測定の結果を比較した表となっております。一番上が前回第4回の検討会で見ていただいたデータとなっております。A測定のデータ、m1-1m1-2が載っております。真ん中の列が、m1-2の、A測定の計算するときに定量下限未満のデータを含めていなかったというちょっとミスがございまして、そちらを修正した場合はこういうデータになるというものになっております。

一番下がA測定データで、先ほど御説明しました異常値3点を取り除いた場合の結果を出したものとなっております。

資料3につきましては以上です。

○菅野座長 A測定の結果につきましていかがでしょうか。

保利先生、どうぞ。

○保利委員 測定結果のところですけれども、確かに幾何標準偏差から見ると、この3点を除くと通常の妥当な値になっているかと思うのですけれども、異常かどうかというのはどうやって判断するかということですね。吸入する可能性があるのであれば異常値として取り除けないと思うのですけれども、どういう形で出ているのかというのが、もしわかりましたら出してください。

○菅野座長 中災防のほうで御説明いただけますか。前回、スプルーを粉砕するところの近傍と聞いたのですけれども。

○オブザーバー 幾つの値から異常値と扱うかというのは、ちょっと統計的な意味での異常値検定はしておりません。今回の場合は桁が100倍から1,000倍違うということなので、それともう一つは、その原因となった粉体が三酸化二アンチモンそのものではなくて、モールド、要するにプラスチックの中に含有されたアンチモンがあるという意味での異常値ということで、大きな固まりが入った可能性があるというところで、一応この100倍、1,000倍の値を異常な値と解釈して除去してみたということですので、統計的な意味での異常値検定は、申し訳ないけれども、しておりませんが、まず間違いなく、異常値としてはねられるだろうという数値かなという感覚で計算しております。

○保利委員 分布から考えると多分明らかに異常だと思うのですけれども、例えば6点のうち2点出ているとかいうことであれば、そういうのがかなり頻繁に出るのかなあと。だから、それが吸入されないようなものであれば異常値として扱っていいだろうと思うのですけれども、その辺がどうなのかということです。

○オブザーバー まず、現場の粉じんの顕微鏡での観察はしてないので、どのぐらいの破砕片が大きさを持っているかというのはわかりませんけれども、少なくとも肉眼的にはかなり大きなものであるということ。それからもう一つは、プラスチック中のアンチモンの溶け出した可能性はかなり低いだろうという意味もあって、プラスチック片を吸い込んだとしても、多分、経気道から経消化管のほうへ戻ってくる粒径であろうという考え方もあるので、よしんば肺にあったとしても、酸化物がそのままあるのではないので、余り人体への溶出はないのかなと私自身の知識では理解しているというところで、一応こちらの中災防としての扱いはそのようにさせていただいたということになります。

○菅野座長 この測定値145というのは、プラスチックを粉砕する装置の近傍、145の測定場所というのは。

○オブザーバー 145というのは場所です。

○菅野座長 測定場所ですね。

○オブザーバー そうです。

○菅野座長 それがプラスチックの残渣を壊す装置の近くであったことは間違いないのでしょうか。

○オブザーバー 一応モールド機の近辺というか、人が余り通らない、邪魔にならないところが、無作為ではあるのですけれども、ほんのわずかな前後があるので、割とモールド機の近くにサンプラーが置いてあるので、各モールド機には破砕機がついているという状況にはなっていました。特に破砕機のすぐそばに置いたという意味ではなくて。

○名古屋委員 でも、これは2つの異常値を除いてしまったら測定点4つになるよね。4つで計算していいの。

○オブザーバー かなり減ってしまいます。それだとかなり疑問ありますけれども、でも、4点ですものね。本来、5点以上なくてはいけないということですから。

○名古屋委員 5点以上でしょう。その2つを計算に入れること自体、基本的に違うのではないかなあと思いますが、どうなのだろう。

○オブザーバー 精密に言えば、もう一回行ってきてはかるということが必要なのかもしれませんけれども。

○名古屋委員 あと、異常値が2つ入るというのは異常だよね。逆に言うと。再測定のほうが当たっているのかなという気はします。

○菅野座長 私も、1点だけかと思っておりましたので、2つあるというのはちょっと。

○名古屋委員 もう一個あったら、どっちがいいかわからなくなる。

○菅野座長 難しいところですね。これはレスピラブルの分離装置をつけてはかられたのですか。それとも総粉じん。

○オブザーバー 総粉じんとして測っています。

○櫻井委員 サンプラーは横向きですか。

○オブザーバー 横向きです。

○菅野座長 このM工場が自社測定をしていて、何か参考になるデータがあればよろしいのですけれども、今のところまだ挙がってきてはいないということ。

○北村化学物質情報管理官 そうですね。ばく露実態調査をしたところに今回確認しているわけではないので、あくまで、今回、リスクが低いという確認をしたりしているのは、本省、厚生労働省のほうから、この措置検討会をするに当たって実施したアンケートの事業場になっているので、M社についてはこれ以上の情報はないところです。

