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2011年4月6日 平成22年度化学物質のリスク評価検討会(第2回ばく露評価小検討会)

労働基準局安全衛生部

○日時

平成23年4月6日(水)14:00〜16:00


○場所

経済産業省別館827号会議室


○議事

○寺島化学物質情報管理官 本日は、お忙しい中、御参集いただきまして大変ありがとうございます。ただ今から、化学物質のリスク評価検討会第2回ばく露評価小検討会を開催いたします。本検討会は、御存じのように、3月18日に当初予定していましたのを、急遽延期ということで、先生方には御迷惑をおかけいたしました。今回は改めまして、その回の開催ということでございます。
 本日は内山委員が所用のために御欠席でございます。
 それでは早速ですが、議事進行の方、名古屋先生にお願いいたします。
○名古屋委員長 お忙しいところお集まりいただきましてありがとうございます。ばく露評価小検討会第2回目ということでございます。本日は、測定の部分とばく露の実態調査の二つの議題が予定されております。
 それでは議事に入る前に、事務局の方から資料、よろしくお願いいたします。
○寺島化学物質情報管理官 それでは、お手元の資料をごらんください。まず、1枚座席表の後にクリップどめの厚い資料がありますが、一番後ろにカラーのページがついていると思うんですが、これは資料1の84ページ、後ろから2枚目のところの差替でございますので、あわせて御確認いただければと思います。
 まず、1枚目、議事次第のところですけれども、議事1として測定分析法、こちらは公開でございます。議事2の(2)の方の22年度リスク評価対象物質のばく露評価についてという、この議題については非公開とさせていただいておりますので、よろしくお願いいたします。
 資料の確認をしたいと思いますが、議事次第の裏側に資料一覧というのがございますので、そちらも御参照ください。
 まず資料1としまして、一つになっておりますけれども、測定分析法(案)ということで、23年度に調査を予定してる物質の測定分析法の検討の資料です。それから資料2としまして、平成22年度ばく露実態調査の結果としまして、資料の2の後ろに2−1から2−9までございます。2−1がオルトーニトロアニソール、2−2がジクロロプロペン、2−3がジメチルジクロロビニルホスフェイト、2−4がニトロベンゼン、2−5ニトロメタン、2−6エチルベンゼン、2−7酢酸ビニル、2−8カテコール、2−9ナフタレンということでつけております。こちらの資料は非公開となっております。
 それから資料3、今後の予定ということで1枚紙をおつけしています。
 次に参考資料ですが、参考1としましてリスク評価の進捗状況。それから参考2としまして、今年度のリスク評価の進捗状況。資料3としまして、ばく露評価のガイドライン。資料4としまして、有害性評価の評価値。資料5としまして、昨年度ばく露実態調査を行った物質の測定分析法の資料です。
 以上でございます。
○名古屋委員長 それでは本日の議題に入りたいと思います。
 第1のばく露実態調査対象物質の測定報告、これはまた事務局でよろしくお願いいたします。
○寺島化学物質情報管理官 そうしましたら、資料1の方をごらんいただければと思いますけれども、資料1−1から資料1−7まで、中央労働災害防止協会の委託事業の方で測定分析法の開発を行っていただきましたので、棗田さんから御説明をお願いしたいと思います。
○棗田中災防課長補佐 資料1−1をごらんください。まずアンチモンということで、アンチモンは一応アンチモン及びその化合物ということで、金属アンチモン、表題の三塩化アンチモン、三酸化ニアンチモン、三硫化ニアンチモン、アンチモン酸ナトリウムですか。こちらの方の部分が、一応、私どもの方で試薬が手に入ったものということと、あともう一つ、スチビンというガス状のものがあるんですけれども、それは一応検討の対象から抜いております。ですから、一応中災防で手に入ったものを分析手法の検討対象にしたという形になっています。
 ただし、一般的に出回っているのは1ページ目をめくっていただきますと書いてありますとおり、最も多いものは三酸化二アンチモンで、用途のほとんど90%がこちらの三酸化二アンチモンになるということですので、ほぼこちらで、私どもの検討したものでほとんどのものの実態調査に対応ができるのではないかと思っております。
 次に、2ページ目の捕集方法ですけれども、通常どおりですけれども、ローボリウムエアサンプラーにメンブランフィルターという形で捕集をするという形になります。アンチモンは溶けにくかったようで、実際の溶解にはアンチモン化合物に塩酸1+1の4mlに過酸化水素1mlを加えて灰化させて、最終的に分析に持っていくという形になります。
 分析の条件としては、ICP−AES、ICP−MS、グラファイトファーネスという形で三つともとっていますけれども、最も定量下限が低いものはICP−MSという形になりますので、実際的にはICP−MSを使って分析を実施する形になると思います。3ページ目のところを見ていただきますと、それぞれのICP−AES、ICP−MS、グラファイトでの検量線の直線性が出ています。どの方法を使っても、特に大きな問題があるようには思えないという形になっています。
 5ページ目を見ていただきたいんですけれども、そこにアンチモンの添加回収という形で、実際にはフィルターにそのものを一度置いて、それごと溶かすという方法ですけれども、それの回収率を見ていただきますと、三酸化ニアンチモンが83.4%と少し回収率が悪いんですけれども、それ以外のものは100%、80%以上ということで、一応、我々の検討の条件である80%以上の回収率というものはクリアしておりますので、そういった形で、どれをやってもとりあえず分析はできるというような形になっています。
