細川大臣閣議後記者会見概要

H22.10.19(火) 9:16 ~ 9:25 ぶら下がり

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
今閣議と閣僚懇談会が終わってこちらにまいりました。今日は特に皆様に報告することはないのですが、特別枠の要求についてのパブリックコメントが今日あるということで、いよいよ特別枠をどうしていくかということが進むという話がありました。 他には特にありませんが、今日私は午後年金機構に参りましてコンピューターデータと紙台帳の突き合わせ作業が10月12日から始まりましたので、それがどういう具合に進んでいるのか視察に行きたいと思っております。以上です。

質疑

記者:
小沢さんの件ですが、昨日起訴手続きの差し止めが却下されましたが、大臣の受け止めをお願いいたします。
大臣:
司法手続きで裁判所の方が却下されたということで、行政府にいるものとして個別的な事案についてのコメントは差し控えた方がいいのではないかと思います。
記者:
長妻前大臣が立ち上げた独立行政法人・公益法人等整理合理化委員会が9月に第1回目が行われて、先日大臣が就任されてから第2回目が行われ年内にも結論をという方針でしたが、細川大臣としてはどの程度廃止なりが行われると思っていらっしゃらいますでしょうか。
大臣:
これはその中で検討させていただいて、検討結果に基づいた判断になると考えております。
記者:
大臣としてはどの程度廃止しようとお考えでしょうか。
大臣:
こういう問題については「しっかりやっていくように」と総理からも指示が出ていることですし、厚生労働省としては進めていくということで検討会を置いていますから、それはしっかりやっていかなければと思っております。
記者:
今日第一三共がイナビルというインフルエンザの純国産の薬を発売しまして、このことについてですが、純国産の薬が出ることについて大臣の所感と、今までもタミフルとかいろいろあり在庫があったと思いますが、こうしてまた新しいものが入ってくることで競争が激しくなったりして、在庫も膨らむかもしれませんがそういったことについてどう思われますか。
大臣:
インフルエンザに対する新しい薬が開発されて販売されるということについては、インフルエンザが国民的にも心配な病気でありますから、それに対する純国産の薬が出てきてインフルエンザに対応出来るということは素晴らしいことだと歓迎いたしたいと思います。 御質問のような在庫の問題ですが、これは確か国民の45%分を備蓄するという計画になっていると思いますが、そうすると5,800万ですが、まだその数に達していないという状況でございますから、そういう点は心配ないと思っております。また、インフルエンザの薬は回数ですとか、使用方法とかいろいろ違います。人によっては効き目の問題もあるということも聞いておりますし、そういう意味では国民の皆様からすれば選択肢が増えるということで、非常に良いことだと思っております。
記者:
年金保険料の悪質な滞納者に対し、国税庁に委任をして強制徴収をしてもらうということで準備を進めておられたと思いますが、どのような効果を期待されるか、またどう周知をされるかお聞かせください。
大臣:
その点についてはどういうふうにやったらいいかということを検討中で、ここで具体的にどうやるかについてはまたの機会に詳しく御説明させていただけたらと思います。
記者:
周知に向けて何らかの御説明はなさるのでしょうか。
大臣:
特に国民年金の保険料の納付率が悪くなって、確か60%くらいですが、そういう意味では納付率が悪いということは年金制度そのものにとって由々しき問題だと思います。したがって、年金制度そのものも大きく変えていかなければということで検討しているわけで、そういうことを含めてどういうふうに徴収していくかも検討の中に入ってくると思いますので、またその点については詳しく申し上げたいと思います。
記者:
今日から厚生労働委員会が参議院から始まりますが、衆議院の方もまもなく始まると思いますが、それに対しての大臣の抱負ですとか、こういった法案を是非通したいという思いを改めてお伺いしたいのですが。
大臣:
今、国会で御審議いただいている、いわゆる継続審議になっている法案が3本ございます。これは労働者派遣法の改正案など3本ですが、それに加えて雇用・能力開発機構廃止法案ですが、これは提案いたしました。今回提案いたしました法案と、継続審議になっております3本の法案を我々としては今国会で是非成立させていただきたいということで、国会の衆参の委員会では精力的に御審議いただけたらと思っております。

(了)