閣議後記者会見概要

H20.04.04(金)09:16~09:18 ぶら下がり

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
閣議の方は、特別にありません。その前に開かれました、経済対策閣僚会議、これは、経済の活性化ということで、各省庁が協力してプランを作りましたけれども、厚生労働省関係では、特に就職支援、特に若年者の採用拡大の要請、それから、緊急違法派遣一掃プラン、非正規労働者の待遇改善、ワークライフバランスの実現、新待機児童ゼロ作戦、こういうことを展開することによって新雇用戦略についてもこの経済戦略に資するように早急にやるという発言をした程度であります。あとはありません。

質疑

記者:
75歳以上の人を対象にした医療制度の関係なのですが、野党4党の方が、15日から年金から天引きが始まることについて反発を強めています。凍結等を求める声もありますが、大臣としてどう考えられますか。
大臣:
これは、政府与党で2年前にきっちり決まった法律ですから、今はもう既に全て実施の準備もできている、各市町村も体制が整っている。一部まだ遅れている所もありますけれども。これは、かえって途中で変えるということではなくて、着実に実施するということが制度の目的ですから、それはきちんとやっていきたいと思います。
記者:
体細胞クローンに関してですが、アメリカの出荷自粛の対象が初代のみということで、その影響と今後の対応をどのように考えていらっしゃいますか。
大臣:
クローンについて、後代については、いろんな研究が各所で行われて、内外、これはもう安全であるというようなものが出ております。それらを基にして、しかし、念のために過去そういうケース、つまり安全であるというのは、いろんな研究成果があっても、しかし、念のために食品の安全委員会に諮るということでこれをやっておりますので、広くそういう安全性を二重三重に確認するということは大変結構だと思いますので、その上で、万が一にも何か問題が起こるようなことがあったり可能性があれば、それは直ちに対応を考えるということです。

(了)