 次のページに、分析に使用するろ紙にやはりアンチモンが多少出てきておりまして、6ページ目の表4のところを見ていただきますと、ろ紙ごとのアンチモンの抽出量というのがありますけれども、ただ、実際に分析する際には、メンブランがやはり溶解性とかそういったそのほかの部分を考えても、非常に使いやすいということでメンブランを使用する予定ですけれども、ただ、10.2ngという形で、確かに検出されるんですけれども、これはほとんど問題になるようなレベルではありませんので、メンブランフィルター法でいくという報告になっています。
 表の5の方を見ていただきますと、採気量と定量下限の関係ということで、気中定量下限値という形でICP−AES、ICP−MS、グラファイトファーネスという形で、ほぼICP−AESが960L、480分、8時間ひいた場合でも0.52μg/m3です。ICP−MSですと0.001、グラファイトファーネスですと0.05、そういった形で大体徐々に低くなっていくという形になります。ただ、我々が実際に測定に使うのはICP−MSが一番感度がすぐれているという報告になっています。
 次の保存安定性ですけれども、実際にろ紙を溶解した後の溶液の保存性を図で示したものが、7ページ、8ページにありますとおり、基本的に金属物なのでそんなに変化なく、8日間まで十分安定なもので使えるという報告になっています。
 9ページ、10ページに、今まで言った方法についてをまとめたような形で書いております。ちょっときちんと御説明してなかったんですけれども、どちらも、アンチモンに関しましては許容濃度を0.1mgということで、これもオープンフェースという形になっていますので、特別何かをつけるという形ではなく、普通にオープンのフィルターで47mm、35mm、どちらでも問題ないかと思います。アンチモンについては以上でございます。
○寺島化学物質情報管理官 まとめての説明でよろしいでしょうか。
 そうしましたら、御質問は後でということで。
○棗田中災防課長補佐 そうしましたら、1−2をごらんください。2−アミノエタノールの測定手法検討結果ということで、2−アミノエタノールですけれども、1ページめくっていただきまして、融点10℃の沸点171℃ということで、通常無色の液体ということになります。許容濃度は3ppmとなっています。
 2−アミノエタノールに関してはちょっといろいろ苦労したので、苦労した部分が非常に長く書いておりまして、ずっとめくっていただきまして、19ページまでいっていただけるとありがたいんですけれども、3.本試験という形のところです。実際には硫酸含浸のガラスファイバーフィルターという形で、実はこの2−アミノエタノールは非常に不安定な物質でして、普通にとるとなかなかきちんと安定して分析ができないということで、19ページのところの図23のところにありますけれども、硫酸含浸フィルターをいろいろやりまして、最後の2番目、大きなところにBufferの後に15mlのFMOCというのが書いてありますけれども、これで誘導体化して、安定な状況でHPLCではかるというような形になっています。検出器としては、フォトダイオードアレイ検出器、PDAという形になっています。検出波長に関しては、190nmから400nm、定量波長としては265というような形になっています。
 次の20ページにいきますと、回収率が出ていますけれども、ここもはっきりと理由がわからない部分もあるのですけれども、添加量が0.179μgのところだけ47%という形で、量が少なくなってしまうと、どうやらきちんとFMOC等で誘導体化できないような形になっていまして、定量下限値が結局0.747のところからという形になります。ただ、それ以上の濃度では、数値見ていただくとおわかりのとおり、0.747μg以上の添加量であれば86%、しかもSDが0.7とか非常にいい、1.4とかという形で安定しておりますので、特に大きな問題はないかと思います。
 次のページに21ページのところで、保存安定性ですけれども、実際、含浸フィルターにこの2−アミノエタノールを添加して1.0Lの空気で4時間吸引した後、翌1日目、3日目、5日目で保存性を確認しておりますけれども、1.79、17.9、1,790μg、どの添加量であっても、95%以上の回収率が出ているという報告になっていますので、基本的には5日間までは十分安定であろうということになります。
 さらに検量線ですけれども、こちらの方も、図25を見ていただくとわかるとおり、R2としても1.00という形で、非常にきれいな検量線が描かれていると思います。最初のページが蛍光検出器で、後ろのページがPDA検出器、図26というのがPDA検出器という形になります。この方法の検出下限値と定量下限値ですけれども、検出下限は表6を見ていただくとおわかりのとおり、蛍光の方が0.00733、PDAが0.0423です。定量下限値の方が0.0244、0.141という形になっていますけれども、実際の例えば個人ばく露測定時での240L採気と10L採気した場合には、1ppb、10Lの採気であれば30ppbという形で、基本的には非常に低いところまで測定できるという形になっています。
 最後の23ページにまとめて書いてありますけれども、TLV−TWA(3ppm)の3分の1から2倍ぐらい、100分の1から48倍の範囲では測定が可能であるというような形になっております。25ページの方に今の方のものをまとめた形になっております。
 以上で2−アミノエタノールの方が終わりまして、資料1−3、α−メチルスチレンの方をごらんください。1ページめくっていただきまして、α−メチルスチレンの表1を見ていただくとわかるとおり、沸点が164℃、融点が−23℃ということですので、通常液体で存在しているという形になります。許容濃度がACGIHでTWA50ppmいうのが出されています。
