閣議後記者会見概要

H18.02.28(火)08:54~08:57 ぶら下がり

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
今日は、この間土曜日にやりましたタウンミーティングの報告を致しました。農林水産大臣から、フランスの訪問についてご報告がありました。以上です。

質疑

記者:
タウンミーティングのご報告はどういった内容だったのでしょうか。
大臣:
ニート問題を考えるタウンミーティングを枚方で小坂文部科学大臣と私でやりました。基本的に、私から申し上げたのは、サポートステーションなどを作って、若者の相談に乗りたいと思うけれども、そこへはニートの若者自体が出てこない可能性がある。したがって、その場合はニートの親御さんの相談を受けます。親子だけで悩むというのはやめて社会と相談してください。そういう意味では企業とか社会など全体がニート問題をどう考えるか。あえて今回フリーターの問題は避けました。本質的にはニート問題とフリーター問題は違うと思うから。したがって、ニート問題に限ってやった。ただ、会場で出た質問の3分の1はフリーター問題であり、就職の問題でしたが、就職の問題やフリーターは、実は意欲があるけれども、うまくいかないということなので。ニートの方は、そこまでまだ出て来ない人達をどうするかという話で、少し切り口を変えた方がいいなという感じはします。
記者:
公務員の削減問題についてなんですけれでも、現在のところ社会保険庁と医療センターの方がまだ政府の目標としているところまで達していないような感じですけれども、今後も。
大臣:
どういう意味。
記者:
社会保険庁に関しては、
大臣:
一万人も削減すると言っているのに、5%と全然違う話じゃないですか。
記者:
今後はどういった形で、政府の提案に対して近づけていこうという感じでしょうか。
大臣:
要するに、去年から7カ年計画を組んできちんとして、法律改正まで出ている省庁に、またそこへ追加で減らしてくれという議論があるわけないでしょう。そうしたら先に努力しているところは、また割り増しをもらうという話になって、正直言ってそこは受け付けません。5%以下なら「あと2%やれ」という議論はあるかもしれないけれども、先駆けてやっているものに対して、また出してくれということについては、それはとても議論にならないですよね、はっきり言って。あそこに入っていること自体がおかしいと思っていますし、逆に言えば「済」と書いてもらってほしいですね。
記者:
民主党のメールの問題で、今日にも謝罪の会見を開くというような報道になっているんですけれども、とりあえずこれまでの民主党及び永田氏の対応について、どのようなご感想をお持ちでしょうか。
大臣:
黙って見ていればいいと言ったとおりですので、向こうが回答を出すわけですから、徐々に、今日の永田さんの会見を受けて、また民主党の中で党内議論が始まりますので、見ていればいい。
記者:
今日総理から何かお話はありましたでしょうか。
大臣:
今日は冬季オリンピックメンバーが帰ってくるものですから、夏のオリンピックに比べて冬季オリンピックの国内における設備体制、それが少し弱いんじゃないかという意見がありました。夏はかなり確保できていますけれども。

(了)