田村大臣閣議後記者会見概要

H25.11.8(金)8:45 ~ 8:52 ぶら下がり

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
おはようございます。私の方からは冒頭はございませんので、御質問をよろしくお願いします。

質疑

記者:
診療報酬なんですけれども、自民党の議連が立ち上がるなどの動きがありますが、あらためて厚生労働省の今後の進め方や考えなどを教えてください。
大臣:
医療経済実態調査の結果が出てまいりまして、今分析をいたしております。それも勘案しながら、一方で消費税が上がる、それから物価の方も順調に上がりつつあります。さらに、これからの人件費等々、いろんなものを見込みながらですね、更に言いますと医療提供体制の見直し等々、国民会議等々で報告を頂きましたような内容をこれから実行していかなければならないということもございますので、少々そういうものを勘案をしながら、これから適切に対応をしてまいりたいと思っております。
記者:
今日一部報道で、徳洲会幹部と赤坂の料亭で会食というようなものがありましたが、事実関係とそれに対しての考えを教えてください。
大臣:
我々も国会議員ですね、いろんな会合に出ますので、そこで一般論として大臣規範に則って適切に対応しているということであります。
記者:
昨日の自民党の政審会で薬事法改正案の了承が先送りされました。三木谷氏が訴訟も辞さない構えを取っている中で、その訴訟に耐えうる材料を持ってきてほしいという注文がついたと。それに対してその次の政審会ではどのような説明をされるのかということと、法案提出のリミットはいつごろだとお考えでしょうか。
大臣:
まず法案提出のリミットはですね、そうもう期間がないということでございますから、リミットを私が言うのは変な話で、これは国会の日程でございますので、国会と相談を与党とさせていただきながらという話になりますけれども、それほど時間がないということは確かだというふうに思っております。それから一部の方が裁判を起こす起こさないという話は、裁判を起こされるのは自由な、それぞれの国民の権利でございますので、もちろんそれに耐え得るというのは、内閣法制局というのがそのためにございますので、適切に対応をするということであろうというふうに思います。
記者:
関連ですけれども、1月の最高裁判決が規制の中身というより、委任の仕方が問われた。要は手続論だったわけですけれども、今回非常に時間をかけて専門家の議論を聞かれたかと思うんですけれども、そういう意味では今回国会手続的には問題ないという御認識でよろしかったでしょうか。
大臣:
ええ。丁寧にいろんな議論をお聞かせいただきながら、何と言っても健康の問題ですので、医学・薬学の専門家の方々から御意見を伺って、その方々の御意見に沿った法案提出を準備させていただいておりますので、我々としてはそのようなつもりで対応してきております。
記者:
先ほどの一部報道の徳洲会の件なんですけれども、改めて事実確認と、もし御所感があればお聞かせ願えますか。
大臣:
先ほども言いましたけれども、本当に政務といいますか、我々はいろんな方々からお会いさせていただいていろんなお話をお聞きすることもございますし、何よりも日々いくつものそういう会合をこなしておるというような状況でございますから、ただ大臣規範に則ってですね、適切に対応するということだけでございます。
記者:
どんなメンバーでどのようなお話をされたかということは。
大臣:
正直言って、それはいつの話でしたっけ。
記者:
5月に赤坂で選挙の話をされたみたいな報道もありましたが。
大臣:
わかりませんけれども、一般論として、選挙前だったらそんな話があったのかどうか記憶にありませんけれども、いろんな会合に出てますからね、事細かく全て覚えているわけではないので、いずれにしましても適切に大臣規範に則って対応するということ、そこだけは心がけておりますので。
記者:
今の会合について何ですけれども、選挙の応援よろしくといった発言があったということについてはいかがでしょうか。
大臣:
それもよく覚えてませんね。というのは徳洲会の方というのは私はあまり、徳田さんはよく知ってますよ、あとの方は存じ上げてませんので、会合自体どうだったかということも含めてですね、いろんな会合をしてますので事細かく全てのことを覚えているわけではございませんので。
記者:
会ったか会ってないかぐらいは確認できるんじゃないかと思うんですけれども、会食自体が。
大臣:
いずれにいたしましてもですね、大臣規範に則って適切に対応するわけでございますので。そのとおりでございます。
記者:
会食はあったんですか。
大臣:
具体的にどうかというのはちょっと私も記憶が定かじゃありませんから。ただ申し上げられるのは、私自身は徳洲会の幹部の方々との深いお付き合いというのは一切ございませんので、徳田先生は別ですよ、あの方は私も国対で一緒にやっておりましたからよく知っておりますけれども、あとの方は深いお付き合いは今までありませんから。
記者:
徳洲会の組織選挙については、御認識はあったんでしょうか。
大臣:
私は徳洲会に応援されたことも何もないので知りません。
記者:
会計検査院がですね、昨年度の報告を一部しまして不適切な処理があったと指摘がありましたけれども、それに対して受け止めは。
大臣:
それは厳粛に受け止めていかなければならんと思いますし、是正していくところは是正していかなきゃならないというふうに思います。

(了)