 捕集方法ですけれども、一応活性炭です。それに普通のガスクロのFID検出という形で検討をしているんですけれども、3ページをごらんください。捕集管が、実はヤシガラ活性炭で測定可能であるとNIOSH等のものには書いてあるのですけれども、実際にやりますと、ORBO351、ORBO32、ORBO101という形で3種類の活性炭と脱着溶媒の候補を使って検討していますけれども、表の3を見ていただきますとわかるとおり、AがORBO351ですかね。すみません、これは脱着溶媒です。捕集管?@がORBO351、捕集管?AがORBO32、?BがORBO101という形になりますけれども、これ見ていただくとわかるのですけれども、余り普通のヤシガラ活性炭ではきれいにとれないという形で、捕集管を基本的にはORBO101、人造のグラファイトカーボンでつくったものを選択するという形にしてあります。
 次のページに検量線が載っていますけれども、検量線の方も希釈液の範囲で少し、これ実は全部を0.23から9009までの範囲を全部直線をとると、少し曲がるということで分けて……、すみません、普通にとっているんですね。こういうような形で、どちらも直線性があるということを示しております。
 5ページにいきまして定量下限ですけれども、目標の濃度値を50ppmの1000分の1ということで、0.05ppmとした場合に、そういったもので検討していますけれども、検出下限としては1L採気のときが0.14ppmです。4.8L採気をすると0.029ppm、24L採気であれば0.0060ppmというような形になっています。ただ、50ppmがもし許容濃度であれば十分な精度かなと思います。
 ただ、実は捕集管に捕まえられる量というのがどうやら非常に少ない、少量までしか実は捕まえられないということがわかっておりまして、表の7を見ていただくとわかりますけれども、あるところを超えると、2700μgのところでもう二層目の破過が88.1ということで、900μgまでが限界という結果になっております。この値を濃度換算すると、採気量が0.1L/minで10分間のところで仮定しますと、0.5ppmから187ppmぐらい。0.1L/minで240分間の採気にしてしまいますと0.02から8ppmぐらい。0.02L/minの採気で240分間であれば、0.1から40ppmということで、許容濃度を超えてしまうような濃度だと、ちょっとアクティブの手法というのは使うのが難しいという結果になっております。脱着率は、表の8のところに書いてあるとおり、非常に脱着率としては安定していると。保存性についても特段余り変化がありません。表9の方にそれが書いてあります。
 ということで、もう一つ、パッシブでもできるという話がありまして、8ページのところの10.パッシブサンプラーの使用ということで検討をしていますけれども、パッシブの脱着率が表の11です。こちらも90%以上という形で非常によろしいかと思います。これは一応メーカーの方でαメチルスチレンが一応とれるという形になっていますので、そういった形で余り、濃度が高いところであれば、このパッシブのサンプラーを使った方がいいのではないかというような形になっております。これが最後の10ページのところに標準分析測定法という形で書いてまとめてあります。10ページの方がアクティブサンプリングということで、サンプリングのところに流量で定点187ppmまで、0.2Lで引くなら40ppmまで、そういうような形で、どこまでの範囲までが使えるかということを書いてあります。11ページのところにいきますと、裏面がパッシブサンプリングという形で、定量下限値がここにも書かれていますけれども、パッシブの場合には480分で0.026、240分だったら0.052ということですので、基本的には個人サンプラーにパッシブを使えば大きな問題はないという形になっております。
 以上でございます。
 クロロメタン、1-4の測定法になりますけれども、1ページ目を見ていただきまして、クロロメタンも沸点−24.2、融点が−97.7ということで、通常の状態ではガス体という形になります。実はこのクロロメタンに関しては非常に実験がうまくいかなくて、いろいろ文献の調査を見ると、固体捕集−加熱脱着−GC/MS法とか、キャニスター−GC/MS法というような形で書かれています。NIOSHでは一応固体捕集−溶媒脱着−GC法と書いてあるんですけれども、NIOSH法では捕集後6時間以内に分析しろということが明記されていまして、通常のままではとても普通に測定してすぐ分析というのは不可能なので、この方法はちょっと使えないなという形になりました。本来は、ですからキャニスター法が最も適しているということはわかっております。ただ、まず最初にNIOSHで捕集時間6時間以内ということですので、それが本当にどれぐらい安定して脱着している溶液に存在するのかということで検討したところ、これはメタノールに溶けている標準液が売っているんですけれども、我々が余りうまくやれなかったのかもしれないんですけれども、実はクロロメタンがうまく検出・分離ができませんでした。それで、メーカーさん等に協力していただきまして、今度標準ガスでやった方がいいんじゃないかということで、標準ガスで分析をしたところ、普通のガスクロのFIDで十分出るという形になりましたので、3ページを見ていただきますと、検量線を標準ガスでつくったところ、きれいな直線に一応乗るということで、分析に関しては可能とわかりました。
 ただ、問題はまず溶液で安定しないので、溶剤では使えないという形。さらにキャニスター法なんですけれども、キャニスターが非常に高価で、さらにそれのセットでないと、装置ごとではないと分析ができないので、とても何百検体というのをこなすようなことはちょっとできないということで、テドラーバッグでできないだろうかということで検討したところ、ちょっとまだこれも時間が十分に足りずに、しっかりやってないと言われてしまえばあれなんですけれども、2時間半までではテドラーでの減衰が約10%の減衰ということで、テドラーならとりあえず測定できるんじゃないかということになっています。ただ、もう少しやはり長い時間放置したような形でどれぐらい減衰するのかというのを確認する必要性があるかと思います。