○菅野座長 わかりました。ここで何か結論めいたものを出すのは難しいかと思いますが。

資料3につきましてほかにはいかがでしょうか。

○北村化学物質情報管理官 済みません。先ほど名古屋先生からも御指摘いただきましたけれども、要は、今回のデータが、異常値の部分もあって確認が難しいということであれば再測定ということも検討はしたいと思いますけれども、いかがでしょうか。

○名古屋委員 多分、全体は低いだろうと思います。ほかのデータが全部低いから、もちろん低いのだけれども、ただ、どうなのだろうねという。再測定することはないと思います。

○オブザーバー 再測定といっても、環境的には、においも、視認的にもきれいなのですね。

○名古屋委員 それは思うのですけれども、2つ異常値があったのと、時々飛んでいるかなというのがあるので、オープンでとるとどうしても、1個とってしまうと高くなるので。という疑問を言っただけですので。

○菅野座長 それは、再測定は必要ないということでよろしいですか。

○名古屋委員 大丈夫でしょう。これだけ低いから。と思うのですよ。

○保利委員 そのところが確認できていればいいと思います。吸入性ではない大きな粒子があって、それが時々入ってくるというのが。

○菅野座長 レスピラブルと総粉じんと2つ並べて行えば、ある程度確認は可能かと思いますが。

○保利委員 確かにレスピラブルかどうかを測ってもらえるとわかると思いますね。6点のうち2点というのはちょっと気になるのですね。

○櫻井委員 時間をずらして、同じ場所ですね。

○オブザーバー そうですね。時間的には一緒でないので、測定点を全部一緒にしてしまうわけにはいかない。

○櫻井委員 10回はかって3つ入ったということですね。

○オブザーバー 下には6点しかとってない。時間差がありますので。

○菅野座長 1回目と2回目は全く同じ場所なのですか。時間が違うだけですか。

○オブザーバー 大きな建屋の中の6点、6点なのです。

○菅野座長 では別の場所なのですね。

○オブザーバー 部屋としては1つなのですけれども、一遍に6点全部とるわけにいかなかったので、半分ずつ、6点、6点でとっております。

○藤間委員 これは、個人ばく露の位置との関係というのはどうなっているのですかね。

○オブザーバー ちょっと見にくいかと思います。線が見えるかと思います。これがスポット測定をして、動く人をずっと追いかけてとっています。この人がその破砕片を回収して、処理倉庫へ運ぶという動きをしたのをずうっと追いかけているのです。特にこの人の値が個人ばく露測定高かったということはない。ですけれども、その動きの中にあったこの6点の中の3点で高い値が出ているということと、作業者は大体一人で3〜4台担当していて、その3〜4台のあたりを動いているときにトラブルがあったりして、2人3人寄らなければいけない場合にはそちらにも行っていますので、平均的には全体を全員が動いているという作業になります。

○菅野座長 個人ばく露の測定と定点の測定で、流速といいますか、捕集速度は同じですか。

○オブザーバー 同じ条件です。

○名古屋委員 作業的にはイレギュラーが出やすい、大きいのが入りやすいから、多分、個人ばく露だと思うので、そこで入ってないのだから、定点のところで入ってきているというのは多分異常値なのではないかなという気がしますよね。本来的に接触する機会はばく露のほうが高いはずですから、それに入ってきてないけれども、こちらはたまたまと考えると。

○オブザーバー 特にこの訂正データの、ご覧いただいたこの下のスポットの測定のデータが出ている3番目の3人目のデータですけれども、それがこの建屋の中を、倉庫からスタートして、何台かの機械をずうっと集めながら回って戻ってくる間のスポットで出てないので、確率的にこういう現象が起きたのかなと。

○菅野座長 いかがでしょうか。皆様の御意見としては、再調査までは必要ないのではないかというように思われますけれども。

 では、ここではとりあえず、結論としてではなく、そういう感じであったということでお願いします。

 ほかには何かございませんでしょうか。

 それでは、次の議事ですが、「三酸化二アンチモンの製造工程について」というところをお願いいたします。

○北村化学物質情報管理官 それでは、最初に御説明しましたとおり、三酸化二アンチモン製造工程につきましては非公開とさせていただきますので、申し訳ありませんが、傍聴の皆様は御退席をお願いいたします。

(傍聴者退席)

【非公開】

○菅野座長 それでは、最後に今後の検討会の予定をお願いいたします。

○北村化学物質情報管理官 次回の検討会の予定でございますが、公開の資料の一番最後につけております資料5に記載してありますとおり、次回第6回が1214日月曜日1時半から、厚生労働省の共用第8会議室で予定しております。議題等につきましては、また先生方に御連絡いたします。

あと、1225日、予備日を設けておりますが、こちらについてはまだちょっとこのままということで、実施するかしないかは14日の検討会次第ということにしたいと思います。

以上です。

○菅野座長 次回は予定どおりに行うということですね。わかりました。

それでは、以上をもちまして、第5回の「健康障害防止措置に係る検討会」を閉会といたします。本日はありがとうございました。


(了)

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