閣議後記者会見概要

H19.03.02(金)08:51~08:55 参議院議員食堂

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
本日の閣議ですが、ちょっと案件が盛りだくさんでした。日本郵政公社の総裁の人事、労働力調査、CPI、家計調査、私から有効求人倍率。これは、1月は1.06で前月に比べて0.01ポイント下回るということですが、基本的に横ばいという状況が続いたと。それから、文仁親王殿下のタイ訪問、国家公務員の配置転換、採用抑制の話、ボリビア他の諸外国への緊急援助の話がございました。閣僚懇に移りまして、宮崎、岡山の鳥インフルエンザの対策の終結、それから、経団連に対する経済産業省の下請け取引等の正常化の申し入れの話がありました。それから、私から、先程の有効求人倍率の話に加えまして、フリーター、ニートが、平成18年中の動向として、フリーターが14万人減の187万人になりましたと、それから、ニートは2万人減の62万人になりました、という報告をしておきました。それから、財務大臣から、こういう景気の状況の時だけに予算の年度内成立が何よりも望まれるという話がありました。以上です。

質疑

記者:
今の大臣のお話で、フリーターの数が187万人になったというお話がありましたけれども、200万人を切るのは数年ぶりということになると思いますが、これについての大臣のお受け止めをいただけますでしょうか。
大臣:
そうですね。217万人をピークにして、2010年までにピーク時の8割、これは数にすると174万人ということでございますけれども、それに向けて努力もしていますし、また労働市場の需給も強まってきているというようなことの中で、これが減少しているということは喜ばしいことだと、このように考えます。
記者:
この減少の大きな理由は、やはり景気の回復というふうに見ていらっしゃるんですか。
大臣:
これは、両方でしょうね。両方だと思います。ハローワークの努力もあずかって、力があったということは言えるんじゃないでしょうか。
記者:
フリーターの減少した分は、正社員になっているのか、それともパートをやっているか。
大臣:
フリーターは基本的に正社員化していると、常用雇用化しているということですね。
記者:
正社員だと。
大臣:
はい、そういうことです。

(了)