 まとめに実は書いてあるんですけれども、先生方もご存じかもしれませんけれども、テドラーバッグ自身が製造中止ということで、今後この代替品等でいろんなものが最近出てきていますけれども、それによってどれぐらい減衰するのか、それとも減衰しないでいけるのかというのを確認して、実際には測定しないと問題かなという形です。とりあえず今のところ、残念ながら作業環境測定の手法としてはできるんですけれども、これを個人サンプラーに応用することは非常に難しいですので、今のところ作業環境測定手法だけがめどがついたというところで、これが完全にオーケーだという形の報告にはなっておりません。
 次に、フタル酸ビス(2−エチルヘキシル)、通称DEHPです、別名としては、になります。表の1のところを見ていただくとわかりますけれども、融点が−50℃で沸点は385℃ということで、こちらの方も一応液体状態で存在すると。許容濃度は5mg/m3、ACGIHも同じという形になっています。DEHPの測定分析法、いろいろあるんですけれども、一応今回、中災防で検討したものは、利便性とかいろんなものを考えて、OVSですか。そちらの方のものでTENAX TUBEというもので検討をしております。
 次の3ページを見ていただきますと、フタル酸捕集サンプラーということで、フタル酸専用に近いような捕集サンプラーが出ておりまして、それはSupelco社製なんですけれども、それを使うという形になっています。測定方法としては、分析方法としてはガスクロマトグラフにMSで分析するという形になっています。
 4ページ目のところに検量線が出ていますけれども、こちらの方も直線性が非常に強く、特に大きな問題はないかと思います。4ページの下の6−2のところに検出下限と定量下限という形になっていますけれども、検出下限が0.03μg/mlなんですけれども、少し安全面を考慮して0.05μg/mlです。実際の換気中になりますと、1Lで10分採気の場合が1.25ppb、240分採気であれば0.052ppbまで特定できるという形になっています。
 5ページに先ほど捕集管という形で、こういうDEHP用のサンプラーということで、こういうようなものに使っているという形になっています。
 脱着率なんですけれども、脱着率の表が6ページの表5という形で、脱着率のところを見ていただきますと、基本的にはフィルターもTENAXもきれいに回収できるという形になっています。
 捕集率ですけれども、こちらの方もフィルター+TENAX1層目ということで、97.9%という形で、どの濃度を見ても90%以上の回収率が出ております。保存性のところも一応、先生方ご存じだと思いますけれども、DEHP自身自然界にいっぱい、自然界というか、人間の生活しているところに非常に可塑剤に使われていたりとかしますので非常に多くありますので、その汚染があるということです。アルミホイルできれいに包んで、そういった汚染をなくしたような状態で冷蔵保存で5日間は安定だというのが、7ページの表7のところにあります。特別変化がないと。
 そのほかの検討として、ブランク中にDEHPということが非常に出るということで、アセトンで処理をした器具からはDEHPは以下になるということですので、サンプラーを除く器具をすべてアセトン処理してから分析することがいいですよという形になります。また、バイアルキャップの素材なんですけれども、一応、本検討では天然ゴムで出なかったということですので、それを使うという形になります。さらに室内とか外気でDEHPがどれぐらいであるのかというところをはかったところ、室内でとるとやはり1.2μg/m3ぐらいバックグラウンドとして出るということですので、必ずバックグラウンドの測定は必要であるという形になるかと思います。そういうような形で、9ページに今の結果をまとめたような形になっております。
 次に、メチレンビス(4,1−フェニレン)=ジイソシアネート、別名MDIの測定方法になります。1ページ目、表1をごらんください。こちらの方も融点が37℃で、沸点208℃ということですので、こちらの方は一応、通常、結晶状態だと思いますけれども、場合によっては少し温度が高い場合には少し溶けているような形のものというふうになります。
 2ページ目にいっていただきまして、OSHのMethodがありまして、これはピペラジン含浸フィルターで捕集して、HPLCで分析するという手法になっております。この手法で検討をしております。
 3ページ目にいきまして、分析条件ですけれども、こちらの方でHPLCを使って蛍光検出器で分析をするというような形になっております。
 4ページ目のところの図2が検量線になっていますけれども、こちらも0.02から4.3μgまでの間の範囲で非常にきれいな直線に乗っているかと思います。検出下限と定量下限値ですけれども、検出下限値が0.02μg/ml、定量下限値が0.05μg/mlとなっています。4時間捕集した場合の定量下限値が0.37μg/m3、0.037ppbです。30分間の環境測定では2.93μg/m3で0.3ppbという形になっています。
 実際のところ、5ページ目のところからが、これがサンプラーで特別なサンプラーになっているわけですけれども、こんなようなものが売っているという形になります。
 脱着率の検討ですけれども、含浸フィルターの脱着率ですけれども、表4ですか。脱着率が添加量0.4から40のところの間で、ちょっと100%を逆に超えてしまっているような形、プラスに出るような形ですけれども、100%という形で安定しているという形になります。
 今度は採気をした場合です。回収率ですけれども、そちらの方が表5ということで、こちらの方も103%から113%までの間で、基本的には大きな問題がないかと思います。
