公開 頭撮り可 |
平成22年8月20日 (照会先) 労働基準局安全衛生部 化学物質対策課化学物質評価室 管理官 寺島(5518) (電話・代表) 03(5253)1111 (FAX) 03(3502)1598 |
第1回インジウムの健康障害防止に係る小検討会の開催について
標記について、以下のとおり開催いたしますのでお知らせします。
記
1.日時
平成22年8月26日(木)14:00~16:30
2.場所
経済産業省別館 8階 827号会議室 ※厚生労働省とは庁舎が異なりますので、ご注意ください。
3.議題
インジウムにかかる技術指針(案)の検討
4.出席者
・検討会参集者
大前 和幸 慶應義塾大学医学部衛生学公衆衛生学教室教授
田中 昭代 九州大学大学院医学研究院環境医学分野講師
田中 茂 十文字学園女子大学人間生活科学部食物栄養学科教授
中野真規子 慶応義塾大学医学部衛生学公衆衛生学教室助教
名古屋俊士 早稲田大学理工学術院教授
(50音順)
・事務局
厚生労働省
5.趣旨・目的
インジウム・スズ酸化物(ITO)は、テレビ、パソコンに使用される液晶の電極の原料等として使用されているが、平成16年に液晶の製造工程等においてITOの粉じんを吸入した作業者が肺疾患を発症する労働災害が発生したことから、同年7月行政通知により、ITO製造事業者に対し、健康障害防止対策の徹底を求めて来たところである。
また、平成21年度には、行政検討会でITOを含む「インジウム及びその化合物」のリスク評価(初期リスク評価)を実施したが、この結果、複数の事業場において健康障害を起こす可能性のある高い粉じんインジウム濃度を確認したことから、規制の導入の前提として、詳細なリスク評価を実施している。
さらに、ITOを取扱う企業グループの出資により実施された動物試験(吸入によるがん原性試験)の結果(本年5月公表)において、低濃度のITO研削粉により発がんを含む肺疾患を起こすことが確認された。
このため、事業場において健康障害防止対策の導入を加速するため、インジウムによる健康障害防止のための技術的指針を策定することとする。
6.傍聴される方へ
○座席に限りがございますので、傍聴を希望される方は次の記載事項を記入して8月25日(水)午前中までにFAXにて照会先あてお申し込みください。ただし、希望者多数の場合は抽選となり傍聴できない場合もあります。なお、申し込まれた方で、8月25日(水)中に当省から特段の連絡がない場合は、傍聴可能であるとご判断下さい。
記載事項 「第1回インジウムの健康障害防止小検討会の傍聴希望について」
傍聴希望者の氏名(ふりがな)・連絡先住所・電話番号及びFAX番号・
(差し支えなければ)勤務先・所属団体
○傍聴される方は、検討会当日、庁舎受付にて、「傍聴申込書」及び身分証明書を御提示ください。
○傍聴される方は、次に掲げる事項を遵守してください。遵守されない場合には、御退場いただく場合があります。
<注意事項>
・事務局の指定した場所以外の場所に立ち入ることはできません。
・アラーム付きの時計、携帯電話、ポケットベル等音の出る機器については音の出ないようにしてください。
・写真撮影やビデオカメラ等の使用は事務局の指示に従ってください。(カメラ撮りは会議冒頭までとします。
・会議場における言論に対して賛否を表明し、又は拍手をすることはできません。
・傍聴中、飲食及び喫煙はご遠慮下さい。
・静粛を旨とし、会議の妨害となるような行為は謹んでください。
・危険なものを持っている方、酒気を帯びている方、その他秩序維持のため必要があると認められている方の傍聴はお断りいたします。