閣議後記者会見概要

H20.01.25(金)09:20~09:23 参議院議員食堂

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
今、閣議が終わりました。一つだけ特記することは、社会保障国民会議が正式に決まりましたので、これが開かれるということであります。総理のイニシアティブの下に、将来にわたって国民に信頼される社会保障制度に裏打ちされた、すべての人が安心して暮らし、本当の意味での豊かさを実感できる社会をつくっていくための取組みと、それで、有識者の参加を得つつ、社会保障のあるべき姿と、その中で、政府にどのような役割を期待し、どのような負担を分かち合うかを、国民が具体的に思い描くことができるような議論を行うため、社会保障国民会議を開催するということで、追って内閣官房からメンバーリストなどは出ると思います。おそらく来週ぐらいに、国会日程と調整しながら第一回が開かれると思いますので。もちろん厚生労働大臣も常時出席するメンバーになると思いますので、これが閣議の一つの関連事項です。

質疑

記者:
昨日、年金記録問題の関係閣僚会議がありまして、その中で、ねんきん特別便の見直しということも話題になったと思います。終わった後、大臣の方から、その内容について今日中にでもというお話がありましたけども、具体的なその後の検討状況について教えてください。
大臣:
実は、まずその前に、私の下にアドバイザーを、直属の機関として作りました。これは、アドバイザーとかアドバイザリーなので、そのまま日本語に訳して諮問委員会という形にしましたけれども、経済財政諮問会議があるので紛らわしいから、ちょっと名前を考えてくれという官邸からの要望がございましたので、アドバイザリーグループとかタスクフォースとかいう横文字も何なので、まさに作業をやるわけですから年金記録問題作業委員会と、こういうようにちょっと名前を変えさせていただきましたが、中身はやることは変わりません。それで、その作業委員の先生方が6名ほどおられるので、全員集まって作業というようになかなかいかないので、今、メールやファックスや電話がありますから、どういうようにすればよろしいでしょうかと、こういう案でどうでしょうかといったことを、メールで送って、それに書き込みをして戻してもらうという作業を、今、精力的にやっているところです。何とか今日中に出せるようにということで、お昼ぐらいまでを目途に意見集約をやって、それから必要な書類を作る、そういうようなことをしていますので、今の目途としては、予算委員会が3時過ぎまでありますから、それが終わって、4時前後ぐらいに何とかできないかなと。若干時間のずれがあるかもしれませんが、今、そういうことで、今日中に発表するという見通しの下に、今がんばってやっています。それは決まり次第、また皆さん方に何時にやれることになったとお知らせし、私の方から、その作業委員会の作業の結果、それで、こういうようにやるという方針を簡単にご説明したいと思います。

(了)