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平成24年6月15日

労働基準局 労災補償部補償課

職業病認定対策室

室長 天野 敬

室長補佐 鈴木 秀博

(代表電話) 03(5253)1111(内線5569、5573)

(直通電話) 03(3502)6750

報道関係者各位


平成23年度「脳・心臓疾患と精神障害の労災補償状況」まとめ

〜精神障害の労災請求件数が3年連続で過去最高を更新〜


 厚生労働省は15日、平成23年度の「脳・心臓疾患と精神障害の労災補償状況」を取りまとめましたので、公表します。
 くも膜下出血などの「脳血管疾患」や、心筋梗塞などの「心臓疾患」は、過重な仕事が原因で発症する場合があり、「過労死」とも呼ばれています。厚生労働省では、こうした過労死や、仕事のストレスによる精神障害の状況について、平成14年から、労災請求件数や、「業務上疾病」と認定し労災保険給付を決定した「支給決定件数」(※)などを年1回、取りまとめています。


(※)「支給決定件数」は、平成23年度中に「業務上」と認定した件数で、平成23年度以前に請求があったものを含む。


【ポイント】
1 「過労死」など、脳・心臓疾患に関する事案の労災補償状況
(1) 労災補償の「請求件数」は898件で、前年度比96件の増。2年連続で増加した。  【P3 表1−1】
(2) 労災補償の「支給決定件数」は310件(同25件の増)で、4年ぶりに増加に転じた。 【P3 表1−1】
(3) 業種別(大分類)では、請求件数、支給決定件数ともに、「運輸業,郵便業」(182件、93件)「卸売業・小売業」(143件、48件)「製造業」(132件、41件)の順に多い。中分類では、請求件数、支給決定件数ともに「運輸業,郵便業」の「道路貨物運送業」(123件、75件)が最多。 【P4 表1−2、P5 表1−2−1、P6 表1−2−2】
(4) 職種別(大分類)では、請求件数は「輸送・機械運転従事者」(173件)、「専門的・技術的職業従事者」(124件)、「販売従事者」(113件)の順で多く、支給決定件数は「輸送・機械運転従事者」(89件)、「専門的・技術的職業従事者」(37件)、「管理的職業従事者」「サービス職業従事者」(ともに32件)の順に多い。 【P7 表1−3、P8 表1−3−1、P9 表1−3−2】
(5) 年齢別では、請求件数、支給決定件数ともに「50〜59歳」(314件、119件)、「40〜49歳」(228件、95件)、「60歳以上」(227件、60件)の順に多い。 【P10 表1−4】

2 精神障害に関する事案の労災補償状況
(1) 労災補償の「請求件数」は1,272件で、前年度比91件の増。3年連続で過去最高。 【P14 表2−1】
(2) 労災補償の「支給決定件数」は325件(同17件の増)で、過去最高。 【P14 表2−1】
(3) 業種別(大分類)では、請求件数、支給決定件数ともに、「製造業」(216件、59件)、「卸売業・小売業」(215件、41件)、「医療,福祉」(173件、39件)の順に多い。中分類では、請求件数は「医療業」(94件)、支給決定件数は「総合工事業」(22件)が最多。 【P15 表2−2、P16 表2−2−1、P17 表2−2−2】
(4) 職種別(大分類)では、請求件数は「事務従事者」(323件)、「専門的・技術的職業従事者」(318件)、「販売従事者」(167件)の順で多く、支給決定件数は「専門的・技術的職業従事者」(78件)、「事務従事者」(59件)「販売従事者」(40件)の順に多い。 【P18 表2−3、P19 表2−3−1、P20 表2−3−2】
(5) 年齢別では、請求件数、支給決定件数ともに「30〜39歳」(420件、112件)、「40〜49歳」(365件、71件)、「20〜29歳」(247件、69件)の順に多い。 【P21 表2−4】
(6) 出来事別の支給決定件数は、「仕事内容・仕事量の(大きな)変化を生じさせる出来事があった」(52件)、「悲惨な事故や災害の体験、目撃をした」(48件)、「(ひどい)嫌がらせ、いじめ、又は暴行を受けた」(40件)の順に多い。 【P25 表2−8】

※詳細は別添資料をご覧ください。

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