閣議後記者会見概要

H17.11.18(金)10:29~10:33 省内会見場

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
今日は、政令で、児童福祉法の一部を改正する法律の一部の施行に伴う関係政令の整備に関する政令ということで1件厚生労働省関係でございました。それから、財務大臣、経財産業大臣から海外出張のご報告がございました。APEC閣僚会議の参加です。
それから、閣僚懇談会で、ワールドカップ開催国の決定についてということで、結論として敗れて、ニュージーランドに決まりました。その後、この問題でOECDの陣頭指揮の戦闘に敗れたということで、こういう国際大会なり、世界的な機関の選挙なり、そういうものについて日本の体制全体が弱いのではないだろうかという発言が随分出ました。以上です。

質疑

記者:
鳥インフルエンザの関係で、アメリカの食品医薬品局が治療薬タミフルを服用した日本の小児患者12人が死亡したとの報告をまとめ公表したという報道が一部あるのですが、このご報告を聞いていらっしゃるか。
大臣:
聞いていない。
記者:
そうですか。
大臣:
日本人12人が死んだ。
記者:
日本の小児患者12人が死亡したとの報告をアメリカの食品医薬品局がまとめたと。
大臣:
日本で日本人が死んだと。
記者:
そういうことのようですが。
大臣:
その事実は聞いてないですね。12人死んだという話でしょう。少なくとも、私は聞いていないね。皆さん方も聞いてないでしょ。日本国内でだろう。
記者:
はい。日本の小児患者が死亡したとの報告をまとめ、公表したというのが流れているんですが。
大臣:
ちょっと分からない。
記者:
今日また三位一体で回答は正午までということになっているようですが、これについてはどのように対応されるのでしょうか。
大臣:
今日11時から12時過ぎまで第8回目の議論をするものですから、先ほど二橋副長官に「いずれにせよ提出は少し遅れるよ」ということで、声はかけておきました。
記者:
三位一体の生活保護の見直しについては、一部で生活保護費の給付そのものの縮小と、制度の見直しをしたらどうかという意見も出ているんですが、こういった意見に大臣はどのようにお考えでしょうか。
大臣:
根本的な議論が、それは正直言って今議論している話とかなり違う議論になりますよね。今の話は、相当時間をかけなければいけない話でしょう。生活保護費の問題については2年前から始まって、昨年の政府与党合意で今年の秋に結論を見るということになっていますので、その議論とごっちゃにすることは少し無理だろうと思います。それは根本的には我が省もハローワークとの連携というのを就業に関してもっとやっていかなければならないと思っています。

(了)