塩崎大臣閣議後記者会見概要

H27.6.9(火)8:45 ~ 8:52 ぶら下がり

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
おはようございます。私の方から1点ございます。MERS対策でございます。中東呼吸器症候群、いわゆるMERSでありますが、これについては先月韓国における輸入症例が発生をしたわけでございまして、死亡例を含め感染が拡大しているため、厚生労働省では、先週すでに韓国からの帰国者・入国者に対する検疫体制の強化をすでにしております。それから、万一国内で患者が発生した場合の早期の診断と隔離についても体制を整備いたしました。それから、患者との接触者を把握するための調査の実施もやっておりまして、これらを徹底するための通知の発出をすでにしております。韓国においては、6月6日、患者が発生した6病院を訪れた人達について、国籍を問わず韓国からの出国を認めないとの措置の開始をすでにしているところでございます。一方、万が一、我が国で感染が発生した場合への対応を強化しようということで、本日夕刻、専門家の皆様方にお集まりいただくこととしております。厚生労働省においては、検疫の徹底と国内発生時の対応強化などを通じ、MERSへの備えに万全を期してまいりたいというふうに考えております。以上、私からのご報告でございます。

質疑

記者:
年金の流出、情報の流出事案ですが、昨日検証委員会が開催されまして、具体的に今後どのように検証し、この問題をどのように対応していくお考えかというところを改めてお聞かせください。
大臣:
これはまずは当事者が自ら検証するということが大事であります。したがって、(日本年金)機構においても検証を精一杯やってもらわなければいけませんし、厚労省も自らの足らざる点ということをもう1回振り返って検証する。それに加えて、第三者の目で厳しく見てもらうというのが昨日スタートした「日本年金機構不正アクセス事案検証委員会」ということでありまして、事務局も厚生労働省の役所の役人は入れないということで、第三者性を強めたわけであります。そういうところでそれぞれがやはり反省しながら検証していくということが今後の再発防止に繋がると思いますけれども、何より今大事なのはこの2次被害が起きないということであって、年金を守るということを徹底しろということも総理から指示を受けているわけでありますので、これについては(日本年金)機構に対しても強く要請しているところでございます。我々もそれをしっかりやらなければいけないので、鋭意またこれから努力を重ねていきたいというふうに思います。
記者:
NHKの世論調査で、この年金情報の流出問題について不安を感じると答えた人が76パーセントに上りました。これについて原因も含めて大臣の受け止めを、どのように感じているかをお願いします。
大臣:
これは、今回不正アクセスで警察も動いている捜査事案でありますけれども、この守り切れなかった(日本)年金機構、これは非常に残念なことでありますし、我々も監督をもっともっと強化していなければいけなかったという反省もしています。したがって、御不安に思ってらっしゃることに関しては2次被害は起きないという体制をお示しをして、皆さんに御安心いただくように努力を重ねていくということしかないんだろうというふうに思います。
記者:
2次被害が起きない対策は具体的にはどのようなことを指しているのでしょうか。
大臣:
それは申し上げているように、まず電話、それからメールは行かないということは明確にホームページや、それから送っているお手紙に書いてございますが、なおそれを徹底する。新聞広告もございます。そういうもので皆さんに周知徹底をもっと努力してやらなければいけないというふうに思います。2次被害を防ぐためには、すでに5月8日から住所変更とか口座を変更された方々が今回の対象者の中におられる。これについては、もちろん住基ネットとの、住基番号との突合というのがちゃんと確認できればいいですけれども、できない場合には全て個別訪問するということで、すでにそれは取り掛かっているということであります。なお、年金の事務所においても本人確認はこれまで以上に厳しくやるということを徹底しているところであります。
記者:
検証委員会に関してなんですけれども、昨日初会合が開かれましたけれども、まだちょっと時期、メドが示されていないんですけれども、再発防止策も含めてあまり長くかかるようですと、国民が不安に感じると思うんですけれども、大臣の御希望としてはだいたいどれくらいまでにとはありますか。
大臣:
これは甲斐中委員長が全体を把握をした上で、判断をしていただけるんではないかというふうに思いますので、私から時期のことを言う立場ではないというふうに思いますけれども、これはしかし、おっしゃたようにスピード感も大変大事なことであります。一方で、中身の詰まった議論をして検証を加えていただきたいので、そこのところのバランスを甲斐中委員長に期待をしたいというふうに思います。

(了)