照会先

社会・援護局障害保健福祉部
障害福祉課障害児・発達障害者支援室
発達障害対策専門官 日詰正文
          (内線 3144)
       係長 当新卓也
          (内線 3038)
(代表電話)  03(5253)1111

報道関係者各位

発達障害の啓発に『セサミストリート』の人気キャラクターを起用

~キャッチフレーズは「青でつたえたい 私たちの想い。」~

 厚生労働省は、国連の定めた「世界自閉症啓発デー」(毎年4月2日)の啓発のために、『セサミストリート』とコラボレーションし、ポスター・リーフレットの作成とSNSなどを通じた情報発信を行います。

 毎年4月2日は、平成19年に国連が制定した「世界自閉症啓発デー」です。厚生労働省では、この日から8日までを「発達障害者啓発週間」と位置づけ、自閉症をはじめとする発達障害への理解促進のために、シンポジウムの開催やシンボルカラーの「青」を使ったランドマークのブルーライトアップなどの集中啓発活動を各地域で行います。

 これに先立ち、「セサミストリート」で2017年に登場した自閉症の特性のあるキャラクターの「ジュリア」とその友達でジュリアの良き理解者である「エルモ」と「クッキーモンスター」を啓発のポスターに起用し、2月中旬から全国の自治体を通じて、学校、保育所、福祉関係施設、地域の公民館等に加え、医療機関や鉄道会社に配布します。(ポスター約7万枚)

 また、リーフレットには、より多くの人の目に留まるように「セサミストリート」の人気キャラクターである「ビッグバード」「アビー」「グローバー」を起用し、誰にでも分かりやすいように「世界自閉症啓発デーってどんな日?」、「自閉症って?」、「仲良くなる方法を見つけるには?」という簡易な表現によって、発達障害を知ってもらえる工夫を行っています。

 厚生労働省では、これらの取り組みにより、多くの方の発達障害に対する理解を促進し、発達障害がある人の生きづらさが緩和されるような社会を目指します。

■「ジュリア」ちゃん紹介
 セサミストリートに住むジュリアは、自閉症の特性のある女の子です。みんなと同じように、ジュリアも遊ぶことが好きですが、少し違った遊び方をすることがあります。「みんなちがって、みんないい。」セサミストリートの仲間達はそんなジュリアのことが大好きです。

■発達障害とは
 自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害等のこと。これらのタイプのうちどれにあたるのか、障害の種類を明確に分けて診断することは大変難しいとされています。障害ごとの特徴がそれぞれ少しずつ重なり合っている場合も多いからです。

■世界自閉症啓発デーとは
 国連総会(平成19年12月18日開催)で、カタール王国王妃の提案により、毎年4月2日を「世界自閉症啓発デー」(World Autism Awareness Day)とすることが決議され、全世界の人々に自閉症を理解してもらう取り組みが行われています。
 日本国内でも、世界自閉症啓発デー2018・日本実行委員会が組織され、自閉症をはじめとする発達障害について、毎年、世界自閉症啓発デーの4月2日から8日を発達障害啓発週間とし、シンポジウムの開催やランドマークのブルーライトアップなどを行い、広く啓発する活動を行っています。

 
 <世界自閉症啓発デー日本実行委員会公式サイト>
 http://www.worldautismawarenessday.jp/htdocs/
 上記ホームページより、ポスター・リーフレットのダウンロードができます。

 ※ポスターとリーフレットの画像使用について
   自閉症をはじめとする発達障害への理解促進のための啓発活動以外の用途では、ご使用をご遠慮申し
      上げます。
   また、ポスター・リーフレットの画像を加工・編集してのご使用も固くお断り申し上げます。
   詳細はホームページの使用実施要領をご覧ください。


【ポスターイメージ】


【リーフレットイメージ(表)】


【リーフレットイメージ(裏)】