 次に、保存性ですけれども、こちらの方が7ページの表6を見ていただきますと、5日までの間で基本的にほとんど減ることがないということですので、非常に安定、5日間の間であれば安定であるという形になります。さらに2層目に抜けるかという破過試験もしておりますけれども、こちらもNDということで検出されなかったという形になっております。
 さらにブランクの試験ですけれども、こちらの方もブランクは出ないという形になっております。
 それをまとめた結果が9ページの方に書かれているという形になります。
 最後のリフラクトリー・セラミックファイバーの分析方法ですけれども、1枚カラー刷りのが、分散色がついている、こういう資料がついていると思うんですけれども、まず最初にRCF、リフラクトリーセラミックファイバー自身の許容濃度等とか、そういったものがやはり繊維数を数えるということが求められていまして、我々の方でいろいろ調べたところ、セラミックファイバー工業会などでは、単純に数えなさいというふうになっていまして、そうすると当然のことなんですけれども、繊維状のものはすべてRCFになってしまうということで、許容濃度も非常に低いので、それはちょっとまずいんではないかということで、もし色がつくのであればということで、分散色を一応つけてみましょうということで、JFM標準繊維状試料というものが出ていまして、それを使って分散色をつけたのがこのA4の方の色になっています。確かにこれ、1.550でついているんですけれども、この分析手法の検討会の中でもちょっと御指摘をいただきまして、RCF自身が、構成というか、このあれが非晶質のものであったり、結晶質の2種類まずあると。それによって恐らく一個一個色がつくのが多少違いがあるのではないかということがありまして、やはり色をつけて確認するのは非常に難しいのではないかという御意見を出されております。そういった形で、じゃあ例えば電子顕微鏡で大気汚染マニュアルですか、環境省が出している。それは最初に数えて、それがある程度の繊維質を超えた時点で電顕で組成を確認しながら数えなさいという形になっているんですけれども、その組成も、実は電顕に向いていない、メーンがシリカということで、バックグラウンドとかぶってしまって、恐らくそれも確認できないのではないかという御意見を出されまして、最終的には前処理でこのRCFだけが残るような手法をやはり開発するべきではないかという御意見をいただきまして、ここでせっかく御報告書をつくっておいてあるんですけれども、形的にはやはりそういった方法を目指すべきだというふうな結論になっております。
 ただ、1.550できれいに色がつくということはわかっているんですけれども、今のところ、前処理で有機繊維をなくしたり、石綿をなくしたりということをした方がいいということと、あとはこの実際のRCF、製造現場で使われているRCF自身を手に入れて、それで再度、もう少し検討を進めた方がいいのではないかという御意見が実際には出されているという形になっています。
 以上でございます。
○名古屋委員長 ありがとうございました。
 では、総合的にまとめまして、アンチモンからセラミックファイバーまで、何かありますでしょうか。
○圓藤委員 クロロメタンってガスですよね。使われるのは、やっぱりガスとしてパイプラインか何かで。すごい量ですよね。17万トン。多分原料だと思うので。だからプラント会社か何かの。普通にばく露って余りなさそうなんでしょう。
○棗田中災防課長補佐 どうなんですかね。実際の、我々まだ現場に行ってないので、はっきりしたことはわからないんですけれども、ばく露作業報告ではどうなんですか。何社ぐらいあがっているのか。
○寺島化学物質情報管理官 きょうはちょっと手元に持ってこなかったんですが、製造量の多い方から選んで測定分析をやってもらいましたので、これは3月までに報告いただくもので、まだ数は出てきてないです。
○圓藤委員 何かそういうものがあったんでしたっけ。いわゆる塩素系とちょっと違うような毒性じゃなかったでしたっけ。
○名古屋委員長 量が多いということと、分析もできるよということ。これはテドラーバッグがないんだから、固体捕集の検討はしなかったのはなぜなんですか。キャニスター法でうまくいくことはわかったけれど、テドラーバッグが製造中止になるのだったら、代替のプラントがあってよかったかなと思うんですけれど、やっぱり難しいんだね。
○棗田中災防課長補佐 液がちょっとこれ、どういうふうに今後やっていくのかというのもあると思うんですけれども、標準液がうまく、とりあえずつくれなくて、どうやらいろいろ環境計量の専門のところとかに聞くと、ドライアイス等で標準液を冷やしながら分析しないと揮発してしまって、バイアルを切った瞬間にもうなくなっちゃうようなものなんで。とりあえず、実は標準ガスを提供していただいたのも、随分後ろの、時間がなくなってから提供してもらって、本来であればこれを吸って固体につけてやるという方法もできなくはないかなとは思うんですけれども、ただ脱着が液では難しいので、加熱脱着しか方法がもしかするとないのかなという。
○圓藤委員 これにはすごく向いていると思うんですけど。
○名古屋委員長 何らかの形でうまくとれれば、。
○圓藤委員 でもこれ、FIDでかかるんですか、メチルが。
○棗田中災防課長補佐 一応、出ていることは出ているんですけれども、FIDで確認はできるみたいですね。ですから、本来であればECDとかの方がいいのかもしれないですけれど。ただ、一応うちの方でFIDとEDCで見たら、余り変わらないで、その理由がよくわからないと分析の担当の人間も言っていて、本来塩素がついているのでECDの方が絶対感度がいいはずなのに、感度が上がらないということをちょっと言ってましたので。
○名古屋委員長 これの問題は発生法と要するに検量線の問題だけで、実際にとるのは固体捕集だったら楽ですよね、現場をずらしてやっても出るんだから。
○圓藤委員 パーミエーションでできるかどうかですよね。
