塩崎大臣会見概要

H29.1.24(火)9:35 ~ 9:39 ぶら下がり

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
おはようございます。私からは特にありません。

質疑

記者:
C型肝炎治療薬のハーボニーの偽造品が国内で九つ新たに見つかったとのことです。偽造品は正規のルートとは違う仕方で流通していたと見られていますが、今後、監視を強化するなどの対策について、現時点でお考えのものがあればお願いいたします。
大臣:
医療を食い物にして、金儲けしようとすることは許されるものではないと思いますが、今回、医薬品を製造販売するギリアド社からの連絡を受けて、直ちに偽造品が発見された薬局への流通ルートの調査を行いました。その上で、発見した偽造品につきましては、全て流通することがないようにしたところでございまして、厚労省としても偽造品が患者の手に渡らないように、既に全国の薬局や医療機関などに対して、正規品と異なる偽造品があれば、都道府県等に連絡することを注意喚起しております。今後、偽造品の流通がさらに判明することになれば、関係する都道府県等と密に連携の上で対応していかなければならないと思います。いずれにしても、こういったことが万が一あれば、すぐに分かるように体制を組んでいるところでございます。
記者:
文部科学省で発覚しました天下りのあっせんの問題について改めておうかがいします。今週から全省を対象とした政府全体での調査が改めて始められると思いますが、この調査に対する対応、こういった事例を未然に防ぐための取組みについて大臣のお考えをお聞かせください。
大臣:
前回の記者会見でも申し上げたように、第一次安倍内閣の際に、国家公務員法の改正などによって再就職あっせんの禁止と、それをきちっとチェックするための体制を作りました。今回の文科省の再就職等規制の違反事案、分かっている限りでは、国家公務員制度の中で再就職の仕組みを作った一人としても非常に遺憾なことであって、今般の事案を受けて改めて省内、地方支分部局や施設等機関に対して、再就職規制を周知する通知を発出いたしました。総理からの指示があって、この全省庁に対する調査について今後行うということでありまして、まだこちらに詳細の指示が来ていませんが、いずれにしても、それが来次第、厚生労働省してもしっかりと対応して、きちっとした報告をできるように調整していきたいと思います。

(了)