閣議後記者会見概要

H20.12.24(水)09:23~09:26 ぶら下がり

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
特別に閣議関係はありません。今、「生活防衛のための緊急対策」の推進というようなこと、それから行革、閣議前後にありましたけれども、特別にご報告することはございません。

質疑

記者:
薬のネット販売の規制について賛否両論ありますけれども、大臣のお考えを改めてお願いします。
大臣:
これは賛否両論を聞いているところなので、やはり安全性が大事という意見も正しいし、それから、この前車椅子で来られた方のように、買いに行けなくなったらどうするのかというそれぞれの意見が正しいので、それぞれの方には、ではその対策をどうするかを検討してもらっていますから、その上で最終的に決めるということです。
記者:
厚生労働省はもう規制に乗り出すという報道もありましたけれども。
大臣:
これはパブリックコメントで意見をもらったり、それから、公開の場で両方で討論してもらった方が良いのです。この前来られました、車椅子で買いに行けないとか、紫外線に当たって外を歩けない、こういう人に対して、お使いに代わりに行ってくれる人がいなかったらでは薬局はどうするのですか、薬局としては、「では、持っていってあげます。」とか、そういう対応を考えて下さいということを申し上げているので、そういうことについて安全性をきちんと確保する、しかし、利便性をどうするか、それはまだ国民的な議論をやらないで勝手に大臣一人で決めるわけにはいきませんから、これはもっと広く深く議論をして決めるということでないといけないと思っております。
記者:
雇用・能力開発機構は、今日、廃止決定されたのですか。閣議決定。
大臣:
基本的に廃止決定ということで、しかし、職業訓練その他に遺漏無きようにということです。
記者:
名称はまだ。
大臣:
まだ決まっておりません。廃止決定だけです。
記者:
雇用促進住宅の廃止決定される3万戸の扱いなのですけれども、これはもう年内に結論を出すということなのでしょうか。
大臣:
今、検討中で、閣議決定がありますから、その閣議決定と齟齬を来さないようにするにはどうするかということで今検討中です。
記者:
先程、規制の関係で公開の場で討論というのは、公開の場というのは、何かの検討会みたいなのを。
大臣:
そういう意味ではなくて、賛成の方、反対の方、やはりきちんと討論をして、国民がそれを見て、「どうだ。」ということで、最終的には、対立を煽るということではなくて、両方の見解には正しい面があるわけですから、それをどう調整するかということだと思います。ですから、そういうことをお互いに議論を尽くした上で、そしてやはり国民が主人公ですから、国民の意見をよく聞いて、それで私も両方の意見を聴取しておりますけれども、もっと国民的な議論が必要だなという感じがしております。

(了)