○棗田中災防課長補佐 あと、加熱脱着ですかね。ただ、ちょっと調べた文献等では、何か加熱脱着が、やはり冷やしながらとれということが出ているみたいで、環境計量の世界では、やはりこれもドライアイスで冷やしながら測定するというような形になっているんですね。余り良くないので、キャニスター法が望ましいんだということで、今、キャニスター法がほとんど使われているということみたいで。なかなか捕まえるのは難しいようです。
○圓藤委員 これ自体はすごく安定なものですか。何か反応させたらと思ったんですけれど、それは無理ですか。
○棗田中災防課長補佐 ちょっとどうなんでしょう。
○圓藤委員 安定してるんですかね。
○棗田中災防課長補佐 ガス状でいえば、ある意味テドラーで何十分も安定ということはある程度安定なんですけれども。実は、正直な話をすると、なかなか出なくて、分析の検討をしていた人間も大分パニック状況になって、いろいろ試みて、最後やはりガスでいこうということで、とりあえずガスでいっているんですけれども、やはりもう少し時間かけてやらないと、ちょっと厳しそうかなというのが。
○名古屋委員長 これボンベで売らないんだ。
○棗田中災防課長補佐 つくってはくれるそうです、お金を出せば。
 あと、ちょっとこれは今後なんですけれど、もしこれが本当に測定をしなければいけないという物質になってしまったときにちょっと難しくなるのかなというのが正直なところありまして。
○圓藤委員 移植法の測定法はなかったですか、調べた限りでは。
○棗田中災防課長補佐 ないみたいです。
○名古屋委員長 濃度の高い割に大変ですね。
○棗田中災防課長補佐 多分、本来であれば固体捕集、活性炭にくっついて、NIOSHもそういう手法で検討していますので。ただ、6時間以内に分析すれば問題ないということなんですけれど、それが本当かどうかがうちで確認できなかったんで。とりあえずパーミエーターで出せることはわかっているので、場合によってはそれを引いて6時間後に変化を見るとか、それも多分できなくはないと思うんですけれども。問題は、標準液のかわりにガスで使わなければいけないかもしれないというところです。
○圓藤委員 大変ですね。
○名古屋委員長 中災防で定量しているときはいいんだけれど、一般的の測定機関での測定になってくると思うんです。やっぱりキャニスター法はなかなか大変なんで。そこを考えると何かやっぱり固体捕集法がいいと思います。
○圓藤委員 移植法があればこのぐらいの濃度だったらバブリングして。
○名古屋委員長 ほかに何かありますか。
○花井委員 フタル酸ビス2−エチルヘキシルエステルですけれども、これは溶液系にもっていった分析法としてはいいと思うんですけれども、これ職場のばく露評価というか、リスク評価に結びつけたばく露評価ということになると、これはかなりあちこちに、机の上とかくっついているわけですね。そういう場合の経皮吸収とか、それから経口、なめたりとか、それは少ないにしても、その辺はこの先どうなっていくんですか。無視するわけにもいかない。何かちょっとどこかで検討しておかないといけないのかなという気もするんですけれども。
○名古屋委員長 これは測定に不向きだよね、逆に。分析法はここで検討するけれども、これからこれを使って現場に行ったときに、どういうふうにして測定して、初期結果を出してくれるかというところにかかってくるのかなと。
○圓藤委員 バックグラウンドは高いですよね、DEHPの。
○棗田中災防課長補佐 いろんな文献を読んでもかなり高くて。
○圓藤委員 シックハウスではかるじゃないですか、DEHP。やっぱり事前のあれが大変みたいですね。洗いとか、器具の。保存も、下手に置いておくとそのまま汚れてしまうと言っていました。ただ、環境濃度は高いと思うので。
○花井委員 大気中の何か拡散モデルで検討したときも、発生量と実際の濃度との関係が何だかよくわからない、変な物質だということになっちゃっているんで。何か難しい問題なんだと思うんですけど。
○圓藤委員 業界でも結構粉じんとかあるんですか。いろんな状態であるんですよね、こういう。全部トータルでやるんですよね。フィルターと。
○棗田中災防課長補佐 そうですね。昔、何かこのそのものを測定というか、また違う仕事でやったことがあるんですけれど、やっぱり本当に固体でちょっと昇華性があるように見えるような、粉体みたいな形ですね。
 液体になるのかな。ただ、通常、これよくわからないんですけれども、DEHPは、すみません、こちらは液体ですね。液体状で存在しています。何か粘度があるのかな、粘性があるんですね。ちょっと今、違うものと私、勘違いして。フタル酸そのものとちょっと勘違いしてましたけど。
○圓藤委員 でもフィルターでもひっかかってました。
○棗田中災防課長補佐 フィルターでひっかかります。
○寺島化学物質情報管理官 すみません。今の議論ですけれど、吸入ばく露の場合の気中濃度の話であれば、例えば屋外にいつもバックグラウンドというのをとってもらっているので、それとの比較で、差分をその作業によるところのばく露分として見ればいいと思うんですけれど、花井先生おっしゃったのは、可塑剤としてプラスチックに入っている分からのばく露をどうしたらいいかという話ですか。
○花井委員 作業場でももし人を入れているのであれば、それがどこかに落ちてくっついている部分があって、それが何か検討して、無視できる量であればいいんですけれども、どこかで見ておく必要はあるんじゃないかなと。作業ばく露として。
○原委員 代謝物か何かを測定するしかないでしょうね。代謝物かそのものか、尿中か血中かの測定をすれば、ある程度確認はできるでしょう。
○圓藤委員 いろんなものから入ってますよね、代謝物。食品中にも入っているし。
○寺島化学物質情報管理官 去年、プロパンスルトンの健康障害防止措置のときに、表面についたものからの経皮ばく露というものの問題が指摘されて、そのときにサーフェスアナリシスということを、安衛研の小野先生に指摘されていたんですけれども、今はそういう手法というのはまだ確立してないですよね。
