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2014年6月18日 第40回中央最低賃金審議会 議事録

労働基準局

○日時

平成26年6月18日(水)
10:00~10:10


○場所

厚生労働省12階専用第12会議室


○出席者

【公益委員】

仁田会長、土田委員、中窪委員、藤村委員

【労働者委員】

木住野委員、須田委員、田村委員、冨田委員、萩原委員、松田委員

【使用者委員】

小林委員、高橋委員、中西委員、吉岡委員、渡辺委員

【事務局】

古都大臣官房審議官、里見大臣官房参事官(併)賃金時間室長
辻主任中央賃金指導官、久富副主任中央賃金指導官、小泉賃金時間室長補佐

○議題

(1)目安制度のあり方について
(2)その他

○議事

○仁田会長 おはようございます。それでは、時間になりましたので、始めたいと思います。第40回中央最低賃金審議会を開催いたします。

 議事に入ります前に、本日初めて中央最低賃金審議会に参加されます公益委員の御紹介をいたします。土田委員と中窪委員、お願いいたします。

 では、土田委員からお願いします。

○土田委員 同志社大学法学部教授の土田でございます。労働法を専攻しております。

 よろしくお願いいたします。

○仁田会長 では、中窪先生お願いします。

○中窪委員 一橋大学の中窪です。やはり労働法を専攻しております。

 よろしくお願いいたします。

○仁田会長 どうもありがとうございました。

 なお、本日は鹿住委員、武石委員、横山委員が御欠席でございます。

 それでは、第1の議題に入りたいと思います。「(1)目安制度のあり方について」でございます。

 目安制度のあり方につきましては、平成7年4月28日の目安制度のあり方に関する全員協議会報告におきまして「今後概ね5年ごとに見直しを行うことが適当である」とされております。前回は、平成21年から平成23年にかけて検討を行いました。

 したがいまして、時期的に検討すべき時期に来ていると思いますので、まず、検討の進め方につきまして、事務局から案を出していただきまして、それについて議論をしていきたいと考えます。

 それでは、説明をお願いいたします。


○里見参事官 それでは、事務局より御説明申し上げます。
 ただ今会長からございましたように、目安制度のあり方につきましては、平成7年4月28日の目安制度のあり方に関する全員協議会報告におきまして「今後概ね5年ごとに見直しを行うことが適当」とされ、前回は平成23年2月に報告が取りまとめられております。これを踏まえて、今般、目安制度のあり方に関する全員協議会を立ち上げ、議論していただくことになりました。
  検討事項は、資料No.3の中ほどにありますように、これまでの目安制度のあり方に関する全員協議会において審議されてきた項目並びに前回の全員協議会報告において、次回の目安制度のあり方に関する見直しの際に検討するとされた事項を掲げさせていただいております。
  1点目は「(1)ランク区分のあり方(ランクの振り分けを含む)」です。平成23年2月の全員協議会報告において「目安制度を取り巻く近年の状況の変化等も踏まえ、ランク設定のあり方について引き続き検討することが必要である」とされていることから、今回検討いただく必要があるのではないかと考えております。
  さらに、ランクの振り分けについてですが、これは平成7年の全員協議会報告に沿って検討を行ってきており、その報告の中では「各都道府県の各ランクへの振り分け等ランク区分については、今後5年ごとに20の指標を総合的に指数化した総合指数に基づいて見直しを行い、その間の各都道府県の経済実態の変化が反映されるようにすることが重要である」とされており、これに基づいて、これまで一部ランクの見直しが行われている経緯がございます。この点についても、今回、検討が必要ではないかと考えております。
  次に「(2)賃金改定状況調査等参考資料のあり方」についてです。目安の重要な参考資料ということで、賃金改定状況調査を含めて、参考資料のあり方についても見直しをする必要があるのかどうか、御検討いただければと考えております。
  その他、今後の議論において、新たな検討事項が出てくること等も考慮して、3点目に「(3)その他」を付け加えさせていただいております。
  最後に、検討期間でございます。この検討の結果については、平成28年度の目安審議に反映できるように進めていただければと思っております。そのため、遅くとも平成27年度中をめどに取りまとめをお願いできればと考えております。
  以上でございます。

○仁田会長 ありがとうございました。

 ただ今の説明に対する御質問・御意見等があれば、お願いしたいと思います。

 よろしゅうございますか。

(異議なし)

○仁田会長 それでは、御了解いただいたということで、これに沿って、今後、目安制度のあり方に関する検討を全員協議会で審議していただくということにいたしたいと思います。

 最後に、古都大臣官房審議官より一言御挨拶をいただきたいと思います。

○古都審議官 本日は、委員の皆様方には大変御多用なところをお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。

 この目安制度につきましては、大変長い歴史がございますけれども、そのあり方につきまして、ただ今全員協議会で今後検討していただけるということでお決めいただきました。誠にありがとうございます。

 近年、最低賃金を取り巻く状況もいろいろ変化してきております。それに伴い、目安制度のあり方につきましても十分に検討する必要があると思いますし、また、前回の全員協議会での議論の積み残しもあると思いますので、十分に御検討をお願いしたいと思っております。

 皆様方には大変御多忙の中ではありますけれども、この目安制度がよりよい制度になりますように、さらに御議論いただけますよう、どうぞよろしくお願いいたします。


○仁田会長 どうもありがとうございました。

 他に何か御意見等はございますでしょうか。よろしいですか。

 それでは、これで第40回中央最低賃金審議会を終了いたします。本日の議事録の署名は、木住野委員と吉岡委員にお願いいたしたいと思います。

 引き続き、目安制度のあり方に関する全員協議会を開催いたしますが、準備の都合上、開催までしばらく休憩いたします。

 お疲れさまでした。


(了)
<照会先>

労働基準局労働条件政策課賃金時間室
最低賃金係(内線:5532)

代表:03-5253-1111

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