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平成26年2月7日

【照会先】

労働基準局安全衛生部化学物質対策課

課長 森戸 和美

中央労働衛生専門官 樋口 政純 (5515)

(代表電話) 03(5253)1111

(直通電話) 03(3502)6756

報道関係者各位


「建築物の解体等における石綿ばく露防止対策等技術的検討のための専門家会議」の報告書を公表します

〜石綿の除去作業時における漏えい監視などの対策の充実について取りまとめ〜

厚生労働省は「建築物の解体等における石綿ばく露防止対策等技術的検討のための専門家会議」(座長:神山 宣彦 東洋大学大学院 客員教授)の報告書を公表します。この会議は、学識者と建設産業、解体工事業など関係業界の7名で構成され、平成25年8月から4回にわたり開催されました。

 

石綿や石綿を含む製品などが使用されている建築物は、老朽化による解体などの工事が、今後も増加することが予想されるため、現在の技術的な知見なども踏まえ、一層の石綿ばく露防止対策などの充実が求められています。この報告書では、石綿の除去作業時における漏えい監視などの対策の充実、劣化した煙突などに使用されている断熱材などの除去や、現在労働者が就労している建築物の石綿建材の劣化状況の点検指導といった取組の必要性について取りまとめています。

 

厚生労働省では、この報告書を踏まえ、関係法令の整備について検討を行い、労働政策審議会への諮問やパブリックコメントなどの手続を経て、改正省令などを公布し、施行する予定です。

 

また、本日付けで関係事業主団体に対し、この報告書で提言のあった事項について、法令の整備などを待つことなく対策を図るよう要請しました(別紙参照)。



 【報告書のポイント】

 1 吹付けられた石綿等の除去作業時の措置の充実

ア 作業開始直後の集じん・排気装置の排気口の漏えいの確認

イ 前室における洗身設備、更衣設備の併設及び負圧状態の点検を行うこと

ウ その他、作業開始前の隔離養生の確認や隔離解除時の粉じん処理の確認など

 

2 石綿等が使用されている建築物内での石綿の管理等の充実

石綿を含有する保温材、耐火被覆材等が損傷等している場合の当該建材の除去、封じ込め又は囲い込みを行わせること。併せて、保温材等の封じ込め又は囲い込み作業について、届出等の対象とすること

 

3 石綿等が吹き付けられた建築物等の業務等に係る措置の充実

ア 建築物等内の吹付けられた石綿等についての定期的な点検を行うこと

イ 臨時に他所の建築物内に労働者を派遣する場合でも、当該建築物等の所有者に石綿の使用状況を確認すること

ウ 行政は建築物等の所有者に対し、臨時に当該建築物等に入る業務を発注する場合は、当該建築物等の石綿の使用状況及び損傷、劣化等の状況を受注者に通知するよう協力を求めること

  【専門家会議参集者名簿】

(五十音別:敬称略)

出野 政雄    公益社団法人全国解体工事業団体連合会 専務理事・事務局長

 ○  神山 宣彦    東洋大学大学院 客員教授

小島 政章    一般社団法人日本建設業連合会
         島田 啓三    建設廃棄物協同組合 理事長

内藤 恵       慶應義塾大学法学部教授

名古屋俊士   早稲田大学理工学術院創造理工学部教授

森永 謙二    独立行政法人環境再生保全機構 石綿健康被害救済部顧問医師

○:座長

参集者の所属、役職は、第1回検討会開催時のもの

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