○棗田中災防課長補佐 NIOSHではつくって、そういうマニュアルになるのかちょっとわからないですけれども、特に製薬関係では、そういったサーフェスをふいて評価するという手法は確かにあって、NIOSHではそういうやり方を推奨しています。だから、多分そういうやり方もできるんではないかと思うんですけれども。
○花井委員 フタル酸エチルって、やっぱりヨーロッパでREACH絡みとか何かでかなりいろいろ厳しく検討していますから、そこのリスク評価というのもいろいろやられていると思うので、そのばく露評価の中に何かいろいろ議論はされているんじゃないかと思うので、参考にするといいと思います。
○名古屋委員長 サンプリングの時にね。
○圓藤委員 作業現場はちょっとけたが違いますよね。
○名古屋委員長 実態調査で、ばく露が大きければなんだけども。
○圓藤委員 サーフェスやるからすごいのでは。
○名古屋委員長 そこら辺ちょっとだけ考慮してみてくださいということです。分析はそのままで大丈夫だと思います。
○花井委員 あと、別の場面で議論されたんだと思うんですけれど、アンチモンなんか、これ粉体ですよね。それで、こういう粉体の扱いのときに、今ナノ材料で問題になっているようなサイズ分布とか、そんなのはどういう、実際こういう議論を始めるときにどう扱っているんでしょうか。
○寺島化学物質情報管理官 今は特に何も、吸入性、レスピラブルとか、あるいは全粒とか、そういう区分はつけてないです。多分、産衛学会の方もつけてないですね。
○名古屋委員長 だからインジウムで吸入性で、ニッケルでインハラブルで、これからそういうものに対して粒径を決めなくてはいけない時期にきていて、今のところは吸引流量が10(L/min)であろうが20(L/min)だろうが30(L/min)だろうがオープンで捕集しています。その流量は、定量下限を考えて選んでいると思います。これからやっぱりこういう形のものも、粒径を意識したものを生態影響と考えていかなきゃいけなくなってくるのかなというふうに思います。
○花井委員 あと、今、ナノ材料でそういうものをかなり議論されているんですけれど、普通に粉体を扱っているところというのは、今まで気がついてなかっただけで、100ナノ以下、かなり小さいのがいっぱいあったんだと思うんですけれど。だからそこをこういうアンチモンの酸化物なんかでも、多分、状態としてはそういうことなんだと思うんですけれど。その辺の情報というか、探してもないのかもしれないし、あれば将来こうだからという議論が何かできるような気もするので。そういう観点でデータ見るのも必要じゃないかなと思っているんですが。これは言うのは簡単ですけれど、実際に何かやろうとすると大変だと思いますけれど。
○寺島化学物質情報管理官 有害性の評価の方でナノサイズ、あるいはレスピラブル、インハラブルのサイズでそれぞれ有害性が異なるというような検討なり、確認が必要かなとは思うんですけれども、それによるというか、何らそういうところの情報がなく、全体として有害というのであれば、今のところは全体で考えるのだろうと思います。でもナノで分けていかないといけないというのはありますね。
○名古屋委員長 我々もWPSなんか持って現場に行きますけれども、測定機材が1,000万とか2,000万する機械だから、現場に持っていこうというのは結構しんどくて、一応持っていって測定はしていますけれども、じゃあどのぐらいの濃度があるかというと、意外と個数濃度としてはあるのですが、質量濃度としては著しく低くて、産総研がナノ粒子の許容濃度に相当する濃度として出している0.21(mg/m3)濃度に比べたら2けたぐらい低い濃度しかないという現場もありました。0.21(mg/m3)の濃度は、結晶質シリカに比べてはるかに高いですし、チタンなんか10(mg/m3)でしょう。だから圧倒的にそういわれている物質が濃度が高いんですよ。だからシリカは0.025(mg/m3)ですから、はるかに高いというので、結晶質シリカの方が危ないんじゃないのというのが出ている部分もなきにしもあらずということです。
○原委員 昔から、用量−反応関係を破るような低濃度で何か有害な状況が出ているということがあったら、ナノとかに着目されていたと思いますけれども、おおよそ用量−反応関係で大きい粒子の量と大体有害性が関係があるということで、ナノはある程度無視されていたというか、隠れているんじゃないかということで過ぎてきたんじゃないかと思うんです。
○花井委員 いずれにしても、今の先生のお話にあったように、サイズを意識した研究というか、検討がされていると、そういうことですね。
○圓藤委員 ただ、可溶性金属だったら、サイズにかかわらず、入ったら皆溶けて入ってしまうというのがあったので、基本的には、不溶性か可溶性かということでサイズを考えるというのがあると思ったんです。粉じんの毒性がそのままいっていると思うので。
○名古屋委員長 それとあとほかにいいですか。
○花井委員 2−エタノールのFMOCを使った分析という紹介を見ていると、この辺は文献にあったのをいろいろ改良されたということなんですか。
○棗田中災防課長補佐 そうですね。3ページにあるんですけれども、蛍光ラベル化剤とか、シリル化剤とか、アシル化剤という形で、いろんな手法を考えた文献等から、こういうふうに誘導体化すればいけるんじゃないかということを検討していまして、その中で結局ものになったのがFMOCだったということのようです。
○花井委員 でもそういうのがちゃんと見つかったということは、これをうまく書けば論文になりますよね。
○棗田中災防課長補佐 多分、はい。
○圓藤委員 投稿してるんですよね。竹内さん、違うの。どこに出そうとか言って、論文はつくって……。
