閣議後記者会見概要

H18.11.02(木)09:07~09:15 参議院議員食堂

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
本日の閣議でございますが、閣議、閣僚懇ともご報告されたものはございません。珍しいケースです。

質疑

記者:
国会の審議の方なんですけれども、法案の審議も始まりましたが、意外と審議する法案が少ないのかなという印象なんですけれども、今後の見通しみたいなものまたは希望みたいなものを言っていただければ。
大臣:
もともと臨時国会でございまして、その意味では法案の数というものについては、当省は継続事案だけということになったわけで、今のご指摘のように若干少ないということは当初からの事態でありました。現在、感染症法改正案をご審議いただいているわけですが、これができるだけ早くご賛同いただいて成立になることをまず希望いたしております。その後は、提出法案としては社会保険庁関連2法案ということになりますが、率直なところ、与党のいろいろなご議論も伝え聞いているところでございまして、そういうことを含めて理事会のご協議がどういうふうなことになるか、我々としても強い関心で見守っているわけですが、我々の立場としては、これの審議に入り、また進めていただきたいということは変わりありません。
記者:
今朝、閣議が始まる前に、財務大臣ですとか、官房長官ですとか、閣僚の方々とお集まりになられたようですけれども、具体的にどのようなやりとりを。
大臣:
これは、EPAの関係で、関係閣僚の非公式会合ということで開催されました。私もこれに出席いたしました。それぞれの閣僚から、まず第一には、外務大臣からEPA交渉の現状を報告をいただきまして、その後、それぞれのこのEPAに臨む各大臣の考え方というものについて、それぞれの立場から見解の表明がございました。私の方からは、先般のフィリピンとのEPAで初めて医療福祉分野のサービスについて、この要員の受け入れというか、研修生の受け入れというものが行われたわけですが、今後の考え方としても、それと同じような考え方、一つは、これはあくまでも専門家の受け入れという位置づけであるということ、それから、二番目に、国家資格の取得、受け入れ枠の設定等の我々の方の基本原則が相手国によって受け入れられることが前提だということ、それから、また今後においても、相手国から要望があった場合にこれについて検討すると、こういう3つの基本方針で臨みたいということを申し上げた次第です。

(了)