閣議後記者会見概要

H19.05.15(火)08:42~08:47 参議院議員食堂

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
おはようございます。本日の閣議ですが、役所の人事、交通関係でしたけど、それがございましたのと、海外出張の大臣の臨時代理のご指命がありました。私の方からは以上です。

質疑

記者:
熊本の赤ちゃんポストの件ですけれども、3,4歳児が預けられたという話がありますが、事実の認識等についてお願いします。
大臣:
私も地元紙の報道でそういうことがあったということを知らされました。これは、かねてから申し上げますように、あってはならないことであるということでございます。そういうことが大前提ですけど、あった上はですね、児童相談所等で、しっかり後のお世話をするということにしなければならないと、このように考えています。
記者:
今の赤ちゃんポストの件なんですけれども、開設された初日に、しかも3歳から4歳児という年齢なんですが、その点についてはいかがですか。
大臣:
いや、そういうことではなくて、これは本当に病院の先生のお考えによってこういう施設を置かれているわけですが、これを設置されるに当たっても私どもそれがあるからといってそういうことがあるということはよろしくない、あってはならないということをかねてから申し上げてきていることでございますけども、基本的にそういう考え方を申し上げたいと、こういう段階においてもなおそういうことを私として申し上げなければならいと、こういうふうに思っているということです。
記者:
赤ちゃんポストという名前の赤ちゃんではなくてですね、新生児ではなくて、3歳か4歳という、病院側が想定していない第1号の置いていった行為があったんですけど、そのことについて、3歳から4歳といわれていることについてどうお考えでしょうか。
大臣:
それについては、別段私として考えを申し上げなければならないというふうには思いません。
記者:
育児放棄を助長するという面が懸念されていたんですけれども、今回実際に具体的にこういう事例があって、どのようにお考えでしょうか。
大臣:
それですから、最初からずっと申し上げていることなんですね。そういうことをなさってはいけませんということです。
記者:
それを改めて呼びかけるような、行政としての対応というのは何かお考えでしょうか。
大臣:
いや、こうしたことがありましたので、改めてその考えを繰り返し申し上げていると、こういうことですね。
記者:
タミフルと異常行動の関連に関してなんですが、昨日、タミフル以外のインフルエンザ治療薬でも異常行動が16件あったというふうに厚生労働省の発表があったんですが、このことに関してご感想と、他の薬に関しての何か呼びかけのようなものを考えていらっしゃるかということについて。
大臣:
これは審議会で専門の先生方にもう一度総ざらいをしてお考えいただいているわけで、これからとにかくいろいろな事象を全部収集して、その上にたって適切な判断をお示ししていただくと、それを受けて私どもとしてどのようにするかということを考えていきたいということです。

(了)