加藤大臣会見概要

H30.3.6(火)8:45 ~ 8:48 ぶら下がり

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
おはようございます。閣議での発言、また冒頭申し上げることは特にございません。

質疑

記者:
旧優生保護法の下で行われた強制不妊手術の問題について、今日、超党派の議員連盟が発足し、国に実態調査を求める方針ですけれども、この超党派の議連が発足することについて、大臣はどのように受け止めていらっしゃいますでしょうか。
大臣:
旧優生保護法から母体保護法への改正がございまして、厚生労働省では、その趣旨を踏まえて、全ての人々がお互いの人格と個性を尊重し合いながら共生できる社会を実現していくという趣旨に沿って取組を進めております。今のお話でありますけれども、議連、あるいは与党の中においていろいろ議論があると承知しております。政府としては、そうした動きをしっかり注視していきたいと思っております。
記者:
旧優生保護法についてですが、実態調査等は厚労省で行う考えはあるのでしょうか。
大臣:
この問題に対しては、常に同じ答えになって恐縮ですが、旧優生保護法の下で行われた不妊手術を受けられた当事者、あるいはご関係の方からご要望があれば、担当者が直接お話をお伺いするということで対応してきたところであります。今後ともそうしたご要望があれば、適切に取り組んで行きたいと思います。
記者:
全体像の把握という方向には行かないのでしょうか。
大臣:
今申し上げたことが厚労省としての姿勢です。
記者:
報道各社の調査で、現存する資料が2割という調査結果もありまして、今後資料がない中でどうやって調査していくのかが課題になると思いますが、この点についていかがでしょうか。
大臣:
救済というお話もありましたけれども、この問題にどう取り組むのかということはまだ議論されていないわけですから、そういった意味でも、議連や与党の取組といったことも含めて、そうした動きを注視していきたいと思います。

(了)