ホーム > 報道・広報 > 報道発表資料 > 2013年7月 > 東京電力福島第一原子力発電所緊急作業従事者の内部被ばく線量の再評価結果



平成25年7月5日

【照会先】

労働基準局 安全衛生部 労働衛生課

電離放射線労働者健康対策室

室   長 得津 馨

室長補佐 安井 省侍郎

(代表電話) 03 (5253) 1111 (内線 2181)

(直通電話) 03 (3502) 6755

報道関係者各位


東京電力福島第一原子力発電所緊急作業従事者の内部被ばく線量の再評価結果

1 厚生労働省は、東京電力福島第一原子力発電所での緊急作業従事者(注)の内部被ばく線量の一部について、本年4月末に提出された元請事業者による評価値と東京電力による暫定評価値に一定の乖離があることを把握したため、本年5月より再評価を行い、その結果に基づき、以下のポイントのとおり、一部の内部被ばく線量の見直しを行いました。(注)緊急時被ばく限度(100ミリシーベルト。H23.3.14〜H23.12.16の間は250ミリシーベルト)適用労働者。原則としてH23.12.16まで。

                          再評価のポイント
1 趣旨及び基本的考え方
 (1) 東京電力と元請事業者がそれぞれ実施した内部被ばく評価を比較し、乖離があるものについて理由を調査し、必要な場合、内部被ばく線量を見直す。
 (2) 見直しに当たっては、摂取日等に大きな不確実性がある中で、合理的な範囲内で可能な限り安全側な評価となるよう、評価の考え方と方法を可能な限り統一。

2 内部被ばく線量の見直し(合計479人(緊急作業従事者約2万人の約2.5%))
 (1) 厚生労働省の再評価に基づく評価方法の統一による内部被ばく線量見直し
  ア  平成23年8月に東京電力が定めた標準的な内部被ばく評価方法への統一
     (摂取日の考え方・摂取シナリオの統一、放射性ヨウ素の推定方法の統一等)
  イ  合計450人のデータを見直し
       プラス方向への見直し 431人
        最大+48.9ミリシーベルト(以下「mSv」)、平均+5.0mSv
       マイナス方向への見直し 19人
        最大−9.2mSv、平均−2.1mSv  
 (2) 計算ミス等の修正
  ア  係数等の入力ミス、データ取り違え、データ送付ミス、送付されたデータの反映漏れ等
  イ 7社 29人について修正。修正幅:−3.5〜+18.1mSv

2 厚生労働省では、東京電力及び元請事業者に対し、統一された方法による被ばく評価を徹底するよう指導するとともに、計算ミス等については、再発防止を厳しく指導します。
さらに、見直された内部被ばく線量に応じ、大臣指針に基づき緊急作業従事者の健康管理を確実に実施していきます。

                          参考資料

1 緊急作業期間中に50mSv超、100mSv以下の者の増加
 (1)  協力会社(2社)の12人 
 ※  変更前723人(H23.12時点)と比較して1.7%の増加
 (2)  変動幅:36.2mSv〜3.2mSv(内部) 平均13.4mSv
 (3)  見直し後の実効線量:65.19mSv〜51.4mSv
 (4)  主な見直し理由:摂取日の作業開始日への見直し、摂取シナリオの見直し
2 緊急作業期間中に100mSv超の者の増加
 (1)  合計6人(東京電力3人、協力会社3人)
    ※変更前167人と比較して、3.6%の増加
 (注)東電社員1人については、H23年12月以降の緊急作業中に100mSvを超えた)
 (2)  変動幅:48.91mSv〜7.39mSv(内部) 平均21.3mSv
 (3)  見直し後の実効線量:148.78mSv〜101.83mSv
 (4)  主な見直し理由:摂取日を中間日から作業開始日への見直し

PDFファイルを見るためには、Adobe Readerというソフトが必要です。Adobe Readerは無料で配布されていますので、左記のアイコンをクリックしてダウンロードしてください。

厚生労働省携帯サイト

携帯版ホームページでは、緊急情報や厚生労働省のご案内などを掲載しています。

ホーム > 報道・広報 > 報道発表資料 > 2013年7月 > 東京電力福島第一原子力発電所緊急作業従事者の内部被ばく線量の再評価結果

ページの先頭へ戻る