健康・医療ロタウイルス

トピックス

令和2年10月1日からロタウイルス感染症の予防接種が定期接種になります

生後14週6日までのお子さんのご家族の方へ
重症胃腸炎の予防のためロタウイルスワクチンを接種しましょう!


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ロタウイルスワクチンの特徴について

 ワクチン接種で重症胃腸炎を減らすことができます

 ワクチンを接種することにより、ロタウイルス胃腸炎による入院患者を約70~90%減らすことができたと報告されています

 

2種類のワクチンがあります

 ワクチンは2種類あり、同様の効果があります。2回接種を受けるものと3回接種を受けるものがあります。同じワクチンで、決められた回数の接種をしましょう。
 ロタテック  =「5価経口弱毒生ロタウイルスワクチン」 (5価),3回接種
 ロタリックス=「経口弱毒生ヒトロタウイルスワクチン」 (1価),2回接種

 

生後14週6日までに初回の接種を受けましょう



 初回の接種を生後2月から生後14週6日までに行います(生後6週から接種できます)。初回の接種を生後15週以降に受けることはおすすめしていません。2回目以降の接種は27日以上の間隔をあけて行います。



 

接種後1~2週間は「腸重積症」に注意しましょう!



 腸重積症は、腸の一部が隣接する腸管にはまり込む病気です。腸の血流が悪くなることで腸の組織に障害を起こすことがあるため、速やかな治療が必要です。ワクチン接種から1~2週間くらいまでの間には、腸重積症のリスクが通常より高まると報告されています。
腸重積症の症状としては、
  □「突然はげしく泣く」
  □「機嫌が良かったり不機嫌になったりを繰り返す」
  □「嘔吐する」
  □「血便がでる」
  □「ぐったりして顔色が悪い」
などがあります。
 接種後にこれらの症状が一つでも見られた場合は速やかに医療機関を受診しましょう。腸重積症はロタウイルスワクチンの接種にかかわらず、乳幼児がり患することのある疾患で、まれな病気ではありません。



 

Q&A集



 ロタウイルスワクチンについてはQ&Aもご覧ください。その他ご不明な点がございましたら、お住まいの市町村の予防接種担当課にお問い合わせください。

 

リーフレット



 ロタウイルスワクチンについてのリーフレットを作成しておりますので、御活用下さい。
 


リーフレット[PDF形式:674KB]

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ロタウイルス感染症について

病気の概要について

 ロタウイルスによって引き起こされる急性の胃腸炎で、乳幼児期(0~6歳ころ)にかかりやすい病気です。主な症状は、水のような下痢、吐き気、嘔吐(おうと)、発熱、腹痛です。
ふつう、5歳までにほぼすべての子どもがロタウイルスに感染するといわれています。脱水症状がひどくなると入院治療が必要になることがあります。5歳までの急性胃腸炎の入院患者のうち、40~50%前後はロタウイルスが原因です。
 

発生状況について

 国立感染症研究所により調査が行われています。詳しくはリンクをご覧ください。

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通知・事務連絡等

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関連審議会・検討会等

〇第36回予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会  2019年12月23日(令和元年12月23日)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08589.html

〇第34回予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会  2019年9月26日(令和元年9月26日)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_06937.html

〇第33回予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会  2019年9月13日(令和元年9月13日)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_06732.html

〇第32回予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会  2019年8月7日(令和元年8月7日)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_06104.html

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