○棗田中災防課長補佐 ですから、うちとしても基本的には追随のものでないものであれば、基本的にはなるべく論文にするようにという形で、世の中になるべく出して、特に、今のところ日本語論文が多いんですけれど、なるべく英文で書くようにという形には言っているんですけれども。かなり先進的で、ほかで測定していないようなものを大分測定していますので、そういった意味でも非常に重要かと思って。
○圓藤委員 JOHにちょっとコメントを出して、何かすごい書きにくくなった、JOHに変わってから。ケースレポートは2ページとか、つまらんこと言うし。さんざん文句言ったんだけど。いろんなものが書きにくくなったので、もうちょっと。測定法なんかも書きにくいですよね。だから、できるだけ発信できるようなジャーナルにしてもらわないと。測定法はやっぱり使ってくれると思うので。
○小嶋委員 細かいことなんですけど、アンチモンのところで、資料1−1の2ページ目の上から、捕集方法の3行目、メンブランフィルター括弧で4mmφと書いてある。これは47の間違いですね。
○棗田中災防課長補佐 そうですね、すみません。大分チェックしたつもりだったんですけれども。
○名古屋委員長 あと、よろしいですか。
○花井委員 あと、これも細かいことですが、今のアミノエタノール、全体に小文字のl(エル)が大文字のLになっていますね。最初僕、リッターがたくさん出てくるので、あれが大文字になっていないと見にくいのでわざわざしてくださったのかと思ったんですが。
○寺島化学物質情報管理官 リッターの小文字を大文字に置きかえたときに全部変わってしまったようです。
○花井委員 わざわざやってくれているのかと思った。
○棗田中災防課長補佐 修正します。
○寺島化学物質情報管理官 アルファメチルスチレンの測定法で、アクティブの方でちょっと許容濃度ぐらいの値をボーダーとして破過してしまうので、パッシブにという形になっているんですけれど、これはいかがでしょう。
○名古屋委員長 それは問題ない。
○寺島化学物質情報管理官 実際に測定にいった場合にどっちを使うのかというのは、多分悩ましいと思います。
○名古屋委員長 応答性が同じだから、個人ばく露のときもやっているんだけど、どちらを使ってもいいですよとしています。昔と違って、アクティブもパッシブも、そんなに違いはありませんから、これで使えるんだったら、それを使っても大丈夫じゃないですか。
○寺島化学物質情報管理官 パッシブだとちょっと精度が悪いんじゃないかと。
○名古屋委員長 これ3Mのやつだから、いいんじゃないかな。大丈夫だと思いますよ。
○寺島化学物質情報管理官 そうですか。湿度の影響を受けるとかいう話がありました。
○名古屋委員長 それは確かにありますよね。
○棗田中災防課長補佐 一応、私どもの今の案では、あくまでもあれなんですけれども、事前調査に行ったときに、アクティブで少し1本か2本とってみて、それを分析して濃度が破過がなければ、もうその濃度でアクティブでいくと。アクティブの方がやはり精度は間違いなく高いので、余り高いようなところで、うちの測定士が見てこれは危なそうだということが思えばパッシブでいくというようなことを一応考えています。
○名古屋委員長 前に、よく定性分析すれば選択方法が出てくる、あと時間とかいろいろ。
 あと、セラミックファイバーなんだけれども、これ偏光顕微鏡は使わないの。分散染色は確かにいいのいだけれども、メーカーによって、油を使うと屈折率全部、分散色違ってきちゃうので難しいんですよ。我々ももう30年前に偏光顕微鏡を使ってやりましょうとやっているから、偏光顕微鏡を使われた方がいいのかなというのと。結構、セラミック細胞は割と全部、ほとんどの測定のところで測定しているんですけれど、そんなに難しくないよ、現場に行くと。ほかのもの飛んでないから。例えばロックウール等やっても、建屋全部違っているから、そんなにほかのもの混じってこないから、その繊維がもし有機繊維も、形状を見ればすぐわかるから、プラズマで焼いてしまえばすぐ出るから、思ったほど、ここで考えているほどには難しくないと思う、我々の経験で言うと。
○棗田中災防課長補佐 ですから、それもありまして、通常の多分計数法に恐らくなると思うんですけれども、要は現場に行ってないので、現場がどういう状況にあるのかというのが全然わからないので、恐らく製造現場がそんなに、使用現場でも、もしそれしかないということがわかっていれば、せいぜい有機繊維ぐらいですので、そうすればあとは前処理で何とかなると思いますので。
○名古屋委員長 多分そんなに工場ないもの。やっているところの工場って。我々が行っているところ、大体僕らも4カ所行っているかな。
○寺島化学物質情報管理官 何かばく露は石綿代替繊維として、それを持ってきて現場施工する側の、加工とか施工とかでもあるようです。
○名古屋委員長 一番恐いのは、表面をさらうときに結構出てくる部分があって、そこのところだと思います。それはかなり濃度高いよね。
○寺島化学物質情報管理官 そうすると、結構あるとは思うんです。
○名古屋委員長 偏光とあわせてみれば、そんなに、分散はちょっとしんどいんじゃないかなという気はちょっとします。何かあったらまた連絡くださればありますので。
 あとよろしいですか。そうすると、ちょっと時間が過ぎてしまいました。一応測定方法という形で大変御苦労さまでした。ありがとうございました。
 
 (議題2 非公開)
 
○寺島化学物質情報管理官 資料3は今後の予定ということで、次回は4月20日、同じく水曜日の14時から、場所は隣の会議室ですけれども、825を予定しております。
 あと補足ですが、参考1は前回、花井先生からの御指摘を踏まえて今回配付させていただいておりますので、御参照ください。以上です。
○名古屋委員長 どうもありがとうございました。そうしましたら、本日のばく露小検討委員会閉会させていただきます。どうもお疲れさまでした。ありがとうございました。また次回以降よろしくお願いいたします。


(了)

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