閣議後記者会見概要

H17.08.05(金)08:42~08:49 参議院議員食堂

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
閣議における大臣発言からご報告申し上げます。平成十七年度公益法人に関する年次報告について総務大臣から、公益法人制度の抜本的改革について行政改革担当大臣から、「裁判員制度の円滑な実施のための行動計画」について内閣官房長官から、さらに「裁判員制度の円滑な実施のための行動計画」について法務大臣から、また、ハイチ選挙プロセスに対する緊急無償資金協力について外務大臣からそれぞれ発言がございました。続いて、人事について文部科学大臣、経済産業大臣、国土交通大臣から発言がございました。閣僚懇談会における発言はございませんでした。

質疑

記者:
郵政の関係で先行きが見えないんですけれども、仮に可決されて解散がないという前提としても障害者自立支援法案の審議が非常に少なくて、本国会での成立が微妙視されているんですけれども、大臣の現在のお考えとして多少審議が少なめだとしても是非成立をお願いしたいのか、その辺りの今のお考えを。
大臣:
是非成立させたい、と思っております。従いまして、最後まで全力を尽くします。月曜日に本会議で郵政民営化法案が採決されると思いますので、その後火曜日以降集中的に審議していただければ、日にちはまだ残っていると考えております。申し上げたように最後まで全力を尽くしてまいりたいと考えております。
記者:
2点質問させていただきたいのですが、まず1点は、首相がもし衆議院解散の臨時閣議を召集した場合、尾辻大臣はこの解散の文書に署名されるかどうかということをお伺いしたい。もう1点は、藤井政務官になると思うんですが、厚労省の副大臣・政務官の中で参議院でやられている方で、大臣のところに失礼な話ですが辞表を持って来られた方、もしくは来られる予定のある方は現段階でいらっしゃるかということをお伺いしたいのですが。
大臣:
署名するか・しないかというのはあくまでも仮定の話でありますので、今日お答えすることは控えさせていただきたいと存じます。それから、誰か私のところに辞表を持って来られたかということについてお答え申し上げますと、実際そういうことはございません。
記者:
解散詔書の件ですが、それは状況によっては自分の良心に従って解散文書に署名しないということもありうるという話があるということで。
大臣:
その辺で答えるとまた誤解を招いたりすると思いますから、「あくまでも仮定の話でありますからお答えをいたしません」ということでお許しいただきたいと存じます。ただ1点申し上げるとすると、まだ私には早急にしなきゃならない仕事が、例えばアスベストの問題などですけれども残っておる。ということは私の使命として残っておるということは強く感じておるということを申し上げておきたいと存じます。
記者:
そういう重要な問題が起きているときに政治空白を招くような事態が起きるということはあまり好ましくないというふうにお考えになられているということでしょうか。
大臣:
好ましくないと考えております。
記者:
郵政が可決されても否決されてもいずれにせよ政治的混乱は生じると思うんですが、今おっしゃったアスベスト問題について8月中、9月中それぞれの締め切りが設定されていますけれども、どのようなお考えで臨むおつもりですか。
大臣:
とにかくこの問題に全力を挙げて対応したいと考えております。昨日も専門家会議を厚生労働省の中で開きました。私も行って「精力的にご審議いただきたい」というお願いもいたしましたし、随分昨日だけでもいろいろなご意見いただいておるようでありますから、精力的に、本当に精力的に取り組んでいきたいと考えております。

(了)