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平成25年6月21日

厚生労働省労働基準局労災補償部

補償課 職業病認定対策室

室長  天野 敬

室長補佐 鈴木秀博

(代表電話) 03(5253)1111(内線5569、5573)

(直通電話) 03(3502)6750

平成24年度「脳・心臓疾患と精神障害の労災補償状況」まとめ

〜精神障害の労災認定件数が475件(前年度比150件増)と過去最多〜


厚生労働省は21日、平成24年度の「脳・心臓疾患と精神障害の労災補償状況」を取りまとめましたので、公表します。
厚生労働省では、過重な仕事が原因で発症した脳・心臓疾患(※1)や、仕事による強いストレスなどが原因で発病した精神障害の状況について、平成14年から、労災請求件数や、「業務上疾病」と認定し労災保険給付を決定した支給決定件数(※2)などを年1回、取りまとめています。

(※1) くも膜下出血などの「脳血管疾患」や、心筋梗塞などの「心臓疾患」は、過重な仕事が原因で発症する場合があり、これにより死亡した場合は「過労死」とも呼ばれています。
(※2) 支給決定件数は、平成24年度中に「業務上」と認定した件数で、平成24年度以前に請求があったものを含みます。


【ポイント】
1 「過労死」など、脳・心臓疾患に関する事案の労災補償状況
(1)  請求件数は 842件で、前年度比 56件の減。3年ぶりに減少した。  【P3 表1−1】
(2)  支給決定件数は338件(前年度比28件の増)で、2年連続で増加した。  【P3 表1−1】
(3)  業種別(大分類)では、請求件数は、「運輸業,郵便業」178件、「卸売業,小売業」127件、「建設業」123件の順で多く、支給決定件数は「運輸業,郵便業」91件、「卸売業,小売業」49件、「製造業」42件の順に多い。中分類では、請求件数、支給決定件数ともに「運輸業,郵便業」の「道路貨物運送業」127件、71件が最多。  【P4 表1−2、P5 表1−2−1、P6 表1−2−2】
(4)  職種別(大分類)では、請求件数は「輸送・機械運転従事者」163件、「専門的・技術的職業従事者」133件、「サービス職業従事者」116件の順で多く、支給決定件数は「輸送・機械運転従事者」86件、「専門的・技術的職業従事者」62件、「販売従事者」39件の順に多い。中分類では、請求件数、支給決定件数ともに「輸送・機械運転従事者」の「自動車運転従事者」152件、83件が最多。  【P7 表1−3、P5 表1−3−1、P6 表1−3−2】
(5)  年齢別では、請求件数は「50〜59歳」272件、「60歳以上」223件、「40〜49歳」216件の順で多く、支給決定件数は「50〜59歳」118件、「40〜49歳」113件、「30〜39歳」56件の順に多い。  【P10 表1−4】


2 精神障害に関する事案の労災補償状況
(1)  請求件数は 1,257件で、前年度比 15件の減となったが、引き続き高水準で推移。  【P14 表2−1】 
(2)  支給決定件数は475件(前年度比150件の増)で、過去最多。  【P14 表2−1】
(3)  業種別(大分類)では、請求件数は「製造業」225件、「医療,福祉」201件、「卸売業,小売業」196件の順で多く、支給決定件数では「製造業」93件、「卸売業,小売業」66件、「運輸業,郵便業」「医療,福祉」ともに52件の順に多い。中分類では、請求件数、支給決定件数ともに「医療,福祉」の「社会保険・社会福祉・介護事業」111件、33件が最多。  【P15 表2−2、P16 表2−2−1、P17 表2−2−2】
(4)  職種別(大分類)では、請求件数は「事務従事者」342件、「専門的・技術的職業従事者」274件、「サービス職業従事者」153件の順で多く、支給決定件数は「専門的・技術的職業従事者」117件、「事務従事者」101件、「サービス職業従事者」57件の順に多い。中分類では、請求件数、支給決定件数ともに「事務従事者」の「一般事務従事者」234件、65件が最多。  【P18 表2−3、P19 表2−3−1、P20 表2−3−2】
(5)  年齢別では、請求件数は「40〜49歳」387件、「30〜39歳」370件、「20〜29歳」242件の順で多く、支給決定件数は「30〜39歳」149件、「40〜49歳」146件、「20〜29歳」103件の順に多い。  【P21 表2−4】
(6)  出来事別の支給決定件数は、「仕事内容・仕事量の(大きな)変化を生じさせる出来事があった」59件、「(ひどい)嫌がらせ、いじめ、又は暴行を受けた」55件、「悲惨な事故や災害の体験、目撃をした」51件の順に多い。
また、増加件数は、「1か月に80時間以上の時間外労働を行った」(前年度比29件増)、「(重度の)病気やケガをした」(同27件増)、「上司とのトラブルがあった」(同19件増)、「セクシュアルハラスメントを受けた」(同18件増)、「(ひどい)嫌がらせ、いじめ、又は暴行を受けた」(同15件増)の順に多い。  【P25 表2−8】

※詳細は別添資料をご覧ください。

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