閣議後記者会見概要

H20.01.08(火)09:36~09:40 ぶら下がり

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
閣議は、特別に報告することはありません。

質疑

記者:
今日、閣議、閣僚懇ずいぶん長引いたようなのですが。
大臣:
皆さん海外出張なさったもので、それぞれ中国行ってきた、鴨下さんはツバルに行って来てツバルが沈みそうだとか高村さんがアフリカかな、そういうのをいろいろご披露していたので、それがずいぶん時間がかかりました。後は、経済情勢についての報告があったりしましたのでずいぶん時間がかかってしまいました。年末年始閣議がなかった分だけの話があったということです。
記者:
肝炎の救済法案なのですが、今日、衆議院の方で採決が行われる見通しです。改めて受け止めと、今回対象にならなかった血友病患者の方々から不安の声も上がっているのですが、それに対して今後どう応えていくか。
大臣:
皆さん方のご努力でここまで来ましたので、衆議院、そして参議院を通ってなんとか早く成立させたいと思っていますので、これはもう皆の力が共になった結果だと思って大変喜ばしく思っています。ただ、今回はこの訴訟を解決するということでしたので、今のような形の法案になりましたけれども、それで全てが終わったわけではなくて、先天性というか、この方々の話もありますし、いろんな問題がまだあると思いますから、それは一つ一つ今後の検討課題として、またどう取り組んでいくかを考えていきたいと思います。
記者:
企業との交渉というか、今後の、これは厚生労働大臣に委ねられているようですけれども、どういう対応をされるのでしょうか。
大臣:
これは法案の16条にきちんと書いてありますので、これは今からきちんと事務的に詰めていってという段階です。地道にこれは協議をして、まだ今からやる段階ですから、法案通って、法案の16条に基づいてきちんとやっていく。ただ、立法府の皆さん方がここまで努力して国民的にこういう合意ができましたので是非メーカーの方々にも一緒になってご協力を賜りたいと思います。
記者:
基本は、3分の1が国の負担というスタンスという理解で良いのでしょうか。
大臣:
基本はそうですが、これからまた交渉になると思いますが、メーカーの方々もきちんと対応してくれるということを期待しております。
記者:
年末にグロブリンから新たに肝炎ウイルスが発見されたという話がありますが、分かればその調査状況とあとそういう新しいリスクというのが指摘された場合どうされるかというのを。
大臣:
これは研究者の方々と今接触をとっていて、今からの委員会で同種の質問が出ると思いますので、そこできちんと科学的なことなので、私よりもむしろ専門家の方の、政府参考人の方からお答えしていただこうと思っていますので、そこで正確にお伝えしたいと思います。

(了)